▲閲覧注意▲?!上野でドキドキ、超危険生物展
展示室の中から、異様な鳴き声がする。喉を鳴らしたライオンのような声や、小さく響く高い声。ドキドキ止まらない中、地下へ進むエスカレーターへ。科博の特別展会場で、何が起こってるの?!
!危険!注意
都内某所ーーー上野国立科学博物館で会期限定で開かれている危険生物展。いつも面白い企画でワクワクするが、今回の展示もかなり凝っていて更にすごかった!!
展示内容の面白さもさることながら、展示の方法、見せ方、オブジェの配置など、工夫がたんまり!なんだかアトラクションのような感覚で、あっちもこっちも見たくなる感じ。没入感が半端ないっす。

この危険生物たちは8つのエリアに分かれていてる。
①パワーファイター型
②キラーバイト型
③武装型
④大群型
⑤猛毒型
⑥科学攻撃型
⑦電撃型
⑧吸血型
パワーファイターって…ネーミングセンスが面白すぎる。
パワー系動物
ではさっそくパワーファイターたちを見ていく。
どどーん。やはり大型動物といえばゾウだろう。動物園でも人気の優しいイメージだが、怒るととてつもないパワーで襲ってくるのは周知のことと思う。ゾウの鼻はリンゴを優しく持ち上げることも、簡単に潰すこともできる。

この鼻の筋肉にものすごい秘密があるらしい。なんとゾウの鼻にある筋束は9万程度あり、およそ人の体全体の数と同じなのだ。
えええーーーー!どういう状況それ?!
鼻だけで人間と同じパワーも出せる、いや体の重さも加わったらそれ以上か???ゾウさんすごすぎでしょ!

そしてこっちもデカすぎ、ミナミゾウアザラシ。
ちょっと大きすぎて伝わらいっす。車にアタックする動画がよくネットに上がっているので、気になったら検索してみてほしい。もう目の前に現れたら「あ。これ終わった」ってなるデカさです。
なんと1.3cmの皮膚の下に10cmくらいの皮下脂肪があるらしく、納得の貫禄。皮下脂肪が10cmって、もうスマホが埋まる太さじゃん。
えーいっ!て僕がパンチしても全然気づかないレベルかもしれない。ボス感えぐいな。
噛む噛むヤミー
次のエリア、キラーバイト型へ。
噛む力って意外と人間も強いらしい。歯軋りとか良くないっていうもんね。(あれ、ちょっと違うかな)そのハイレベルバージョンの集まりがここのエリア。
ライオンやハイエナといった、いかにもガブってされそうな肉食獣から、シャチやホオジロザメといった海の捕食者まで紹介されている。
僕がその中でも1番こわかったのはこれ「ワニ」です。

ぎゃーーーーーでかいいいい。

見て、この歯。

そして爪。
ワニはかっこいい。それは思う。
よく見て素敵ね、これでもっと完璧〜て歌いたくなるような水の捕食者である。
君はすでに完璧だ。ゆえに怖いんだよ〜〜〜!
ワニは噛む力もすごく強いが、その攻撃方法がめちゃくちゃ怖い。噛むと獲物を千切るように体をローリングして体を捻って回転するのだ。
その名も「デスロール」
で、デスろール…。
口も大きく感情が読み取れないから、余計に怖いのかもしれない。
iZooで食べたワニ肉は臭みがなくて意外と美味しかったのが、唯一怖くなかったワニポイントかもしれない。
怖さと美しさは紙一重
むむむっ③武装型!
なんて素敵なオブジェなの!まるで誰かのお屋敷にお邪魔したような、豪華さだ。
どのツノもかっこいい。ウシやシカといった草食動物たちは、こうしたツノを持って身を守るために戦ったりもする。

シカは毎年ツノが生え変わる。春先にポロッとツノは落ち、夏にニョキニョキっと成長し生え替わりが起こるらしい。
最初の生えかけの時はツノにも血が通って、柔らかいそうだ。それがだんだん太く大きくなって、秋には完成する、といった流れである。
ツノは自然に(といってもジャンプしたりある程度の刺激はあるが)取れ、山に落ちているそうだ。いつか僕も拾ってみたい!と長年思っているが、なかなか出会わないものである。シカの数は増えすぎって聞くんだけどなあ。

ジョリジョリ..集団行動
ここは閲覧注意かもしれませぬ!③大群型エリア。
群れで攻撃をしてくる弱き者の強者エリア。仲間で群れ大群になることで襲ってくる生き物たちだ。
サスライアリというアフリカのアリの紹介があり、普通のアリと女王アリの大きさの違いがエグい。軽々と動き回る働きアリに対し「え、同じ種類なの?」と思ってしまうほどの違いがある。もはや女王アリの顔の大きさが、働きアリの大きさと同じである。

