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10万円の炊飯器を手放して鍋でごはんを炊いたら気持ちがラクになった話

当時10万円くらいで買った炊飯器を手放しました。
今は鍋でごはんを炊いています。

結論からいうと、今のわたしにはぴったりで正解でした。
おいしいごはんを毎日食べています。
キッチンも気持ちも前よりすっきりしました。

使っているのは、ハリオのご飯釜 雪平。フタがガラスで、IH対応のごはん専用鍋です。

「炊飯器があるのは当たり前」
そう思っていた過去の自分に、こう言いたいです。
案外、便利で快適だよ!


きっかけは内釜の故障

内釜が剥がれた炊飯器

炊飯器をやめるきっかけになったのは、内釜がはがれてきたことでした。

使っていたのは象印の極め羽釜。
6年前くらいに家電量販店で買いました。当時の上位モデルだったので、新品で10万円くらいしました。

使っているうちに内釜のコーティングがはがれてきて、黒くごはんにこびりつくようになってしまいました。
問い合わせてみたところ、「内釜の修理はできない」とのこと。
内釜は買い替えるしかなく、そのお値段、38,000円。

本体は問題ないとはいえ、内釜だけにそのお値段を払うなら買い替えた方がいい?と悩みました。
そもそも、炊飯器って必要なの?という考えも浮かんできました。

我が家の高級炊飯器のリアル

10万円で買った炊飯器は高性能でおいしく炊ける一方で、実際の暮らしでは持て余していました。

上位モデルなだけあって、たくさんの炊飯コースがあったり、好みの炊き加減にすることができたりと機能はバツグン。
でも、実際に使っていたのは、ほぼ毎日「エコモード」だけ。せっかく高性能なのに活用しきれてないな、と思っていました。

5.5合炊きのサイズは子どもたちが小さい我が家にはまだ大きすぎました。
「いつか食べるようになるから」と思って選んだものの、その「いつか」の前に修理が必要になってしまいました。

炊飯器の不満

炊飯器は、物心ついたときから当たり前に家にありました。
大学生になって一人暮らしを始めたときも、小さい炊飯器を買ってもらいました。
結婚して家庭を持つようになってからも炊飯器はずっとありました。
炊飯器なしの生活はしたことがありません。

でも、結婚して、子どもが生まれて、時間的余裕がなくなってから子どもや夫に対してだけじゃなくて、炊飯器に対しても時々イライラ、モヤモヤしていました。

生活を楽にしてくれるはずの便利な炊飯器。それなのになんだかしんどい。
その理由を考えてみました。

  • 大きくてキッチンのスペースを占領する

  • でこぼこで大きい内蓋を毎日洗うのが地味に大変

  • 本体裏側や底にある排気口にホコリが溜まりやすい

  • 高性能だけど結局毎日「エコモード」で炊飯

  • 朝に炊いたごはんの残りはすぐタッパに入れて冷蔵庫へ(保温機能は使わない)

  • 停電で中途半端に炊けたことがある

高かったんだから使い続けないと、という気持ちに引きずられて内釜が剥がれてからもモヤモヤを抱えながら数年使ってしまいました。
おいしいごはんを炊いてくれてありがとう。
でも、今の我が家にはちょっとオーバースペックだったかも、と感謝を込めてお別れしました。

このお鍋に決めた理由と使い方

ハリオの雪平

新しく迎えることにしたのはハリオのフタがガラスのIH対応ご飯「雪平」です。楽天市場のHARIO公式ショップで13,200円で買いました。
このお鍋を選んだ理由は、ハリオに馴染みがあるし、IH対応のご飯専用鍋だから。炊飯器を買うよりもお手頃価格だからです。

鍋で炊飯するって時間がかかりそうだし火加減も難しそうなイメージですよね。
でも、イメージよりずっと簡単です。

1.お米を30分以上浸水(前日の夜に浸水→翌朝炊飯)
2.中火でホイッスルがなるまで加熱(約10分)
3.ホイッスルが鳴ったら3分タイマー
4.火を止めて15分蒸らす

浸水時間を除けば、30分弱で炊きあがります。
炊飯器の通常モードだと(約60分)よりも短時間なのに、ちゃんとおいしいです。

鍋でごはんを炊く生活

「最近は鍋でごはんを炊いてるの」
そう聞くと、「丁寧な暮らし」とか、「こだわりの食事」ってイメージがわくかもしれません。
でも、実際の生活は、炊飯器を使っていたときと大差ありません。

寝る前に、翌朝炊くためのごはんを洗って浸水させておきます。
朝起きてキッチンに立ったらIHの電源を入れて、食洗機から食器を取り出したり、お味噌汁を作ったり、朝ごはんの目玉焼きを焼いたり。
水筒にお茶を入れたりしているうちに、あっという間にホイッスルが鳴るので、3分タイマーをかけて放置。
子どもたちを起こして、朝の支度をしているうちにちょうどいい具合に蒸らしが完了しています。
食卓にドーンとお鍋を置くと、華やかで気分も上がります。

わたしの生活スタイルでは、不便に感じることは今のところは特になし。
炊飯器の予約時間を間違えてしまうことの多いわたしには、現状ではこのスタイルの方が安心できます。

