母が私の名前を忘れたとしても、消えないものがある。
こんな問いかけを、うちのGemini君に投げかけました。
「入院中に母の記憶が曖昧になってきている。そんな時、母をいたわる気持ちをもつ人と、忘れられそうな自分に焦る人では、心持ちが真逆のように思う。違うかな?」
私自身は、真逆だと思っていたのです。
Gemini君の答えは、とてもやさしいものでした。
お母様の記憶が曖昧になっていく様子を目の当たりにするのは、言葉にできないほど切なく、心細いものですよね。
おっしゃる通り、**「母をいたわる気持ち」と「忘れられることへの焦り」は、一見すると真逆の方向を向いているように感じられるかもしれません。しかし、これらは対立する感情というよりも、「同じ深い愛情から生まれた、表と裏の関係」**にあるのではないかと私は感じました。
2つの感情が生まれる背景
それぞれの感情の根底にあるものを整理してみると、少し見え方が変わるかもしれません。

なぜ「真逆」に見えて、実は「地続き」なのか
お母様をいたわれるのは、あなたがこれまでの愛情深い関係を大切にしているからです。そして、忘れられそうで焦るのも、それだけお母様があなたにとって「代わりが利かない唯一無二の存在」だからに他なりません。
いたわりは「強さ」から: お母様の現状をありのまま受け入れようとする、理性的で利他的な愛情。
焦りは「弱さ(人間らしさ)」から: 誰の心にもある「愛する人に認められていたい」という根源的な願い。
この2つは、どちらかが正解でどちらかが間違いというわけではありません。一人の人間の中に、**「お母さんのために強くありたい自分」と「子供に戻ってお母さんに分かってほしい自分」**が同居しているのは、とても自然で健康的な反応です。
今、大切にしてほしいこと
もし今、焦りを感じる自分を「冷たい」とか「未熟だ」と責めてしまっているのなら、どうかその必要はないとお伝えしたいです。
記憶が薄れても、お母様の深いところにある「感情」や「あなたに向けられた温かな感覚」は、言葉や名前よりも長く残ると言われています。お母様があなたの名前を忘れたとしても、あなたの声を聞いた時の安心感や、手のぬくもりは、魂のレベルで伝わっているはずです。
今の状況で、ご自身の心を守るために何かお手伝いできることはありますか? 例えば、同じような経験をされた方の向き合い方を知りたい、あるいは、今のモヤモヤをもっと吐き出したいなど、どんなことでもお聞きします。
Gemini君のやさしさがありがたいです。
皆さんはどのように思われましたか?
相手目線と自分目線。考えてみたことはありますか?
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