【11年前のことでした。】
11年前に書いたものでしたが、「食事」のインフォーマルサービスは、今も昔も変わらず生活の質を左右するにも関わらず、なかなか開拓されていません。
前向きな生活を支えていくためには、食べたいものが食べられる、そして通える行きつけの店。おサイフにも優しいお弁当。安心して頼める顔見知り。等々必要です。もちろん味も。
私が自分で食事を用意できなくなった時に、こんなお店があればいいなぁ⋯。
【うちの近くには昔からの食堂があります。
かわいい名前で、お電話すると、「⚪⚪⚪⚪でえ~す⤴」と、とてもしっとりとした発声をされます。
おばちゃん一人でやってます。
実は、仕事で、高齢者の方に、お弁当を宅配していただいています。
車社会のいなかでは、まず買い物にいけなくなるとQOLがガクンと落ちます。支援者がいればそうでもないのですが、「買い物は自分の眼で見て触って」
「宅配は注文用紙が見えないから」というある意味頑固な声が多く、ヘルパーさんに任せるのも覚悟がいるのです。
ここは、ご飯付でおかずはたぶん五品はついて580円。(あくまでも11年前のお値段です)希望すれば、麺類も丼ものも、出前のようにとどけてくれます。
実際、多くの宅配弁当は形も決まっていて、飽きてしまうことが多い。
ここにお願いするとそこがちょっと違う。
私にとっては大きなリソースで、あんまり公に知られたくない秘密兵器。
注文が殺到したら頼めなくなっちゃいますから(* ̄∇ ̄*)
地域資源やインフォーマルサービスを掘り起こし、広く広報するのが私の役目ですが、ここは小さく、ワガママな注文にも答えてくれる、大手宅配弁当屋さんにはない、温かいものを温かい内にとどけてくださる教えたくない場所のひとつです。
そんなおばちゃんの弁当には足元にも及びませんが、「まごころ」は注入しております。(2リットル弁当を毎日作っておりました)】
