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日常 ~桜城市編② 後編3~

↑↑この続きですよ〜
またまたリレーです!
はじまりはじまり〜

商店街を歩いている時も
まこは志央莉しおりの手をギュッと掴んだまま
離さなかった

アヒルのひなが
生まれてすぐに見るものや音を
親と認識するという「刷り込み」
なのかもしれない
この町に来て一番最初に会って頼れる人 
志央莉しおり
まこは信じて疑わなかった

「まこちゃん、公園通っていこか」

「うん」

「うん、やなくて はい」

しおりはまるで母のようだ

しばらく歩いていくと
町を見渡せる小高い丘に出た
ここにはライトアップの桜城が
堂々とそびえたっている

桜城市 桜城

「夕暮れの景色はこの町の自慢なんよ
ほらみえるやろ、あっちが桜城市駅 
パンダ鉄道の寝台急行『銀河』で
東京まで一直線や」

桜城市駅

駅にはジオラマのように
電車がスルスルと入っていく
東京ということばを
まこはおぼろに聞いていた

山の端にもうすぐ太陽が沈む
きれいだ

「うちな、少し前に引っ越ししてきたんよ スッキやねんここ!いいやろ」

「ん?」歌声が聞こえる

「ギター?」
「そうみたいやなあ」
「あっ、あそこで歌ってる」

近づいていくと
それは哀切を帯びた繊細な響きだった

アコースティックギターを奏でる男

歌声は優しく語りかけるよう

志央莉ママ
ワタシこの歌知ってる」

「そうなの!まこちゃんすごいね」

ウイズイン the サーンドオブ、サイレン

まこは
自分がなぜこの歌を知っているのか
分からないで歌った

「いい歌ね」

本山蛇添との出会い

さらに近づくとその歌声は
本当にに美しかった
葉桜になったはずの桜が咲いている…
男はゆっくりと振り返った

ギャーーバケモノー

志央莉しおりは悲鳴を上げた
そこにいたのは
蛇のマスクを付けた
異様な風体の男だった
まるでプロレスの悪役のような
恐ろしい形相

「まこちゃん逃げるで!
はよはよ、ほら!走るんや」

まこはキョトンとして動かない
志央莉は後ろ手にまこをかばい
振り返って身構えた
幼い頃から合気道で鍛えている
護身はおてのもの!

志央莉 合気道の構え

まこが
志央莉の横から顔をのぞかせて言った

「この人普通のおじさんだよ」

「まこちゃん!何いうてんの!」
見ると
先ほど見えた蛇男とは全くちがう
優しいオジサマのお顔
しおりは目をこすった

アコースティックギターを
小脇にかかえたまま男は言った
「おじょうちゃんたち、こんばんわ
この歌をしってるの?相当昔の歌だゾイ
一緒に歌う?」

我輩わがはい本山蛇添もとやま だぞいと申す お嬢さんは?」
志央莉は黙っていたが
まこは応えた
「ひろかわまこ」

男はこちらへ向き直り
「なんですと!いま、なんと?」
本山蛇添もとやまだぞいはギターを置いた

「逃げるで!」
志央莉はまこの手を強く引っ張り
今度こそ全速力で丘を降りた
             

大人絵日記

本山蛇添との出会い 桜城にて

             つづく______________________________________

今回の登場オリキャラは以下の方です

桜城市発起人 瑛さん!のオリキャラは

六月一日 志央莉(くさか しおり)さん
17歳
浪花出身、浪花言葉を話す
桜城東高校に通う高校二年生(転校生腰まである黒髪
ポニーテールにしていることもある
白いシャツ、ネクタイ、スカートを着用
分け隔てなく、誰にでも話しかける
武道場に通っており、見た目以上に強い

正体不明の本山蛇添は山本蛇内さん!

ぱんだ鉄道を乗り入れ、寝台急行列車を走らせているのはこぱんだちゃん!


超楽しいんですけど