作家の魂を召喚?執筆がのらない時に試していること
創作大賞向けの小説を書いています。
今回応募予定は、二作品。そのうち1作品はすでに何度か読み返し、書き直しを繰り返して4回目に突入。五万文字書いたかと思えば、一気に19000文字まで削ったり。完成させては、もう一度考え直して……を山手線レベルで繰り返してます。
(いつ終わるねん!!!)
今までは、自分を「少し取り入れる」物語しか書いてこなかったので、筆は早めでした。
昨年執筆した「あなたの懸賞金を決めてください」なんて、執筆だけなら数日〜半月くらいで書いた記憶があります。(企画を考えると半年くらいかかってたのかもしれませんが)
今年はミステリー小説に応募中
ところが今回、がっつり「私」に近い人物が登場。感情移入しすぎてしまうのか。
それとも、自分や仕事に詳し過ぎてしまい、ついつい読者との隔たりを感じる話になってしまうというか。この距離感をどう縮めていくのか……このあたりが課題なのかなと感じています。
もう一つ、創作大賞向けのエッセイを予定してますが、これもがっつり自分が入るので、構想だけでずっとグルグル考えて止まりません。
私はこんな感じで、たまに筆が止まることがあります。そんな時に、気分転換や書けるようにするべく、色々と心掛けてることがありまして。そのツイートをしたら、いろんな方々から反応を得たので、この機会に振り返ってみることにしました。
好きな作家さんの本を(一部でもいい)読んで、魂を召喚させる・または感動した状態を呼び覚まして書く
昨日の夜、小説の神様を召喚させるべく、朝井リョウさんのインザメガチャーチと、湊かなえさんの暁星を交互に読んでいました。
どちらの本も迫力が凄いです。とくに暁星は、冒頭の引きが重たいはずなのに、引き込まれ……いや。引きずりこまれるというより、ブラックホールに吸い込まれるくらいの威力があります。覚悟して読んでください。
朝井リョウさんの方が、推し活というテーマで万人受けしやすい印象。どちらもすごく面白いです。
みなさんは、執筆の前に好きな作家さんの本を少し読んで、その想いや魂を召喚させるという儀式を実施しますか?
筆がのらない時に、たまに「凄い作家さんの魂」をお借りするべく、少し本を読んでから書くことがあります。このお話をすると、多くの作家さんやnoterさんから反応を得たので、振り返ってみることにしました。
小説の神様を召喚させるべく、朝井リョウさんのインザメガチャーチと、湊かなえさんの暁星を交互に読んでるのですが、濃厚過ぎて濃い神が降りてきそうです🤣
— みくまゆたん (@mikumayutan) May 11, 2026
みなさんは、執筆の前に好きな作家さんの本を少し読んで、その想いや魂を召喚させるという儀式?みたいなことは試しますか?…
コメント欄もかなり盛り上がっているので、ぜひチェックしてみてね!!
小説やエッセイに限らず、それはnoteの記事ということもしばしば。実は、現在発売中のビジネス書「書く人生のはじめかた」の「はじめに」を書く前に、どうやったら読者さんの心を掴めるのかと、めちゃくちゃグルグル考えた上で執筆しました。
ビジネス書も、思い起こせば全然読んでこなかったので、手探り状態の中でいろんなビジネス書を読み漁りました。この一年で30冊以上は目を通した気がします。
読書家の人からすれば、少ないかもしれませんが、私の中では精一杯の数でした。まずは「型」を知るところから始めた気がします。まさに、ビジネス書を書く人生のはじめかた、ですね。
そう考えるキッカケになったのも、担当編集の岡本さんから
「Amazonのレビューで、人生が変わりましたとつくくらいのものを求めています」
というお話をいただいていたからこそ。
逆にこのお話をうけていなかったら、「はじめに」は通常のビジネス書に合わせたシンプルなものにしていました。
狂気の12000文字の「はじめに」は話題を呼び、SNSやnoteの感想でも話題に。
あまりにも感動して、まだ途中なのですがシェアさせてください。
— ようこ📕書くはじまりをつなぐ人 (@youko_sun8) February 1, 2026
「はじめに」から、もうすごい。
ライターさんのお仕事を、覗かせていただいているような感覚です。
ここまで教えてくださるんですか…!?と、正直びっくり。
書くことを仕事にしている人、
これから仕事にしたい人、… pic.twitter.com/NuvVPKC0gZ
「はじめに」が濃い#書く人生のはじめかた
— 日々木ドラゴン(Hibiki Doragon) (@9Qb0dw) January 29, 2026
ご本人曰く「はじめに」だけで約12,000文字あるらしい。1,200文字じゃない。「いちまんにせんもじ」だ。
ちなみに、Geminiさんに「はじめに」の標準的な文字数を伺ったところ、「1,500文字~3,000文字程度」とのことだった。
つまり、この12,000文字は標準の5倍ほどになり、ある種の”狂気”に近い情熱を宿っていると言える。もちろんいい意味で、である。
こうして話題になったことで、本が売れ始めた気がします。改めて、岡本さんプロデュース凄い……。
実はこの「はじめに」を書く前に、タキアユミさんの「創作大賞の振り返り記事」を読んで臨みました。
記事を読んだ時に、まるで自分の体験のように引き込まれていくほどのパワーを感じたので、その勢いで一気に書いた記憶があります。
感動する音楽を聴いて、気分を高めてから執筆する
私は普段「無音」で書きますが、たまに感動する音楽を聴いてから、その気持ちを召喚させた上で執筆に臨むことがあります。
最近は時間の関係で少ないですが、昔は聴きながら書いたりもしてました。
余談ですが。うちの弟は大学の受験勉強で「大塚愛のさくらんぼ」をガンガンにかけて、大塚愛を召喚させながら勉強してました。
母にあの子は大丈夫なのかと心配して声をかけたのですが、彼には彼のやり方があると母は弟を信じていました。
なんでも、弟によれば「さくらんぼ」には勉強がはかどるパワーが宿っているらしく、現役で国立大を一発合格してました。
大塚愛がタイプだったのか、さくらんぼに人を勇気づけるパワーがあったのか。それを聞いてから、私は音楽の力を信じています。
私は気分をのせたい時は、
・テンションあげたい GReeeeN
・ちょっとセンチメンタルになりたい YOASOBI 米津玄師 セカイノオワリのバラード系
米津玄師さんは、バラード系が好きです
みたいな感じで、アーティストや曲を聴き分けてます。
ドラマや映画の予告をみる
ドラマや映画の予告動画をみてから、執筆に臨むことがあります。予告動画なら、すぐに終わるので気分を高める際にちょうどいいです。
映画館で予告をみて、一気に引き込まれた予告動画。思わずみたくなる予告の構成が秀逸。
リアルサウンドでコラムを書いているため、日頃からドラマや映画の予告動画は目にしています。
仕事の関係で、何度も再生し直すので、たいていのドラマや映画の展開(簡単なもの)なら説明できそう。
端的にストーリーがまとまっているから、お話の構想を得る時にも便利な気がしています。
***
みなさんは、執筆で行き詰まった時に、どんな工夫をしていますか?もしよかったら、コメントで教えていただけると嬉しいです。
【完】
※無理やりですが、チャレがやのテーマ「大学」を少し絡めて、振り返り記事を書いてみました。
