見出し画像

2025/6/17米国株まとめ

1. 当日の主な終値
• ダウ平均:42,215.80 (▼299.29/▼0.71 %) 
• S&P 500:5,982.72 (▼50.39/▼0.84 %) 
• ナスダック総合:19,521.09 (▼180.12/▼0.91 %) 
• ラッセル2000:2,101.96 (▼1 %) 
• VIX(恐怖指数):23.9 前後(+約8 %)——リスクオフで上昇



2. 下落を招いた主因
• 中東情勢の再悪化
• イスラエル・イラン間で「限定的報復攻撃が続く」との報道が重し。原油供給懸念が再燃。 
• 原油急騰→インフレ再燃懸念
• WTI 期近 73.54 $/bbl(+2.4 %)、Brent 75.72 $/bbl(+2.1 %)。エネルギー株はプラスだが、輸送・小売・航空に売り集中。 
• 弱い米小売売上高
• 5 月小売売上高は -0.3 %(予想+0.1 %)。景気減速シグナルがリスクオフを加速。 
• 長期金利低下でも“悪い金利低下”
• 10 年債利回り 4.39 %(-6 bp)——成長懸念で債券買い。 



3. 金利・為替・コモディティ
• 米10年債利回り:4.39 %(-0.06 pt) 
• ドル指数(DXY):98.37(+0.38 %)——安全通貨買い 
• WTI原油:73.54 $/bbl(+2.4 %) 
• 金(スポット):3,444 $/oz(+0.28 %) 



4. セクター別動向(S&P 500)
• 上昇唯一:エネルギー(原油急騰で+2.3 %)
• 横ばい:公益(ディフェンシブ流入)
• 下落:情報技術・一般消費財・金融・資本財——景気敏感株を中心に売り優勢



5. 足元のリスク認識
• イスラエル-イラン衝突の拡大余地——原油スパイク ➝ インフレ再燃 ➝ 金利先高観が再浮上の可能性。
• 弱い小売指標が示す景気減速シナリオ——“悪い金利低下”で株価の割安感は限定的。
• 6/19 FOMC:パウエル議長のスタンス次第で長期金利が再度上下に大きく振れるリスク。
• EU・Apple 50 % 関税再審理(6/25) を控え、追加関税リスクは依然残存。



6. 今後のウォッチリスト

日付 イベント 注目ポイント
6/19 FOMC ドットチャートとパウエル会見の“利下げ回数”
6/25 50 % 関税再審理 Apple・EU 製品への関税復活有無
6/26 5 月 PCE デフレーター 原油高の初期反映を確認
随時 中東ヘッドライン 攻撃拡大/停戦報道で原油急変
随時 VIX・10年債利回り VIX 25-30 & 利回り 4.6 % 再トライに注意




7. 投資スタンス(私見)
• 短期
• 地政学&経済指標ヘッドラインで高ボラ継続。VIX が 27-30 に跳ねる局面で VOO/VTI など広く分散 ETF を段階的に押し目拾い。
• エネルギー ETF(XLE)で短期ヘッジを検討。
• 中長期
• コア:S&P 500/NASDAQ 100 ETF。
• 衛星:エネルギー・防衛 を厚め、ハイテクは高 PER 警戒でウエイト抑制。
• キャッシュ管理
• 金利 4.3–4.6 % レンジと原油動向を睨みつつ、イベント後に現金→株式へ分散投入。



※本稿は情報提供を目的としたもので、投資判断はご自身の責任でお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー