女性たちの声が教えてくれたこと
~ミツさんの電子書籍を読んで~
女性のみなさん
普段、何も気にせず生理の話ができる相手はいますか?
また、周りの環境はいかがでしょうか?
男性のみなさん
女性の生理について「知ってるよ」と自信を持って言えますか?
できれば……見て見ぬふりをしたい事象だとは思いませんか?
本来、生理は「誰にでも関係すること」なのに、タブー視されがちです。
というか……
若かりし頃から生理にまつわる色々で悩み苦しんできたわたしは、異性の上司だと腫れものに触るような扱いを受けることが多かったのです。
「あなたのお母さんにも、奥さんにも、あることなのに……」
口にしたことはないけど、一度くらい言ってみたかった。
そんなモヤモヤした気持ちを言葉に変え
「まずは知ることからはじめませんか?」と伝えてくれる、
ミツ@変な本を書く作家さんの電子書籍が、7月5日に出版されました。
この本には、6人の女性と、そしてわたしのリアルな声が収められています。
おひとりおひとりの言葉が記憶や感情を揺さぶり、これまでのわたしの「生理事情」を振り返るきっかけになりました。
忘れていた痛みや症状が蘇る
たとえば…… あんなに悩まされていたのに、いつの間にか「当たり前化」していた排卵痛。「今月は右か……」と分かるほどだったのに。
鎮痛剤を飲むタイミングが遅れ、もしくは効かず、床をゴンゴン叩いては転がりまわるほどの生理痛。量が多い日の夜、眠っているうちにベッドを汚すかもしれない、と折りたたんだバスタオルを敷いた床で体操座りのまま朝を迎えたこともありました。
冒頭から6人目の女性のパートまで……忘れていた痛みや症状をいくつも思い出しました。実際、他の女性のパートに出てくる「生理休暇」に関しては、現在の職場で問題になり、月に2日までの特別休暇扱い(有休)が、ペナルティなしの欠勤扱い(もちろん無給)に変わったばかりです。
また、多感な時期をカトリックの女子高で過ごし、厳しい校則と独特の価値観の中で受けた強烈な性教育さえも、他の方の娘さんたちを通して思い出すという……。どれほど大変で衝撃的だったとしても、人はいつしか記憶を奥に押し込めてしまうのだと気づかされます。
大変だったり、インパクトが強すぎてその夜眠れなくなるくらい強烈な経験をしたのに。自分の中で「こんなものだ」と風化していることに驚きました。
いえ……それくらいでないと過ごせなかった、そう表現するのが正しいのかもしれません。
読み進めるほどに、過去の自分の姿と女性たちの声が重なり合い、また、わたしが選ばなかった「ピルと付き合っていく」という道を歩む女性たちの声も胸に深く響きました。
身体はひとりひとり違う
そして、ホルモンが関わることだからこそ、心に症状が現れる人もいる。
どうしようもなく落ち込んだり、些細なことでイライラしたり、際限なく食べ続けてしまったり。これも当たり前すぎて忘れていましたが、すべてわたしの経験でした。
今はPMS対策としてとある漢方薬を取り入れ、随分と楽になったものです。
こんなふうに、この本に登場する女性たちの体験は、あなたの記憶をそっと揺さぶるかもしれません。
わたしの経験について
本書に出てくる7人目の女性は、わたしです。
忘れもしない今年4月20日の夜……。
気を失うほどの腹痛に襲われ、翌朝受診した消化器外科から婦人科へ。
診断は予測していたものと同時に起きた「卵巣出血」でした。
絶対安静を言い渡され、途方に暮れる日々。
検査がひと段落したあるとき、ふと目に留まったのがミツさんのnote記事。
「え?ミツさんって、あの、報道ステーションの方よね?
沢山本を書いている方よね?
……男性よね?」
ひとり勝手に驚きつつも、心のどこかで「自分の経験が誰かの役に立つなら」と思い、みずからnoteにコメントを残し取材していただきました。
実はわたし、2年前の夏、婦人科系疾患の手術を受けています。
今回のこともあり、その経験を書き残しておきたい……そう思いながらも、まとめあげる自信がなく、ずっと先送りしていました。
「先送りすべきではないよ!」
誰かにそう言われている気がしました。
それは、書けないでいる自分だったのかもしれません。
わたしの、もう少し突っ込んだ経験については、また日を改めて書き残します。
そうそう!
わたしが勝手にそう呼んでいる
「生理サブスク」について補足します。
「アンタ、いくらなんでもお金かけ過ぎだろ!」
すでに本を読まれた方は、そう思われたかもしれません。
でも、女性にしか通じない細かい話になりますが、
「夜用、多い日の昼用、普通or少ない日用」
(↑ 生理用ナプキンの種類です)
これらを無くなった順に買い足したり、処方された鎮痛剤を飲み切って市販の鎮痛剤を買ったり、貧血を補うために鉄を含んだドリンク剤を生理期間中に2本だけ飲んだり。
その他もろもろで、やはり2~3000円は余裕で使っていました。
もちろん、これより少ない方もいれば、こんなでは済まない方だって。
つまるところ、女性の生理に対する月額は、決してゼロではないのです。
そこだけは、お伝えしておきたかったのです。
この本を通じて感じたこと
この本を通じて、わたしが改めて感じたのは
「知ることは、自分を守るための第一歩」ということです。
婦人科の敷居の高さ、症状があっても相談を先送りにすること、その間に進行してしまった病気……。すべて、過去のわたしが通ってきた道です。
最近では、より機能的な生理用品や、PMS対策グッズなど「生理期間をより快適に導く」ための商品も増えています。
「備えること」の選択肢が少しずつ広がっているのは嬉しい変化です。
この本は、それぞれが「変化のスタートラインに立つ」ための一冊。
そういうふうに捉えていただくのが自然かもしれません。
取材に応じた一人として、この本が多くの人に届き「生理について知る」ための一歩につながることを心から願っています。
同じように悩んでいる誰かの役に立つなら、と思い取材していただきましたが、勇気を出して行動してよかったです。
もし、症状がありつつも婦人科受診をためらっている女性がいらっしゃったら……
ひとりの患者として
「からだのために1度だけ勇気をだしてみませんか?」
と伝えたいです。
何もなければそれで、もし何か見つかっても「早期発見・早期治療」に取り組むきっかけになります。
女性は生理がある期間も、閉経後も、
女性である自分と一生つきあっていくのです。
少しでも負担を軽くして付き合っていけるといいですよね。
わたしはこれからも定期的な検診が欠かせないけど、自分の普段を振り返るきっかけとして捉えていきます。
さいごに
ミツさん、このたびは本当にありがとうございました。
読み進めながら
「お伝えしそびれていたこと」が沢山あったことに気付きました。
それでも、ここまで形にしてくださり、ひとりの女性として感謝します。
男女問わず、多くの方のもとに届くことを願っています。
この記事を紹介していただきました!(2025.7.21)
kindle作品をはじめとした読書投稿を行っています。
フォローすると、読みたいkindle本が増えちゃうかも📚
【本日まで99円!】7/5に発売されたばかりの、🖋ミツ┃変な本を書く作家(@mitsu_kindle)さんの著書を拝読しました。… pic.twitter.com/yUFtjPbYxP
— みむら@チリツモチャレンジャー (@mimulabo11) July 6, 2025
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