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例えば、ファーストチェス理論を試してみたら?


【今回の自己啓発はこちら】

1️⃣30秒と30分の判断は、あまり変わらない
2️⃣最初の判断はかなり正しい
3️⃣自信を持って直感に従おう!


ファーストチェス理論が、30秒と30分の判断が変わらないことを証明している!

「優柔不断でなかなか決断できない」「あれこれ迷ってしまう」「最後に、判断を変えたくなる」という人は多いと思います。

「決断する」のは大変なことではありますが、「ファーストチェス理論」を知っていると、迅速な決断をしやすくなります。

プロのチェスプレイヤーにチェスの盤面を見せて、5秒で「次の手」を決めてもらいます。その後30分かけてじっくり考えてもらい、30分後に改めて「次の手」を決めてもらいます。

その結果、「最初の手」と「30分考えた手」は、80%一致したのです。

直感的に思い浮かんだ判断、 つまり最初の判断というのは、かなり正しい。長く考えても、「判断」は大きく変わらないということです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

《ここまでのまとめ》

1️⃣30秒と30分の判断は、あまり変わらない
2️⃣最初の判断はかなり正しい
3️⃣自信を持って直感に従おう!


【試してみたら、こうなると思う】

「はい、チェックメイト」
俺はDynabookに向かって勝利宣言した。

俺のナイトの動きが決め手となった。

これで何度目か分からない勝利。
簡単だよ、チェスなんて。
ナンパより簡単だし、勝った時は女とキスするくらい気持ちいい。

「さてと」
俺はDynabookを閉じた。
両腕を上に伸ばす。
背中の筋肉が少し楽になった。

「勝利祝いにロピアに行くか」

俺は白Tシャツにカーキーの短パンに着替え、小銭が入った緑色のカエルの財布を持ってadidasの白いスニーカーを履いて外へ出た。

外は暑い。
30分も散歩していたら頭がおかしくなる。
だから、俺は早歩きになった。
気付いたら競歩選手のように腕を振りながら歩いていた。

そして、家から1km離れたところにあるロピアに到着した。

店内は肉の日で、夏フェスのような盛り上がりを見せていた。

どのお客様の買い物カゴには、肉、肉、肉の嵐。

俺はあちこちよそ見をしながら歩いていた。

すると、突然誰かと肩がぶつかった。
俺は肩の痛みを感じる前に「すみません」と謝る。

「こちらこそすみません」
ヤングジャンプの表紙でも十分に通用する顔立ちをした細身の女性がそう言った。

女性は、俺をチラリと見た後、肩がぶつかった際に床に落としたレバーを買い物カゴに入れようとしゃがんだ。

すると、supremeの白Tシャツの襟元から、チラリと胸の谷間が見えた。

(あっ…多分、Cカップ。
しかも、ブラは俺好みの白)

俺はもう一度謝罪の意味を込めて簡単に会釈し、ラッキーと思いながら俺はビール売り場までスタスタと歩いていった。

ロピアは現金払いしか出来ない。
でもその分、安い。
「売れ残るなら最初から安く売るべきだ」というポスターに非常に共感し、ファンになった。

そんな思い出を巡らせながら、ビール売り場に到着した。

本当に様々な種類があり、その数に圧倒される。

スーパードライ
一番絞り
本麒麟
金麦
プレミアムモルツ
バドワイザー

ありとあらゆるビールが俺に微笑みかけているように思えた。

そして、ほとんどのビールが、1本や2本、6缶パックから抜かれているのが、俺にとって一つのロピア名物だ。

(さて、どれにするかな)

俺はビールを、まるで故障の原因を突き止めようとする検査員のように一つずつ眺めていった。

正直、チェスより迷う。
こっちの方が俺にとって真剣勝負だ。

ナイトを動かすような躍動感のあるスーパードライか。

はたまた口の中に旨みが縦横無尽に広がる一番絞りか。

それとも、状況によって幅広く動かせるクイーンのように、春夏秋冬で味が変わる金麦か。

迷う。
とても迷う。
迷路だ。これ。
ぐるぐるぐるぐる。

俺は一度ビール売り場から離れた。
目の前には、大量の赤い肉たらしが陳列されていた。

赤か…
なんか本麒麟もありだな…

俺はバカか?
何をやっているんだ。
男らしくもない。
こんなの、同僚の真美ちゃんに知られたら笑われるだけだぞ。
「太一くんってビール一本選ぶのにそんなに迷うんだね笑」って。

決めろ。
決めろ、俺。

少し落ち着くために、試食のパンを3つ食べてお腹を満たした。
トリュフの味がして美味しい。
酒のつまみに良さそうだと思った。

「よし」
俺は、覚悟を決めて再びビール売り場へと戻った。

ビール売り場を目の前にした。
すると、また迷い始めた。

これあれだ。
目の前にすると揺らぐパターン。
「何食べたい?」って言われて、頭の中ではハンバーグを食べたいと思ってたとしても、メニュー表を見たらパスタと迷うやつに似ている。

スーパードライを見ては視線を逸らし、一番絞りを見ては視線を逸らした。

こんな感じであれこれビールを見ていたら頭がこんがらがってきた。
わけわからん。
どれを選べば正解なのか?

自分の答えにチェックメイトしたい。
だが思考はナイトみたいにヒョイと飛び越えないし、ルークみたいに直進したり横一直線に行ったりもしない。

(どうする…どうする…)

なんだか逆に楽しくなっていた。
こうやってたくさんの選択肢があることはとても良いことかもな。

だって、この世にビールがスーパードライ1つしかなかったら、つまんないだろ?

チェスのコマもキングだけしかなかったら、めっちゃつまらないゲームに早変わりする。

いくつもあるからいい。
いくつも選べるから楽しい。
よく考えたら、迷うってことは、とても幸福なことなのかもな。

棚の上を走る電車が軽快に俺の頭上を通り過ぎた。

「決めた」

俺は、一番搾りを手に取った。

なんでかって?
決まってんじゃん。

「一番」って名前が気に入ったからだよ。

例えば、ファーストチェス理論を試してみたら、こうなると思う。


まとめ

《今回の自己啓発のまとめ》

1️⃣30秒と30分の判断は、あまり変わらない
2️⃣最初の判断はかなり正しい
3️⃣自信を持って直感に従おう!

私の記事が今後の皆様の成長に繋がることを心より願っております。

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