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夢を叶えるためには城で待つのではなく、王子を狩りに行く心意気が大切なのだ。中井ゆうこさんの「私にはなにもないと思っていた専業主婦が、作家になるまで」のイベントの学びが多すぎた【イベントレポート】

4月12日、サンクチュアリ出版で開催されたイベント「時間ない。体力ない。経験ない。私にはなにもないと思っていた専業主婦が、作家になるまで」に参加してきました。

参加したイベントはこちら。私も、モザイクの中にいるけど、どれかな~?

これまで私自身、ライターとして複数の出版社とお仕事をしてきたものの、実は「出版社に足を運ぶ」のは今回が初めて。

会場へ向かう途中、心臓がドクドク……。まるで、初めての職場見学に向かう学生みたいな気持ちでした。

登壇されたのは、作家・オンラインショップ経営者・からだケアトレーナー・看護師と、いくつもの肩書きを持つ中井ゆうこさん。

1992年生まれ。大学卒業後、看護師として病院や大学で勤務。

妊娠を機に退職し、在宅ワークに挑戦。自宅保育をしながらオリジナル商品を開発し起業。

さらに現役脚本家からストーリー技術を学び、作家としての活動をスタート。著書『コンプレックス革命:人と比べる癖を強みに変える方法』はAmazon Kindleベストセラー6冠を達成。

現在は3歳の娘を育てながら複数の事業を展開。「専業ママだからこそ夢をあきらめない」をモットーに、同じように悩む女性へ「自分のままで前に進むヒント」を届けている。

イベント案内のプロフィールより

現在、インプレス NextPublishingより『ネガティブ革命 「私なんて」の呪縛から抜け出す魔法のトレーニング』を出版されており、

ななんと。楽天市場などでもランキング入りしているとのこと。流石です。

今回の記事では、イベントで印象的だったお話と、その後の懇親会について紹介します。

私と真逆のタイプだと思った

イベントで特に印象に残ったのが、中井さんの

「出版という夢を叶えるにはどうしたらいいかを考え、出版社の方を100名フォローしました」

というお話でした。

私も数年前から、ぼんやりと「いつか出版したいな」と思ってはいたものの、その発想はまったくなかったので、まさに目から鱗でした。

(ライターとして仕事をしていれば、自然と出版社の方からフォローされるだろう)

 私の場合、どこかでそんな甘えのような期待を抱いていたのだと思います。もっと積極的に、自分から動いていく姿勢も必要なのかもしれないと感じました。

その後、中井さんにヒアリングした際、

「城で待つのではなく、出版という王子を狩りにいきました」

という言葉をいただき、その潔さとユーモアにすっかり心をつかまれてしまい、今回のタイトルに使わせていただきました。

ちなみに、中井さんの本は、編集担当が私と同じ岡本さんなのですが、このエピソードをうかがって改めて思いました。

━━岡本さんは、みんなの王子様だな、と。

実際の岡本さん、まつげが少女漫画のキャラクターみたいに綺麗で、思わず見とれてしまうほどだったので、まさにリアル王子様ですね。

夢や目標は、もっとまっすぐでいいのかもしれない

目標や夢を叶えたい。そんな時、みなさんはどうしますか?

私は「目標」が見えた瞬間に逆算して、

「成果物を作ってどこかに置いておこう」
「企画を考えて、気になる企業・出版社に応募しまくろう」

と動くタイプです。いわば、豊臣秀吉の「穏やかな攻め方」と徳川家康の「待ち」を、都合よく合わせたようなやり方とでも言うのでしょうか。

だから「商業出版したい」と思った時も、創作大賞に応募したり、コンテストに挑戦したり、noteで長文を書いて「読ませる工夫」をしたりと、出版社の方々に「見つけてもらうための戦略」をひたすら考えていました。

この方法は遠回りかもしれないけれど、努力を積み重ねることでファンが増え、実際に出版社から声をかけてもらい、出版の夢も叶いました。ただ、そこに辿り着くまでに時間がかかったのも事実です。

