育成就労制度×日本語

技能実習生×日本語
現行の技能実習制度は「介護」以外に日本語要件はなく、極論日本語が0でも入国可能です。
写真は、技能実習生の求人ですが、
・岐阜
・縫製
・手取り18-25万円
・18-46歳
・勉強は出国前に2か月だけ
・面接3/11
という内容です。
送出機関は勉強させる気が欠片もありません。
なぜ勉強させる気がないのか??
原因はいくつかあります。
1.実習生側に勉強の意思がない
少しでも早く日本へ行って働きたいという意識が強く、「仕事さえできれば日本語は要らない」と考える層が一定数おり、又、送出機関もそれを矯正するつもりがありません。
2.不人気職種
縫製は人気が最低と言っても過言ではなく、人材募集も募集ブローカー頼みという色合いが強く、他職種に比べて送出機関が強く言えない状況にあります。
募集が難しい待遇や職種の場合、縫製に限らず、
・勉強は短期間!!
・故郷で勉強可(ハノイやホーチミンで集合講習不要)
といった募集の仕方が多くなります。
当然、入国時点の日本語能力はほぼ0です。
3.年齢層
ベトナムで縫製の実習生を募集する場合、10代20代が募集できる確率は限りなく0に近く、30代後半40代の候補者が参加することが非常に多く、送出機関としても年齢の高い候補者に日本語を勉強させたところで上手にもならないと端から諦めている面もあります。
*送出機関の教育能力はお世辞にも高くなく、出来の悪い/飲み込みの悪い人材を並の水準に持っていく能力は皆無と言っても差し支えないでしょう。
育成就労制度になってから
今後、育成就労制度に移行した場合、就労開始前にA1、特定技能1号移行前にA2、特定技能2号移行前にB1と段階を追って日本語要件が課されることになります。
但し、縫製のように不人気全開の職種、待遇が悪く募集が困難な職種の場合、年齢が高い、学習意欲皆無といった人材が日本に送り込まれる可能性が高くなります。
そうした場合、3年、救済措置込みの計4年でサヨウナラという事態も普通に起こりえます。
受け入れる所属機関、間に入る監理支援機関の方々、求人を出す段階でどこまでのレベルを期待し、どの程度の期間の就労を期待しているのか、又それが現実的なものなのかきちんと精査した上で送出機関に投げるようにしましょう。
入国してからでは正直後の祭りです。
