おそらく「『絵の勉強』の定義」が人と違う「センス・オブ・ワンダー」問題
絵の勉強。
について、なんかもしかして私の定義は他の人と違うかもしれない、と思った。
きっかけは、こちらのnoteである。
おおーわかりみが深い。
私も好きなもんしか描きたくないしなあ。
解剖学?
ハハハ笑わせんな。
そんなもん一回も紐解いたこたねえ。
ただ人体は大好きだ。
動きも形状も複雑で不思議で面白い。
人体って綺麗だと思うぞ。
ついでにマッサージって特技があったからひと頃人体触りまくりでそれ程度人体の形状を「触覚で覚えた」ところもあるが。
まあどうしても描きたいポージングがあったら何度もチャレンジして何度も何度も失敗を重ねてブラッシュアップしてくうちに各人体パーツの形状が脳内3Dポーズ人形に刻み込まれていった、というのが最終的な自分の人体の覚え方である。
そんなわけで↑のnoteはわかりみは深いのだが私は貧乏育ちで文化教養に理解のない家庭で育ったから専門学校行かせてもらえたとか美大行かせてもらえた、という話を聞くだけで垂涎である。
なので言ってることはわかりみが深いのに、自分の人体の覚え方が前述の通りなので、この方がこんなに苦悩してる理由が今ひとつピンとこなかったのである。
実際座学で私は絵を習ったわけではない、どころか本来習えるはずの高校の美術部の講師にすら
「俺はみどりーぬには何も言わん(勝手に描いとれ)」と言われて事実完全独学で絵を描いてきた。
そしてもちろん専門学校も美大進学もしていない。
結局仕事に慣れた就職何年目かでストレス解消のための誰にも見せない落書きの量産が今に繋がっている。
でさあ。
要するに、↑のnoteの方による過去の定義だと私はいわゆる「絵のお勉強」は、一切してない、ことになるのである。
でも、自分では座学以外で絵の勉強はしているつもりであった。
たぶん、ここが他の人と違うんだと思う。
いろいろ説明すると長くなるから端折るけど、私の「絵の勉強」は、詰まるところ
「センス・オブ・ワンダー」(SFじゃない方)である。
たとえば人体って綺麗だよな、動きが面白いよな、と思うからつい観察しちゃう、角度が変わってもポーズが変わっても面白い。
手とかも大好きで、人の手を眺めてるのは飽きない。
とはいえ大好きだからといって上手く描けるかどうかはまた別の話である。
またあるいは私は殊の外とある品種の百合が好きなので、あると買ってしまう。
で、その百合がある雰囲気を楽しんだり、時々ねちっこく観察したりするのである。
花びらの厚みや形の仕組み、構造、色味の変化、全体の花姿、そんなものを「目でお触りするように」眺めてしまう。
そうやって「やはりこの百合はいいな…フッ」とか内心悦に入るのである。
まあ百合に限らないけど。
人体や花に限らず目に入ったものを気がついたら視線で撫で回してたりする。
構造の法則やなぜある種の感懐やイメージを覚えるのかの法則がわかるまで飽きもせず眺めたりもする。
光の具合が面白い景色であろうが、布の皺であろうが(布の皺大好き)、構造や法則が理解できると楽しいのでつい眺めてしまう。
そして必要があれば触る。
つまり、リアルオブジェクトは新しい発見があっていつも何見ても面白いと思うタチなのである。
陰影の具合を眺めるのも大好きである。
もちろん興味の多寡はそのオブジェクトの種類によっても違ったりもするが。
車やメカはどうでもいい、自然物が好き、とかね。
ただ金属の質感とガラスの質感とか布と人体とかも描き分けするのは楽しいよ。
動きやポージングに関しては幼少時からヘキな絵のタイプ自体が動きやポージングが
「漫画絵なのにめちゃくちゃリアルに感じる!このキャラ本当に地面にガシッと立ってる!掴んでる手の握力がわかる!」
というタイプのものばかりだったので、自然にこだわっていたとしか言いようがない。
なのであえてクロッキーという練習もわざわざせなんだ。
が、いつも「どうやったらこの動きの『感じ』が出るか」にこだわってたから、自主的に常にクロッキーしてたようなもんである。
動きの特徴を掴まないとイメージ通りに描けないのだからそりゃ必死にもなる。
何せ、自分の絵は「脳内イメージ通りに描くことが至上命題だから」ね。
なので座学とかいわゆるところの「絵の勉強」なんてしなくても(貧乏で習えなかった)私レベルで描くなど大概の人には楽勝だと思うんだな。
とりあえず「どうしても描きたい、表現したいことがあれば」ね。
そんでその「描きたい、表現したいこと」に対して嘘ついたり誤魔化したりしないでガチで取り組めばね。
描きたい、表現したいものに対してガチだとデッサン、クロッキードンと来い!
である。
勉強してるという意識すらない。
ただひたすら
「こんな風に描きたいんじゃああああああ!!」
という目指すべき理想が脳内イメージとして存在してて、そこに向かって愚直に進むだけである。
結果後から考えるとそれが「デッサンの練習だったりクロッキーと呼ばれるものに類するということに気がついただけ」の話である。
特別「絵の勉強」みたいなことせんでも、本当に描きたいものにバカ正直に描けば誰でもある程度の画力に(私レベル程度でよければだけど)余裕でなれると思う。
という話。

いや、↑に意味はない
顔がやさぐれたなーと思ったら
ぽっかり浮かんだだけ。