「雪平」のお気に入りポイント6選

使ってみて6ヶ月とちょっと経過しました。毎日使っていますが、炊飯器のころに戻りたい、と思ったことはありません。
ここでは、気に入っているポイントを紹介します。

その1:シャッキリめの炊き上がり

もっちりしたごはん、というよりしゃっきりしたごはんの炊き上がりです。個人的にはもちもちの柔らかいごはんより、よく噛んで食べるしゃっきりめのごはんが好きなので、気に入っています。

その2:フッ素加工でこびりつかない

お鍋の内面はフッ素コートされているので、ごはんがこびりつかず、するっと取れます。土鍋だとそうはいかないので、嬉しポイントでした。
でも、まだ使って6ヶ月。どのくらいフッ素コートが長持ちするかはわかりません。長期目線で見ると未知数です。
長持ちしてくれることを祈りつつ、大切に使いたいと思います。

その3:シンプル設計&鍋本体以外は食洗機OK

この鍋は、①鍋本体、②ガラス部分のフタ、③フタに設置する黒いツマミ(4つに分解できる)で構成されています。
このうち、本体以外の②と③は食洗機OKです。この黒いツマミはペットボトルのフタのようにくるくる回して取り外しができます。
毎日のお手入れが簡単なところがとても気に入っています。

その4:ガラスのフタ

どんなインテリアにも馴染むおしゃれな雰囲気が気に入っています。
透明なガラスの蓋なので、お米を炊いている様子を見ることができます。子どもたちが、生の硬いお米がどう変わっていくのか興味津々に覗き込んで楽しそうにしています。

その5:災害対策

停電したらどうしよう。小さいお子さんがいるママなら考えたことはありませんか?
このお鍋と、ガスボンベのミニクックがあれば災害時もごはんを炊くことができます。この安心感は、心配性なわたしの気持ちをぐっと楽にしてくれました。
ミニクック、ガスボンベ、ペットボトルの水、サバ缶などお気に入りのものを常備しておきましょう!災害時でもあったかいいつものご飯が食べられますよ。

その6:キッチンがすっきり

炊飯器を置いていたスペースが空きました。炊飯器がなくなったらキッチンががすっきりして見えました。
冷蔵庫や電子レンジ、ポットなどの電源コードでコンセント付近がごちゃごちゃしているので、1つ減ってさらにすっきりしました。
炊飯器ってけっこう大きいので、このスペースを重宝しています。
料理をお皿によそうための作業台にしたり、食材をちょっと仮置きしたり。
作業効率が上がった気がします。
鍋は使わないときは、コンロ下の引き出しにしまっています。しまったり、出したりできるのも鍋のいいところだなと思います。

炊飯器が向いている人3選

1:もちもちごはん派

「雪平」で炊くごはんはどちらかというとしゃっきりめです。
炊飯器なら「もちもち」「しゃっきり」など炊き分けができますよね。もっちもちなごはんが好きな方には、このお鍋は合わないかもしれません。
今日はもちもち、今日はしゃっきり、など選びたい方も炊飯器がいいですね。

2:朝予約・保温機能をフル活用している人

雪平はお鍋です。もちろん予約炊飯&保温機能はありません。
タイマー予約が必須!という生活スタイルの方はやっぱり炊飯器が手放せないと思います。
でも、30分もあれば鍋でごはんが炊けます。ちょっと寝坊してしまったとしても、わたしはこの30分間に自分の身支度、洗濯、朝ごはんやお弁当の準備をするのであっという間です。

ごはんの時間がバラバラの家庭では、保温機能があると便利ですよね。
今の我が家の生活スタイルは、子どもも大人もみんな同じ時間に同じことをしているので、保温機能は使っていませんでした。
いつか、家族のごはんがバラバラになったとき炊飯器に戻るかもしれません。

3:小さい子どもがいる家庭

炊飯器は放っておけるところがいいところです。炊飯中に炊飯器に触ってもやけどをすることはありません。安全機能もしっかりとしています。
一方、お鍋は加熱中に触ってしまうとやけどをします。
「熱いから触ったらダメだよ」がまだ理解できない年齢、理解できてもついつい触ってしまう年齢のお子さんがいる場合はおすすめできません。

鍋でも炊飯器でもどっちでもいい。「今の暮らしに合うかどうか」

10万円の炊飯器を手放すのはちょっと勇気がいりました。
ちゃんとおいしく炊けていたし、高かったし、もったいないな、って何度も思いました。なんとかして内鍋を修理できないのか考えました。

でも、手放してみたら快適で今の我が家の暮らしに合っていました。
炊飯器も便利でよかったです。
いつかまた炊飯器に戻るときが来るかもしれません。

ただ、今の我が家の状況、「管理するものを減らしたい」という私の気分には大きな炊飯器より3合炊ける鍋の方がしっくりきただけです。

もし今、「これ本当に必要?」と思っているものがあるなら、それを疑ってみませんか?
今の暮らしに合うものを選び直すだけで、生活ってこんなに軽くなるんだなと思います。

炊飯器の次は、オーブン。
3年で壊れた高級最新オーブンと、20年レンジの話も書きました。よかったら読んでみてください。


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