見出し画像

ケアマネジャーって何をしてくれる人? お願いできること・できないことを整理してみた

「認定を受けたら、ケアマネジャーをつけてください」
地域包括支援センターでそう言われて、「……それって、何をしてくれる人なんですか?」って思った方、きっと多いと思います。私もそうでした。

介護保険の申請をして、要介護認定を受けて——そこから先に「ケアマネジャー」という存在が登場してくるわけですが、正直なところ、何を頼めばいいのかよく分からない。
「なんでも相談できる人」なのか「書類を作ってくれる人」なのか、はたまた「手続きをやってくれる専門家」なのか。

今回は、このケアマネジャーという存在について、できることとできないことをできるだけシンプルに整理してみます。

そもそも、ケアマネジャーって何をする人?

ケアマネジャー(正式名称:介護支援専門員)は、介護保険制度の中でケアプランを作ってくれる専門職です。

ケアプランというのは、「この人にはどんな介護サービスが必要か」「どのくらいの頻度で使うか」をまとめた計画書のことです。デイサービスに週何回通うか、ヘルパーさんに来てもらうか、福祉用具は何をレンタルするか——これらを本人や家族の希望をもとに整理して、サービス事業者との橋渡しをするのがケアマネジャーの主な仕事です。

要介護1〜5の認定を受けた場合、このケアプランを作るのはケアマネジャーの仕事になります。

一つ大事なことをお伝えすると、ケアプランの作成もケアマネジャーへの相談も、費用は介護保険から全額まかなわれます。利用者・家族の自己負担は一切かかりません。
「専門家にお願いするんだから費用がかかる」と思っていた方が多いのですが、ここは安心していただければと思います。

ケアマネジャーに「お願いできること」

① ケアプランの作成・管理

これがメインの仕事です。本人・家族の話をよく聞いたうえで、どんなサービスが必要かをまとめて計画してくれます。状況が変われば内容を見直してくれますし、定期的に自宅に来て様子を確認するのも仕事のうちです。

② 介護サービスの紹介・手配

「週2回デイサービスを使いたい」「ヘルパーに来てもらいたい」「介護ベッドを借りたい」——こういった希望に対して、地域の適切な事業者を紹介して、利用開始まで段取りしてくれます。「どこに頼めばいいか分からない」という状態から動き出すためのサポートをしてくれる存在です。

③ 介護に関する相談全般

「最近、親の物忘れが気になる」「施設への入居を考え始めた」「介護していてイライラしてしまう」——こういった相談にも乗ってもらえます。答えを出してくれるわけではなくても、話を聞いてくれて、一緒に整理してくれる。そういう役割です。

④ 要介護認定の申請代行

要介護認定の申請を自分でやるのが難しい場合(身体的に窓口に行けない、書類の記入が困難など)、ケアマネジャーが代行してくれます。更新の手続きも同様です。

⑤ 医療機関・他サービスとの連絡調整

かかりつけ医との情報共有や、訪問看護・リハビリなどの医療系サービスとの調整もします。「主治医にはなかなか言い出しにくい」という場合、ケアマネジャーを通じて伝えてもらうという使い方もあります。

ケアマネジャーに「お願いできないこと」

ここが意外と知られていないポイントです。ケアマネジャーは何でも引き受けてくれる「よろず相談窓口」ではありません。以下のことは、ケアマネジャーの職務の範囲外になります。

✕ 医療行為・医療の専門的な相談

「どんな薬を飲ませればいいか」「この症状はどんな病気ですか」といった医療的な判断や治療方法は、ケアマネジャーは答えられません。かかりつけ医や専門の医療機関に相談しましょう。

✕ 遺言・相続・財産管理

「相続のことを決めておきたい」「成年後見制度を使いたい」「親の資産をどう管理するか」——こういった法律・金銭に関わる内容は、ケアマネジャーの職務の外です。弁護士・司法書士・税理士・ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談する必要があります。ただし、「どこに相談すればいいか」というところはケアマネジャーも案内してくれます。

