理想&現実
技能実習・特定技能の両制度関係者の皆々様にとっては、知らない人はいないだろうと言えるほどの有名人。
技能実習生・特定技能・技人国等、問題に巻き込まれたベトナム人労働者の救済をされている方です。
特にコロナ禍の際にはベトナムにも帰れず、職場を解雇され行き場を失ったベトナム人たちの貴重な避難場所となっていました。
ただ、こうした民間の救済団体が有名になっているという事実は重く受け止めるべきだと思います。
先日の鹿児島県枕崎市の組合・企業のように蟹工船か女工哀史かのように技能実習生を扱うところがなければ、技能実習生が妊娠・出産したら解雇・帰国させるようなところがなければ、人材派遣会社が専門と職種不適合のなんちゃって技人国を扱い、給与未払い等で放り出さなければ、本来、救済団体は不要なのですから。
断言しますが、育成就労制度になろうが、本人意向の転籍ができるようになろうが、救済団体に駆け込むベトナム人労働者は300%発生します。
だって、技能実習制度と何も登場人物が変わっていないんですから。
「本人意向の転籍ができるんだから失踪者は減るだろ!!」と言っても、最低1年は勤務しなければなりませんし、試験に合格しないと転籍もできませんので、そんなん待ってられないから失踪するという外国人労働者は確実に発生しますし、受入企業側に非がある“やむを得ない事情による転籍”はどのタイミングでも可能ですが、監理支援機関は新たな受入先の確保等、確実に積極的には動きませんし、OTITへの手続きもあり、新しい企業で働き始めるまでに時間も要しますので、正規の手続きを取っている余裕がなく、一刻を争う場合は失踪を選ぶやろと思います。
OTITの人手不足やたらい回しにするお役所体質もどうにかしてほしいものです。
「外部監査人がおるやん!!」と言っても、その外部監査人にもなりうる行政書士がつい最近ふざげた技人国の申請をしていましたし、監理支援機関や送出機関とつるんでろくでもないことするんちゃうん⁇と頭の片隅で考えている自分がいます。
逮捕された行政書士の男、ベトナム人約50人の入管手続きで十数社の会社名を勝手に使ったか…ブローカーから数百万円の報酬
技能実習制度上、優良の監理団体を“一般”、その他を“特定”と呼んでいますが、一般のほうが技能実習法に基づく行政処分を受けていますし、数自体も一般のほうが倍近いですが、ほぼ全ての制度関係者(特に送出機関)は「そんなに優良の監理団体おらんやろー」、「あそこが優良とか何の冗談やねん」と思っています。
自分でもびっくり、なんでこんなに悲観的なんでしょ(笑)
まじめな送出機関から、まじめな監理支援機関を介し、まじめな受入企業にまじめな外国人労働者が配属される世界線を期待したいところです。
追伸
真面目に取り組んでいる監理団体さん、受入企業さんの名誉の為に申し上げておきますが、ベトナム人労働者が“日越ともいき支援会”を含む何かしらの救済団体に駆け込んだ事案の中で、明らかに組合・企業に全く非がない場合も確実に存在します。
例)
技能検定基礎級に不合格(追試を含む)になった技能実習1号のベトナム人が“帰国させられる!!”と大騒ぎ。
'Bà tiên' người Nhật cưu mang 15.000 lao động Việt
https://vnexpress.net/ba-tien-nguoi-nhat-cuu-mang-15-000-lao-dong-viet-5045135.html
