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有料記事の本当の存在意義について

 有料記事は特に読まない
 という人は多いと思う。
 
 無料で記事を読めるのに、
 有料で記事を読む理由がない
 という話だ。
 
 それは分かる。
 
 だが有料記事には
 存在意義がある。
 
 一般的に言って、
 在庫なし、初期費用なし、
 連帯保証人なしの
 スモール・ビジネスとして、
 Noteの有料記事は最適である。
 副業の薦めでも第一にあがる。
 
 勿論、売れるように
 記事を書く事は容易ではない。
 
 一部の億万長者のように、
 ロングテールして、
 固定資産みたいになる人は、
 かなり稀である。
 
 単発で記事を書いて、
 2~3回売れるのが、
 大体のパターンだ。

 当方もこれまで、
 10数本出して、
 20数本売れた。
 
 1本だけ売れていないが、
 ま、そのうち売れるだろう。
 
 出せば、必ず売れるに近いが、
 固定資産とは言えない。
 
 負けてもいないが、
 勝ってもいない。
 そんな状況だ。

 だがやる意味はある。
 
 それはNoteだけの
 話ではない。
 
 Note以外で、
 楽天ROOM、
 You Tube Short
 もやっている。
 
 コンサル収入もあるが、
 アレはリアルだ。別だ。
 
 Note、Room、Shortは、
 在庫なし、初期費用なし、  
 連帯保証人なしの  
 スモール・ビジネスだ。
 
 かかるとしたら、
 AIのサブスク代と、
 ネット代、光熱費、
 PCやスマホ代はかかるが、
 生活費と分離できない。
 
 だから実質は、
 時間だけ投資する。
 
 これだけ敷居が低いと、
 失うのは時間だけだから、
 チャレンジする人は、
 出て来る。
 
 これはいい事だと思う。
 ビジネス・チャンスだ。
 
 ただよく考えてみると、
 こちらが在庫なし、
 初期費用なし、  
 連帯保証人なしでも、
 運営側はそうでない。
 
 サーバー代だってかかるし、
 事業を始めた時は、
 初期費用がかかり、
 運営費もかかる。
 連帯保証人も立てるだろう。
 
 ユーザー側に
 負担はかからないが、
 運営に肩代わりして、
 もらっている。
 
 これはNoteだけじゃない。
 You Tube もそうだし、
 楽天ROOMもそうだ。
 
 費用と法的負担は、
 発生している。
 
 だから運営も、
 ユーザーには、
 インフルエンサーになって、
 稼いでもらわないと、
 困るなと考えている。
 
 以下、公開されている
 Note社の情報から、
 割り出した話だ。
  
 結論から言うと、
 Note社は売上の約8割が、
 クリエイターと読者の
 課金流通から出ている

 という事だ。
 
 Note社の売上全体は、
 直近こうなっている。

 Note経済圏の流通額:62.03億円
 Note社の売上:12.18億円
 Note社の利益:2.35億円

 売上の内訳は以下だ。
 note内課金手数料:約79%
 note pro:約16%
 法人PR・コンテスト等:約2%
 IP:約1%
 AI関連:約1%

 note内課金手数料の内訳は以下だ。
 メンバーシップ・定期購読
 :約3割弱:流通額約17.3億円
 有料記事・有料マガジン・チップ等
 :約7割強:流通額約44.7億円

 有料記事・有料マガジン・チップ等は、
 流通額:約44.7億円
 売上:約6.7億円〜7.5億円
 利益:約1.3億円〜1.4億円
 
 つまり、Noteは、
 有料記事で支えられている。
 これが売上の主力だ。
 
 なおNote社は、
 従業員158名〜186名
 資本金は1億円だ。

 
 4月末まで当方が在籍していた
 IT企業より少し大きいだけだ。
 
 Note社は、ユーザーには、
 巨大プラットフォームに見える。

 だが実体は、従業員200人未満の、
 まだ成長途中の上場IT企業だ。
 
 財務はかなり良いが、
 Googleや楽天のような
 巨大企業ではない。
 
 だから、無料記事・短文大量投稿・
 規約違反・AI量産型コンテンツ・
 低収益コンテンツの負担は、
 note社にとって無視できない。
 
 「無料で使える場」ではあるけれど、
 その裏側を支えている会社は、
 思ったより巨大ではない。
 
 前回のメンバーシップの記事や、
 前々回の多言語対応も、
 この流れで理解できる。

 無料記事の位置付けだが、
 全く無料でもない。
 
 以前はサポート機能
 と言っていたが、
 今は投げ銭、
 チップ機能がある。
 (当方も頂いた事がある)

