ネイサン・デ・キャット(Nathan De Cat, TSG 1899 ホッフェンハイム):RSCAフューチャーズが生んだ、サッカーベルギー代表の新たな「逸材」のプレースタイル・経歴を紹介!
ネイサン・デ・キャット

Nathan De Cat
所属クラブ:TSG 1899 ホッフェンハイム
生年月日:2008年 7月19日(18歳)
出身:ビルボールデ, ベルギー
身長:192cm 利き足:右足
主なポジション:8番(攻撃的ミッドフィルダー)
ベルギー代表の新たな「逸材」

2025/26シーズンのドイツ・ブンデスリーガで5位となり、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得したTSG 1899 ホッフェンハイムが、ボーナスを含めて最大€20mと推定される移籍金を投じて18歳のベルギー人ミッドフィルダーを獲得した。ネイサン・デ・キャット。ユーリ・ティーレマンスやジェレミー・ドクなどを輩出した名門RSCアンデルレヒトのユースが生んだ、新たな「逸材」だ。
2026年7月に18歳になったばかりのデ・キャットは、アンデルレヒトのトップチームで既に50試合以上の公式戦に出場し、ベルギーのA代表でもデビュー。カップ戦の準決勝ロイヤル・アントワープFC戦の第2戦では、1ゴール1アシストの活躍で決勝進出に貢献した。巨大な才能を示したデ・キャットには欧州中の強豪が熱視線を送ったが、彼が新天地に選んだのはバーデン地方だった。
サッカーだけに集中できるジンスハイムに本拠地があるうえ、近郊には住みやすいことで知られる古都ハイデルベルクがあるなど、ホッフェンハイムは18歳の若手がプレーするには魅力的だ。実際、バズマナ・トゥーレやフィスニク・アスラニなど、若手が活躍している。ポジションのライバルであるグリシャ・プレメルとムハンメド・ダマールが退団したことも追い風となっただろう。
デ・キャットのプレースタイル

身長192cmのフィジカルを持つデ・キャットは、推進力のあるドリブルと正確なキック能力を武器とするワールドクラスのMFの「卵」だ。アーセナルFCのデクラン・ライスとマンチェスター・シティFCのロドリをロールモデルに挙げる彼は、アンデルレヒトでは、攻撃的な8番として起用されて活躍。当たり負けしないうえ、足元の技術も精緻で、フィールドの中央で存在感を発揮する。
圧巻だったのが、2025/26シーズンのジュピラー・プロ・リーグの第11節シント=トロイデンVV戦。11分、味方からのパスをコントロールしてバイタルエリアへ侵入したデ・キャットは、ペナルティアーク手前で右足を一閃。強烈なミドルシュートをゴールに突き刺した。ヴァウター・ブルヘルやレオン・アヴドゥラフとともに、ホッフェンハイムの中盤で躍動する日も遠くないだろう。
デ・キャットのキャリア

2008年夏、ブリュッセル郊外のビルボールデで生まれたデ・キャットは、KVメヘレンでサッカーをはじめ、Act2Preventやメヘレンとアンデルレヒトの合同チームなどを経て、15歳の誕生日を迎える前にU-18チームへ昇格。驚異的なステップアップを果たした彼は、2024年1月にアンデルレヒトのトップユースチームである「RSCAフューチャーズ」に加わり、同チームでプロデビューを果たした。
2024年夏にプレシーズンツアーに帯同したうえ、16歳にして実質U-23チームであるRSCAフューチャーズの主力となったデ・キャットは、とくに2024/25シーズン終盤に活躍。2025年2月には、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェSKとのヨーロッパリーグ第2戦でトップチームでの公式戦デビューを飾った。わずか16歳7ヶ月の若さでのデビューだった。
ステップアップしていくデ・キャット

2024/25シーズン、ベルギー・プロ・リーグのプレーオフで6試合に途中出場したデ・キャットは、ロイヤル・アントワープ戦でトップチームでの初ゴールを記録。2025年夏のU-17欧州選手権でベルギー代表として活躍した彼は2025/26シーズン、開幕から先発起用され、開幕戦のKVCウェステルロー戦でフル出場。同試合で、トルガン・アザールの先制点をアシストしている。
デ・キャットは、第11節のシント=トロイデン戦でロングシュートからシーズン初ゴールを挙げると、11月には4連勝したチームの中心となって、月間最優秀選手賞を受賞。2月にベスニック・ハシ監督が解任されると、後任のジェレミー・タラヴェル監督はデ・キャットをより攻撃的に起用し、とくにベルギーカップ準決勝の第2戦ではアントワープを相手に1ゴール1アシストを記録した。最終的には、ベルギーの年間最優秀若手選手に選出されている。
読了していただき、ありがとうございます!
そのほかTSG 1899 ホッフェンハイムに関する記事はこちら

