見出し画像

日本が見放される理由

安かろう悪かろう

中々ずれたことを仰っている特定技能自動車運送業についての記事。

「N3保有者がわざわざバス業界に来るとは思えない。制度の趣旨が担い手確保だという点を考えれば1段階下のN4ではどうか」と鹿児島交通の西村将男副社長。

南日本新聞

→N3保有者がわざわざ来るとは思えない原因を何とかしなさい。
日本人が雇用定着できない理由ときっと同じです。
そもそも、特定技能は職種に追加するにあたって、必要な施策をしてもなお補えない労働力を補填する為のものです。
N3保有者がわざわざ来ない最大の原因は賃金です。二種免等複数のハードルを越えてまで従事したいと思える魅力がないからです。

運転能力を重視すれば運行に問題はないとし、日本語能力の条件緩和を求める。

南日本新聞

→周囲が懸念しているのは運行能力ではなく、何かあった際の対応能力がN4ではあまりにも低いという点です。現場のN3ですら非常に怪しいにも関わらずN4に下げようなんて狂気の沙汰か寝言にしか聞こえません。

特定技能の外国人受け入れには、送り出し機関への手数料などで一人当たり100万円以上かかる例もあり、バス事業者の負担は小さくない。

南日本新聞

→どんな送出機関を使う気なんですか??w
手数料、入国航空券、登録支援機関への諸々の支払いを込みにすればありえなくはないかもしれませんが、送出機関への支払いなんて30%そこらの水準です。「送出機関が暴利を得ている」「送出機関のせいで受け入れが進まない」的なスケープゴートにするのは止めていただきたいです。

「本当に外国人材を集められるなら助かるが、絵空事のように感じる。国にはもっと現場を見てほしい」と話す。

南日本新聞

→ただでさえ十分か怪しい日本語要件を更に下げようとすることのほうが余程絵空事でしょう。

日本が外国人労働者から選ばれなくなる最大の理由はこれだと思っています。

「外国人労働者を安く雇おうという意識」

安かろうで労働者を雇おうとすれば、一緒に「悪かろう」が付いてきます。
安くて良い人材なんて世界中探しても存在しません。
それなりの教育を受けた人材を雇うにはそれだけ時間もお金もかかるのは当たり前の話です。

ましてや日本は円安街道一直線ですので、既に外国人労働者への訴求力は弱まっています。

そこに人材に欠ける費用や時間までケチるようになったら、もう先は見えているでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!