見出し画像

現役○○の4行に打ちのめされ、そして私は恋に落ちる【創作大賞感想】

 作者にファンができて、その人に「本気で恋をしてしまう」「惹かれてしまう」という話を稀に聞きます。

 えっ。顔も知らない人なのに、そんなことってあるんですか?目から鱗です。

 「この作者さんが好き」というのは理解できるのですが、流石に文章だけで「恋」に繋がるのかと。そんな奇跡は、本当にあるのでしょうか。

 今までずっとそう思っていました。ところが、今回その気持ちがなんとなく理解できる作品に出会いました。私がもし今20代で、独身ならやばかったです。

 今日は、私が惚れそ……いやいや。心揺れた作品を紹介します。

(※こんなことを書いていますが、私は今幸せな既婚者子持ちです。浮気心はありませんので、ご安心ください)

①ふたりの/ナルさん

 冒頭の4行で、一気に心鷲掴みにされちゃいました。

 ナルさんの紹介は初ですが、めちゃくちゃ好き……いや、好みだったので紹介させてください。

 あー!私、この方の文章の紡ぎ方、見せ方……切ない……私、好きです……。ああ……こんな恋がしたいです(欲求不満でも、口説いてる訳でないので誤解なきよう!!)

 文章も上手いですが、それ以上に惹かれるものがあります。とにかく「主人公の俺」がかっこいいです。「俺」のちょっと毒のある要素など、キャラの過去やストーリーがしっかり描かれてるのも良きです。

 キャラクターが魅力的だと、物語全体に魅力が生まれる気がします。私の中で、ストーリーに登場する「彼」が猛烈にイケメンです。気分はすっかり彼に愛された帆夏です。 

 こんな風に、私も彼の前で失踪した上で「私は君を探す旅に出た」とか「世界が終わっても君と……」って探されたいと思いました。

 人生の中で、好きな男に探してもらったことがありません。私の前で男が失踪(音信不通)し、追いかけたことは星の数ほどあります。

#なんのはなしですか

 脳内で、主人公をケンティーが演じています。ピュアで真っ直ぐなのに、ちょっぴりキザなセリフもあり……ああ……好き。絶対に似合いそうです。

何回、自分の執筆記事を宣伝してんねん(笑)

 若い女の子にモテそう、そしてウケそうなストーリーです。45才の私も好きです。私が独身なら、ナルさんの追っかけしちゃいそうです。逃げてください。

 さっきからずっと、好きですしか言ってません。女コニシさん状態です。誰か止めてください。

 ちなみに、コニシさんがnicoleさんの作品「滲む」の紹介記事を書いているのですが、その紹介記事がめちゃくちゃ良きです。

↑作品の「滲む」はこちら

 嫉妬するところ間違ってるかもしれませんが、コニシさんの感想は唸るほど上手いです。嫉妬しちゃいます。

 東はみくさん、西はコニシさんでいつか「感想頂上決戦」で対立して、私が負けて……「くそっ!なんで負けたんや!悔しい!」って嫉妬して……最終的に焼け野原になって。

 そこに、ナルさんのストーリーに登場する「俺」が現れて、「世界が終わっても君と……」って言われたいと思いました。(なに勝手に創作してるの笑)

 紛争が起きた時は……巻き添えにならないよう、その時はみなさん全力で逃げてください。

 noteの平和を守るためにも、誰かと喧嘩しないように。みんなと仲良く楽しめたらいいなと思います。

↑帳面町(のーとちょう)で紛争が起きた時は、はそやmさん作「骨皮筋衛門(ほねかわすじえもん)」の出番です。その時は、助けに来てください(笑)

 話が飛んだので、ナルさんに戻します。

 ナルさんのことが、もっと知りたくなりました。

 Xを辿ると、創作に関して学びのあるツイートも。

 うん、わかる。言葉数とかじゃなくて、奥行き。余白大事。

 あとは、どうやら焼き魚を綺麗に食べる女の子が好きらしいです。メモメモ。

 noteの方も、気になって拝読させていただきました。すると、なんとナルさんには今、4年ほど片思いしている女の子がいるとのこと。

 秒速で失恋する女、みくさん。早速失恋です。

片想いを始めて、約4年になる。
4年も好きでいるとは思わなかった。4年あれば、小学生が高校生になる。ジャンプの連載は怖ろしいほど入れ替わっているだろうし、朝ドラなんて8作放送される計算になる。
僕の片想いはその間、大した進展がない。