一方で、中井さんはまったく違うタイプのアプローチ方法でした。

それは「出版したい → 出版社の方をフォローしよう」という方法でした。

夢や目標を叶えるために大事なことは、「自分を許す」だと思う

ここ最近、私は夢や目標を叶えるために「大事だな」と思うことがあります。

それは――「私はこれがやりたい」と願うことを、自分に許すことです。

これまで多くの人に出会ってきたけれども、どれほど実力がある人でも、

「私なんてどうせ……」
「昔は夢もあったけど、無理だと思って諦めた」

と、自分の願いを封じてしまう人が驚くほど多かったのです。

もちろん、それが悪いわけではありません。

でも同時に、「夢を持つ自分を許せる人」「諦めない人」が夢を叶えていく姿も、私は何度も見てきたので、どこか「もったいないなぁ」という気もしていました。

イベントで、中井さんは清々しい笑顔で

「私は、こうしたかったから〇〇しました」
「実は、他の人に嫉妬したりもしていたんですよ〜」

と明るく語っていました。夢に向き合うだけでなく、自分のネガティブな感情とも誠実に向き合っている姿が、とても印象的でした。これって簡単なようで、誰にでもできることじゃないんですよね。とくにプライドを持っている人(私も含む)だと、このプロセスを踏むのは凄く難しい気がします。

では、私はどうでしょうか。

見栄っ張りなところがあるから、つい「いいところだけ」を見せようとしてしまいます。ネガティブな部分もあるけれど、「そんなの見せたらかっこ悪い」と思ってしまいます。

本当は、ネガティブを持つこと自体が、悪という訳ではありません。
大切なのは、それを人にぶつけたり、誰かを傷つけたりしないことではないでしょうか。


むしろ、自分のネガティブと向き合い、それを誰かのために言葉にできるなら――それはもう、ひとつの革命なのかもしれません。ネガティブを、人のために活かすことができるのだから。

改めて、今回の素敵なイベントにお誘いいただき、本当にありがとうございました。

実は、SNSのオープンな場で「イベントに参加しませんか?」と人から誘われたのは初めてで、その勢いに乗ってしまったというか。気づけば二つ返事でOKしていました。

でも、その「軽やかに、人に声をかける勇気を持つこと」こそが、人を引き寄せる力になるのかもしれません。

懇親会(裏話)

中井さんの企画で、イベントの後には懇親会が開かれました。

私は今、岡本さんが運営している専属編集者コミュニティのメンバーとして参加しています。

そこでお世話になっている中井さん、よりみちさん、ことえさん、ようこさんと一緒に記念撮影ができたのは、かなり嬉しかったです。

コミュニティのメンバーと。
思い起こせば私、ライタースクールも通ったことがないから、同期がいるみたいで嬉しい!
3人の個性あふれる著者に囲まれる編集担当

いやー。このメンバーと喋ったのは、昨年の忘年会でした。(言い出しっぺは私)

その時のnoteで、今日の注目記事にも選出されました。

まさか、本当にみなさんとリアルで会えるとは思っていなかったのですが……!忘年会をあの時、企画してよかったなぁと思いました。あの忘年会、この日の伏線のような気もしています。

ことえさんとは小説の書き方について語ったり、

そして、ようこさんは今度出版されるとのことでした。おめでとうございます!

こうして、誰かが夢に向かって話す時や、一歩進む瞬間に立ち会えるのは、やっぱりいいですね。

中井さん、岡本さんともツーショットが撮影できて、嬉しかったです。


会場では、お菓子をつまんだり、お茶を飲んだり、サインを交換したりと、

よりみちさんから、サインもらいました
よりみちさんより「この画像も使ってください」と送付されたので!こちらは、私がよりみちさんの本に書いたサインです。

まるで文化祭の打ち上げみたいな雰囲気でした。

せっかくのオフライン。どうせなら、普段は聞けないことを聞いてみたい……。そんな気持ちがふっと湧いてきたので、

「私のイメージって、どんな感じですか?」と尋ねてみることにしました。

返ってきたのは、

「文学少女(これは、よりみちさんの知り合いの方が言っていたのかな?)」
「色々と書き分けられる人」
「ピュアで真面目」
「ピュアだからこその狂気があるのかも」
「(岡本さんですが)僕のバディと最近言われました」
「(岡本さんですが)アメーバ状に考え方が広がっている」
「(岡本さんですが)いつまでも少女漫画を読んで楽しめる人」

思いがけない言葉の数々に触れ、なんだか胸がいっぱいになりました。これからも、ピュア&真面目(タッキー&翼みたい)で、いつまでも無邪気に少女漫画を読める女子のまま、いい感じに年を重ねていきたいなと思いました。

