発信者から指導者へ?自分の中で起きている変化
「福祉増進と職員負担軽減との両立をめざす」というテーマで発信している、みきやと申します。関西在住の地方公務員で、2027年4月の統一地方選で地元の市会議員になり、地場産業を取り戻すことをめざしています。
前回はこれまで進めてきたオンライン予約の取組がトップから表彰されたという話を書きました。
今回はその続編です。
オンライン予約の取組を組織内で営業してから約1か月、他の部署から「導入のしかたを教えてほしい」という依頼があり、個別に説明をするのではなく合同で説明会を開くという流れになりました。
合同説明会開始前
楽で効果的な集客方法に気づく
今回の説明会でこれが正解だなと思ったことは、参加希望者の集約方法です。講師である自分が参加者の集約をせず、「教えてほしい」というメッセージを送ってきた方に集約をお願いしたのですが、これには2つの効果がありました。
資料作成等の業務に集中できた
他の部署の人が呼び掛けたほうが、集客面で効果的だった
1点目はわかりやすいところかと思います。いわゆる雑用が減った分、本業に集中できるようになったということなので。おかげでスライドの枚数は60枚を超え、今まで作ったスライドで一番の大作になりました。
2点目はABテストができていないので証明はできないのですが、例えばランチの店を選ぶ際にシェフ自らが宣伝をしてくるよりも、お店の前で発生している行列のほうが宣伝になるという感じでしょうか。
この手法、使えますね。
「上から目線の宣伝」のほうが効果的?
そもそも今回の合同説明会は、私がトップから表彰される前にいただいたお話でした。その直後に表彰が決まったわけですが、この流れを利用していかに今回の説明会に価値があるかを自ら何度もメールで宣伝しました。
具体的にどういうことを書いたかというと、こんな感じです。
本気で業務改善したいという人だけ参加してください
貴重なお時間をお預かりする分、こちらも本気で臨みます
そして表彰を受けた直後にもこんな宣伝メールを送りました。
2年連続で表彰された職員、周りにいてますか?
鼻につく言い方になったかもしれませんが、不思議とこれで人が集まりました。面白いですね。上から目線で呼びかけるほうが人が集まるなんて、公務員ってやっぱりMっ気のある人が多いのでしょうか(笑)
合同説明会開催後
「私もチャレンジします」と宣言した人は約2割
今回の説明会ですが、Teamsで開催しました。今回初めて知ったのですが、Teamsには各参加者がどれくらい滞留してくれていたかを計測する機能があるようです。今回の説明会は1時間半くらいでしたが、参加者のほとんどが1時間を超えており、私の話を最後まで聞いてくださった方は多かったようです。
自分にできる話は全力でできたという自負もありました。具体的な事例も交えつつ、どの職場での再現可能な方法であることを力説しました。今回の話を聞いて、「自分の職場ではできない」というものはひとつもないくらい簡単にマネできることです。おまけに「まずはこれから始めましょう」というツールも用意しておいたので、自分で言うのもなんですが有料級の説明会だったと感じています。
ところが、説明会終了後に「自分のところでもできるところからやってみます」と宣言してくれた人の割合は約2割。全部で15の部署が参加してくれたのですが、積極的に意思表明してくれたのは3つの部署からでした。「2:6:2の法則」というものがありますが、やっぱりそういうものなんだなと再認識しました。
あと6割を掘り起こしたい
この結果を受け、自分の中では「真ん中の6割を掘り起こしたい」という気持ちが芽生えてきました。ここで一気にオンライン予約をスタンダードにしていけないかと。ではどうやって真ん中の6割を掘り起こすのか。
これについてはやっぱりドブ板営業するしかないと思っています。すでに説明会終了後から参加者向けにメルマガのごとくメールを3回送りました。これ以上はしつこいとクレームが来そうなので頻度を減らしますが、次のような内容で不定期に発信しようと考えています。
オンライン予約は職員にとって素晴らしい取組であること
実際にお客さんから感謝されるものであるということ
言い訳をしても何も変わらないこと
とにかく発信を続けて、少しずつマインドを変えていくしかないですね。
まとめ
以上のとおり、合同説明会を開催する前後での変化についてお届けしました。説明会を開催する前は「どうやって成果を出したか」を伝えようと頑張っていましたが、説明会開催後は「どうやったら成果を出せる人間になれるか」というマインドを変えるほうに考え方がシフトしてきました。
「勝ちたい」から「勝たせたい」へ。今後も自分の手の届く範囲で、福祉業務に携わる職員がレベルアップできるようなコンテンツを届けていけたらと思っています。
