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フェリックス・ヌメチャ(Felix Nmecha, ボルシア・ドルトムント):サッカードイツ代表で躍動する、新世代のダイナモのプレースタイル・経歴を紹介!


フェリックス・ヌメチャ

Felix Kalu Nmecha
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
生年月日:2000年 10月10日(25歳)
出身:ハンブルク, ドイツ
身長:190cm 利き足:右足
主なポジション:8番(攻撃的ミッドフィールダー)




ドイツ代表、新世代の「ダイナモ」

フロリアン・ヴィルツジャマル・ムシアラなど、今のサッカードイツ代表には重要な役割を担う選手が何人かいるが、もっとも重要な役割を担っている選手はフェリックス・ヌメチャだ。というのも、フェリックスが相手中盤を制圧しつつ、ビルドアップをサポートし、前線にも顔を出す「ダイナモ」の役割を担ってピッチ上に数的優位を形成できるかどうかが今のチームの核心だからだ。

ドイツ代表でアレクサンダル・パヴロヴィッチとのダブルボランチで中盤を形成するフェリックスは、ボックス・トゥ・ボックスとしてチームに量をもたらしつつ、足元の正確なタッチからプレーメイクをすることもできる。またときには最前線へと顔を出し、シャドー的な役割を担うこともできる。名門クラブで歩んできたエリートらしいオールラウンドな能力を持つのが、フェリックスだ。


フェリックス・ヌメチャの経歴

2019~2021 マンチェスター・シティFC
2021~2023 
VfLヴォルフスブルク
2023~現在 ボルシア・ドルトムント

フェリックスは、ナイジェリア人の父とドイツ人の母のもと、ドイツのハンブルクで生を受けた。フェリックスと現在リーズ・ユナイテッドFCで活躍する兄のルーカス・ヌメチャは、2007年に家族と共にイングランドに移住。ハンブルクのアルトナ地区でスキルを磨いた後、マンチェスターに移ったことで、彼ら兄弟はプレミアリーグのマンチェスター・シティFCの目に留まった。

2018年にはU-18プレミアリーグで活躍するなど、マンチェスター・シティで将来を渇望されたフェリックスだったが、ペップ・グアルディオラ監督率いるトップチームにはケヴィン・デ・ブライネイルカイ・ギュンドアンフェルナンジーニョが君臨したうえ、プレースタイルに適応できる可能性も低かった。フェリックスは2021年、FAプレミアリーグでの出場機会がないまま退団を決断する。


VfLヴォルフスブルク移籍と「恩師」ニコ・コヴァチ

2021/22シーズン、兄のルーカスとともにVfLヴォルフスブルクへ移籍したフェリックスは、負傷もあって出遅れた間にマルク・ファン・ボメル監督が解任され、フロリアン・コーフェルトが新監督に就任。コーフェルトはマクシミリアン・アルノルトヤニック・ゲルハルトのダブルボランチを主力としたため、フェリックスの出番はとても限られたものだった。しかし、転機が訪れる。

2022/23シーズン、ヴォルフスブルクの新たな指揮官に就任したニコ・コヴァチがフェリックスをチームの中軸として起用したのだ。とくに第7節のFCアウクスブルク戦でブンデスリーガではじめてフルタイム出場を果たすと、第12節のVfLボーフム戦ではヘディングからブンデスリーガ初ゴールを含む2ゴールを記録。シーズンを通じて、3ゴール5アシストを記録した。


ボルシア・ドルトムントでの挑戦

2022/23シーズンに飛躍を遂げたフェリックスには、当然の如く巨額のオファーが届いた。3000万ユーロとされる移籍金でボルシア・ドルトムントへの移籍が決まったのだ。2023年夏にレアル・マドリードCFへ移籍したジュード・ベリンガムの穴を埋める役割を期待されたのは、想像に難くない。しかし、エディン・テルジッチ監督率いるチームにフェリックスはうまく適応できなかった。

エムレ・ジャンマルセル・ザビッツァーユリアン・ブラントという実力者の後塵を拝したフェリックスは、リーグ戦はもちろん、決勝の舞台へと進出したUEFAチャンピオンズリーグでもほとんど出場機会を得られなかった。しかし、テルジッチの後任となったヌリ・シャヒンのもとでは新加入のパスカル・グロスとともに中盤の主力として活躍。しかしチームは停滞し、シャヒンは解任された。

フェリックスにとって幸運だったのは、シャヒンの後任として招聘されたのが、「恩師」コヴァチ監督だったことだろう。負傷から復帰したフェリックスは、第30節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦でゴールを挙げると、最終節のホルシュタイン・キール戦でも得点した。何より見事だったのは、2025/26シーズン。プレーメイカーとして躍動したヌメチャは、コヴァチ戦術の「心臓」となった。


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