片思いの紹介も、すごく切なくて素敵なのですよ。
この部分だけで、ときめいてしまうのです。

 ああ……切ない……両思いになってほしい……。(こういうの応援するの大好きな45才)

 なるほど。恋する男の心理描写がリアルな理由が、少しわかりました。現役恋愛男子だったのですね。(東京港区女子みたいな響き)

 恋愛中だからでしょうか。恋のリアリティが凄まじいです。心の奥まで、ひしひしと切ない気持ちが伝わります。

 キュンキュンするストーリーが好きな女子が目を通すと、お話を読むだけで終えるつもりが、うっかり恋の沼に落ちてしまうかもしれません。

 なんとなくのイメージですが、noteフォロワーで「俺にしとけって系男子」について記事を執筆していた、亜麻布みゆさんが好きな世界かも?と、勝手におすすめしてみました。

↑みゆさんの作品「電球のかぐや姫」はこちらです。みゆさんならではの仕掛け、知識が豊富で、楽しさだけでなく「学び」もあります。

メッセージに仕掛けが入っていたり、博識な彼女ならではの歴史ネタ、豆知識が随所に盛り込まれており、楽しみながら勉強できる作品です。歴史になぜ戦争が起き、人は争うのか——読み終えた後、世界平和に想いを馳せました。

 ナルさんの作品、引力がすごいです。

 俺にしておけば、幸せになれるのにというメッセージをひしひしと感じます。えっ、いいんですか……。本当に好きになっちゃいますよ?

 こんな感じで、油断すると恋に落ちますので、既婚者の方は気をつけてください。

 現役「片思い」の切なさが、ストーリーの中に滲んでいました。男性陣で「恋愛小説に挑戦してみたい」という方にとっても、学びのある作品かと思います。

 その切ない想いが「みくまゆたん」ではなく、彼女に伝わることを密かに祈っております。油断すると恋に落ちそうなので、懸命に気持ちを寸止め中です。

 ナルさんの恋が上手くいきますように……。

②週末探偵とヴィータバンドの影/マイトンさん

 マイトンさんの初長編小説です。

 こちらの作品の凄いところは、飛行機の中にいる移動中にプロットを考えたという彼のエピソードです。2週間で書き上げちゃうのも凄いなぁ。

人生初の小説です。

出張に向かう飛行機の中でプロットを考えて、それを文字にしたこの2週間。
いやあ楽しかったです。

人生初とは思えないクォリティ

 あっさり4行で本人書いてますけど、凄いことです。こういう時、彼は京大卒だったことを思い出します。

 私自身、電車やスーパーへ向かう最中に「何を書こうかな」と思考をまとめることもありますが、流石に移動中だけでプロット構築できないです。その前に、飛行機や電車の中で酔います。

 設定すごく凝ってるし、読者を最後まで飽きさせないように色んな工夫や伏線が入っています。

 ストーリーの面白さだけではなく、本業(薬)に関する知見も入っており、そのエピソードに対する説得力が半端ないです。こういう時、現役は強いなと。現役・本職の底力を感じました。薬を作るって本当に大変なのだなぁと考えさせられます。

 葉山響が週末だけ探偵業者をつとめている背景、人々の優しさ、思いなどなど。キャラクターの抱える思いもしっかり書かれていました。

 彼の凄いところは、目標をビシッと立てて有言実行を着実に遂行する点でしょうか。

 「よく寝る」とダイエットが何気に難問な気もしますが、サラッと目標達成しています。さすが京大卒です。

 この一文にとんでもない努力をしてそうですが、素麺みたいにツルッと書き、爽やかに「走り切るぜ!」で締める彼。イケメンです。京大薬博士はモチベーションも凄まじいです。

「名門大学に子どもを通わせたい」

 そのような考えをお持ちのお母様は、彼のnoteをぜひフォローしてみてください。

 メンシプに加入していないのと、有益情報は買ってないのでわからないですが、案外「そうじゃないところ」に彼の凄みが滲み出ていることもしばしば。

 私はそこを上手く見つけて救いながら、自分の体に馴染ませています。

 マイトンさんの今後の活動も応援しております。

【完】

※今回は「現役」をキーワードに、作品を紹介してみました。今日から私、取材やプライベートなどが忙しくなりそうなので、更新少し遅れます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集