 チップへの名称変更は
 2024年11月20日。
 
 つぶやき投稿形式の終了は
 2025年8月25日。

 これは経営判断だと思う。
 明らかに寄せている。
 +を増やして、
 -を消している。
 
 Note社は無料記事を、
 直接の売上ではなく、
 多くの読者をNoteに惹きつける
 広告宣伝的な役割
 として位置づけている。

 2025年11月末時点で、
 公開記事のうち
 有料コンテンツ比率は24.3%。
 つまり、無料記事は75.7%だ。
 
 Note社はその無料記事を
 「サービス運営上重要」
 と説明する。

 公式資料ベースでは、
 無料記事=集客装置・
 広告宣伝・街の賑わい
 有料記事・チップ・
 メンバーシップ=収益装置
 という位置づけだ。

 無料記事そのものは、
 読者が読むだけでは
 Note社の売上にならない。
 
 ただし、
 無料記事があるから
 読者が集まる。
 
 読者が集まるから、
 クリエイターが集まる。
 
 クリエイターが集まるから、
 有料記事・チップ・
 メンバーシップ・定期購読が売れる。

 Note社はこの循環を、
 クリエイター・読者・コンテンツ
 の相互作用による
 ネットワーク効果として説明する。

 無料記事は、
 Note社にとってはこういう存在だ。
 
 広告宣伝費の代替
 Note社が広告費を大量に払わなくても、
 無料記事が検索・SNS・
 Note内回遊で読者を呼んでくれる。

 街の人口と回遊を作るもの
 無料記事があるから、
 読者はNoteに来る。
 読者がいるから、
 クリエイターも投稿する。 
 
 有料化の入口
 無料記事を読んだ読者が、
 有料記事を買う、チップを送る、
 メンバーシップに入る。

 維持コストも発生する知的在庫
 Note社は「在庫」とは言わないが、
 保存・配信・検索・表示・管理・審査
 問い合わせ対応にはコストがかかる。

 Note社にとって無料記事は、
 売上そのものではなく、
 売上を生むための土壌だ。

 ただし、無料記事が増えるだけで、
 有料記事・チップ・メンバーシップ
 に転換しなければ、
 Note社にとっては負担も増える。
 
 だから、つぶやき廃止やチップ前面化は、
 無料投稿を単なる無料消費で終わらせず、
 読後課金・有料化・継続課金へ
 つなげる経営判断として理解できる。

 無料記事はnoteの街を賑わせる広告宣伝資産。
 だがその街を維持する補給線は、
 有料記事・チップ・メンバーシップにある。

 ここから言える事は以下だ。
 
 在庫なしビジネスとは、
 「自分が在庫を持たないビジネス」
 であって、
 「誰も在庫を持たないビジネス」
 ではないと定義し直すべきだろう。

 初期費用も同じ。

 初期費用なしとは、
 「自分が最初に払わない」
 という意味であって、
 「初期費用が存在しない」
 という意味ではない。

 保証人も同じ。

 保証人なしとは、
 「個人が保証人を立てない」
 という意味であって、
 信用保証が不要になった
 という意味ではない。
 プラットフォームのブランド、
 決済システム、規約、レビュー、
 アルゴリズムが保証の代替物になっている。

 そしてその核心は、以下だ。

 マイナスを見えない化しても、
 マイナスそのものは消えない。

 
 在庫なし、初期費用なし、保証人なし。
 それは個人にとっては福音だ。
 
 しかし、経済全体から
 在庫・初期費用・保証が
 消えたわけではない。
 誰かが、どこかで、
 必ず肩代わりしている。

 Noteは無料の畑ではない。
 誰かが土地を借り、
 サーバーを維持し、
 決済網を整え、
 トラブル対応し、
 法律リスクを背負っている。

 「マイナスを見えない化しても、
 マイナスそのものは消えない」
 
だが2007年のサブプライムローンで、
 我々はすでに経験している。
 
 アメリカで、
 金融工学を駆使して、
 お金がない人が、
 家を買えるように、
 証券を超細分化して、
 各金融機関に渡したが、
 市場全体で溶けて、
 消えてなくなった
 訳ではなかった。
 全部跳ね返ってきた。
 リーマン・ショック。
 2008年の金融危機だ。
 
 「マイナスを見えない化しても、
 マイナスそのものは消えない」
 のだ。
 
 在庫なし、初期費用なし、保証人なし
 と謳う副業テンプレートも、
 サブプライムローンの臭いがする。
 
 アメリカの金融工学の天才と、
 日本のネット三羽烏も、
 頭の良さは近似値的だ。
 
 本当は誰かが負担しているのだ。
 それは成功者と運営者だ。
 彼らの存在には感謝すべきだろう。
 
 さて、ここで、
 一人の篤志家を紹介したい。
 研究太郎さんだ。
 (事前に本人許諾済み)

 これは素晴らしい提案だ。
 購入予算まで提示している。
 ぜひ有料記事を書いて、
 コンテストに参加してみよう!
 
 ま、研究太郎さんでなくても、
 誰か他の人が買うかもしれない。
 
 有料記事は実は書いて、
 売った人でないと、
 分からない仕組みがある。
 
 これに気が付くと、
 ああ、そういう事かと、
 成功者たちが分かる。
 
 何で売上億千万?
 の謎が解けるのだ。
 
 やって損はない。
 トライしてみよう。

有料記事の執筆を検討するサイベリアン

 以上
 


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