母が集めた人形と、不精について
アメリカに住んでた頃、
母は色んな飾りもののお人形を集めていた。
トウモロコシの皮で出来た
素朴な人形たちが1つ(corn husk doll)。

家族旅行で訪れた色んな場所で
木彫りの人形を見つけては吟味し購入。

他にも、見て気に入ったものも
手に入れていたんだと思う。
その中の1つに、アメリカで
住んでた家の、ステレオの上に、
敷物の上に飾ってた人形がこれ。

母のとってもお気に入りの人形。
現在は寝たきりになった母の
ベッドルームに飾られている。
子供のとき、わたしと姉は
それなりに家で色んなお手伝いをしていた。
食べる前にテーブルを拭いたり、
食器を運んだり、
掃除の手伝いをしたり。
ある日、不精なわたしが
思いっきり惜しみもなく不精に
ステレオのホコリを拭き取ってた。
最中、母が部屋に入ってくるのが聞こえ
不精してるのを見られまいとし
あわてたことで、片手で持ってた
ステレオの上の母のお気に入りの人形を
落としてしまい、パリンと首のところを
割ってしまった。
オーマイゴッド!と
そのとき思ったかどうかは覚えてないが
母がとっても怖い顔で
大変怒ったのを覚えている。
不精するから、と。
いやいや、不精してるのを
隠そうとして壊しちゃったのよ。
(子供の頃からわたしはこんなでした)
その後、器用な母は、壊れたことが
まったく分からないぐらい
きれいに人形を修復したのだ。
先日、寝たきりの認知症の母に、
ベッドルームにある人形を見せ、
わたしが割って母に
めちゃくちゃ怒られた話をしたのだが
母はそのことをまったく覚えていなかった。
今でもわたしは不精だが、
今は自分の性格を昔よりは
良く知ってるつもりだ。
不精するとだいたい失敗するんだと。
なので、母の介護で
実家に住んでるわたしは
食事を片付けるときは
いっぺんに無理矢理食器を全部
持って運ばず、2回に分けて運ぶよう
心がけてる。
そのときは不精してないことを
姉におもいっきりアピールするのも
忘れてはいない。
こういうところもわたしの性格なので。
アパートで自分1人の生活に戻ったら
たぶん、また思いっきり不精を
楽しむこととなるだろう。
ちなみに、わたしは
母が集めた人形たちが大好きだ。
Surfaces “Lazy” (2020) YouTube 動画