そして、以前から気になっていた「戸田恵梨香に似てる問題」にも、ついに決着がついたのです。

よりみちさんの「戸田恵梨香完結編」が幕を閉じた

よりみちさんに、以前「戸田恵梨香に、会わずにはいられない。~みくまゆたん、初商業出版の本を読んで~」という感想をいただいていた私。

タイトルに「戸田恵梨香」が入っていたので、てっきり「よりみちさんは、私が戸田恵梨香に似てる」と思っているのかなと想定。

よりみちさんに「あの記事は、私が戸田恵梨香に似てるって……そういう意味で言ってくださってるんですよね?」

と恐る恐る聞いてみたところ、

「えっ、違うよ。マーブルさんのイベントの時に名刺を配る様子が、SPECの戸田恵梨香みたいだっただけで、そういう意味じゃないよ」

と、あっさり。

えっ……? と目をぱちくりさせる私。どうやら周りの皆さんも同じ認識だったらしく、勘違いしていたのは私だけだったのです。

実は密かに、

「こんなに『みくまゆたん=戸田恵梨香イメージ』がついてしまったら、顔を出しても大丈夫だろうか」

と思っていたのですが、どうやら余計な心配だったみたいです。というわけで、安心して顔を出すことにしました。

もしかしたら「戸田恵梨香に似てる」といってくれているのは、現時点で元職場の先輩と、レジェンドさんだけかもしれない……。(ちなみに、さっぱり似てないです)

レジェンドさんは今、創作大賞向けの作品を公開中です。

さらに、よりみちさんに

「創作大賞、今年は受賞を狙います」

と宣言したら(まだ書けてないのに)、

「好きにしてください」

と笑顔で突っ込まれました。でも、その丸い目は優しく、口調の軽やかさも、なんだか嬉しかったです。

帰り道は、岡本さん・よりみちさんと三人で、銭湯帰りの友達みたいに並んで歩いて帰ることに。夕暮れの風が少し冷たくて、でも心は妙にあたたかくて、なんだかまるで「青春時代の帰り道」を思い出して、ふと目頭が熱くなりました。

しかも2人には私の荷物まで持ってもらって、本当にありがたかったです。

そして帰り際、電車の中でよりみちさんが

「僕は中井さんのイベントの感想を書こうと思う。少しでも応援になればいいなと思って。みくさんも書くの?」

と、私に告げました。

電車の中で書いたものを見せてもらったのですが、ほとんどできていて、流石過ぎました!!

その言葉に背中を押されるように、今こうしてnoteを書いています。(もちろん、最初から書くつもりではありました)

人生初サインを書いた日

この日は、人生で初めてサインを書いた日です。

しかもサイン第一号は、編集担当の岡本さん。岡本さんからもサインをいただいたのですが、なんとそちらも第一号とのことでした。

「みくさん、僕のサイン考えてくださいよ〜」

と言いながら、すらすらサインを岡本さんは書いていました。流石です。

編集と作家が、互いの「サイン第一号」を交換するなんて、そうそう起きることではありません。

本来ならドラマのクライマックスみたいに盛り上がるシーンのはずなのに、私たちは妙に落ち着いていて、淡々とサインを差し出し合っていました。

人生を生きていると、こんな風に「ドラマティックな出来事」が、まるで日常の延長線上に紛れ込むように、ふっと訪れることがあります。

偶然と縁が重なり合って生まれる、ひとつの瞬間ともいうべきか。その時は、気づけばサラッと過ぎ去ってしまうほど穏やかに訪れるから、目を離してしまうと見逃してしまいそうになったりもして……。だからこそ、私はこうしてnoteを書いて振り返るのかもしれません。

過ぎていく瞬間をそっと掬い上げて、言葉にして。
もう一度、その時間を。心で反芻するために。

そうして、ひとつひとつの出来事を丁寧にすくいあげるほど、人生は豊かになったり。または、過ぎた過去から「気づき」を得ることだってできるのかもしれません。

もちろん、ドラマは「特別な日」にだけ起きるものじゃなくて━━日常のすぐ隣に、いつだって静かに息を潜めているのかもしれません。

【完】

【告知】
私も、インプレス NextPublishingより「書く人生のはじめかた 文章力より大切な“書き続ける”ための心構え」という本を出してます。レビューも21件つきまして、かなり好評です。

もしよかったら、手に取って頂けると嬉しいです。

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