✕ 家族間のトラブルや精神的な問題の直接解決

「きょうだいで介護の分担が揉めている」「親と関係が難しくなってきた」といった家族間の問題は、ケアマネジャーが直接解決することはできません。話を聞いてもらうことはできても、介入して解決する立場にはないということです。こういった場合は、社会福祉士への相談や家庭裁判所の手続きが選択肢になります。

ケアマネジャーと「よい関係」を作るためのポイント

ケアマネジャーとの関係の質が、介護生活の質に直結します。「担当についてもらっているけど、なんとなくかみ合わない」という声もよく聞きます。

ケアマネジャーとの関係をうまく機能させるためのポイントは、シンプルに言えば「遠慮せず、情報を共有する」ことです。

・親の体の状態や生活の変化は、こまめに連絡する
・「本当はこうしたい」という本人・家族の希望を遠慮なく伝える
・サービスを使ってみて「合わない」と感じたら、率直に相談する
・「こんなことを聞いてもいいのか」と迷ったら、まず聞いてみる

もし「この人とは合わないな」と感じた場合は、担当を変更することも可能です。「担当を変えてほしい」と直接言いにくければ、地域包括支援センターに相談すると間に入ってもらえます。

─────────────────────────────────────────
📌 ケアマネジャーと「状況を共有」するための見守りツール2選(PR)
ケアマネジャーに親の状態を正確に伝えるためには、日頃からの変化を把握しておく必要があります。離れて暮らしている場合、「最近どう過ごしているか」が分からないままでは、相談の質も変わってきます。

【商品①】まもサーチ3(+Style)
500円玉サイズのGPSデバイスをかばんや上着のポケットに入れておくだけで、スマホから親の現在地をリアルタイムで確認できます。「外出が増えた」「夜間に動いている」といった変化を把握することで、ケアマネジャーへの情報共有がより具体的になります。きょうだいで同じアプリを共有して複数人で見守ることも可能。IP65防水防塵で雨の日の散歩も安心です。

本体:2,680円(税込)(※プライムデーセール31%OFF)/月額:528円(税込)または年額:5,500円(税込)
Amazon → https://amzn.to/4wz5pAZ

【商品②】みてねみまもりGPS(MIXI)
上場企業MIXIが提供する見守りGPSで、日本PTA推薦商品。AIが行動パターンを学習して「よく行く場所」を自動登録し、指定エリア外への移動を自動通知してくれます。1回の充電で最大2ヶ月使えるので、「充電を忘れた」というトラブルが起きにくい。歩数計機能もついており、「今日どのくらい動いたか」をケアマネジャーに伝えるための情報としても活用できます。

本体:Amazonにて販売中(モデルにより価格異なる)/月額:528円(税込・GPSプラン)
Amazon → https://amzn.to/4by3Qec

※各リンクはアフィリエイトリンクです(PR)
─────────────────────────────────────────


今日の整理

□ ケアマネジャーは、ケアプランを作って介護サービスをコーディネートする専門職
□ 相談・計画作成・申請代行・医療連携などは**お願いできる**
□ 医療の専門的判断・相続/財産管理・家族間トラブルの解決は**職務の範囲外**
□ 費用は介護保険から全額まかなわれるため、**利用者・家族の自己負担なし**
□ 合わないと感じたら、担当の変更も可能(地域包括支援センターに相談)

最後に

「誰に相談すればいいか分からない」という状態が、介護を始めるときの最初のつまずきポイントだと思います。

ケアマネジャーは、そのつまずきをほぐしてくれる存在です。でも「全部お願いできる人」というわけでもなくて、役割の範囲があります。そこをあらかじめ知っておくだけで、最初の1本の電話がかけやすくなるはずです。

次回は、ケアマネジャーの「選び方」のポイントについて書いていきます。実は担当者を選ぶことができるし、合わなければ変えることもできます。その話を、具体的にしていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!