それにしても女王アリの下半身の太さが凄い。本当に歩きづらそうだし、卵を産むだけというのもつらそうだなあ、と思ってしまう津幹なのである。
僕の推し本であるサバクトビバッタの著者、前野ウルド浩太郎さんの参考も載っていました!kya♡

じわじわor即効性ポイズン
⑤猛毒型〜。毒といえば…やっぱりヘビ!という方も多いかもしれない。ええ、すごく人気のエリアでした。なのでちょっと写真は撮れなかったですす。さすがだな!
ヤドクガエルちゃんの紹介もあった。

思ってるより小さくて、びっくり。図鑑じゃ想像できてなかった。小さい〜!

あと僕は知らなかったんだけど、カモノハシって毒があるらしい。
僕らと同じ哺乳類なのに、体どうなってるの?!
卵を産んで母乳で育てる不思議な生き物だし、違いって面白いと普通に感心してしまった。毒は後ろ足にあるんだって。ほへー。

真似できない化学攻撃
ぬ、化学攻撃型…だと?ここは毒ではない、特殊な攻撃を仕掛けてくる生きものたちがいる。
ちょっとここのエリアからあと3つにかけて道が狭まり、うまく見通せず。ここも写真撮れず。でも説明文だけは撮ってきていた。
アオバアリガタハネカクシ、という虫はご存知だろうか。別名「やけど虫」ともいう。そう聞くと、あ〜と思う人もいるかもしれない。東京郊外生まれの僕も聞いたことがあり、ちょっと怖い虫である。

彼らは攻撃するのではなく、衝撃で体液が出て触れることで危険性が増す。水脹れになる怖い虫だよ、と子供ながらに教わったのを覚えている。赤と黒の数珠玉のような見た目をしており、綺麗さと危険さがあいまった容姿がうかがい知れる。
実際に触れたことはないが、あの幼心に残ったアオバアリガタハネカクシの話だけで警戒心はマックスだ。アウトドアに行っても極力近づかないようにしよう。
なぜか惹かれる〇〇
いけっ電撃型〜ビリビリ〜といえばやっぱり黄色いネズミ!ではなく、長細いウナギとナマズである。
なるほどっだから混んでいたのか!
デンキウナギって人気だよね。水族館でも人だかりができていることが多々ある。なんかこう水なのに電気だったり、科学っぽいのに不思議があったり、そして強そうだし。惹かれる感わかる。
そしてデンキナマズも。人間を感電させてしまうこともあるらしい。エイもいたよ。この子だけなぜかシビレエイ。デンキエイじゃないんかい。

この3種はどれも自分たちで電気を発電するのだが、体の構造や発電器官が異なる。不思議だ〜。電気ってまとめられるけど、各々の進化があるんだね。
気づいたらそこにいる
やはり吸血と聞くと多くの人は「コウモリ」を想像するだろうか。ここは吸血型エリア。
だけど僕は「蚊」を最初に思い出す。プィ〜ンというあの、モスキートーン!寝れないよ!!!!

日本にいるヒトスジシマカによく似た、ネッタイシマカという蚊の模型があった。うぬう、こやつめ。
ウィルスを媒介することで知られ、デング熱やジカ熱といった病気になる人もいる。痒いだけでなく、病気も運ぶなんて恐ろしいやつだ。
ちなみにコウモリは昔、日本では「幸福」の象徴だった。蚊などの虫も食べてくれるから、日本のコウモリはありがたい子なのである。流石に家にいたらびっくりだけど、吸血しないので安心してほしい。

三者三様みんな違う魅力がある
春から始まった特別展「超危険生物展」。ぎゅぎゅっと、生き物の怖さと凄さが詰まった展示だった。人間とは違う体の構造や、生きる術はどれも不思議で興味深い世界だ。
僕たちは人間とし生き、人間の世界でしか物事を感じ取ることができない。しかし彼らの世界を知ることで素晴らしさや荘厳さを学ぶことができる。
生き物ってすごい!この地球上にはわからないことがたくさん溢れていて、僕たちは一つの種として多くの生き物に支えられている。
ちょっと怖い、いや怖すぎる生き物もたくさんいるので、この特別展で地球の怖いものを見てみてほしい。もっとコノ世界ヲ知ってミナイ…?
今回もnoteを読んでくれて、ありがとう☺︎
たまに色つきを書く時は、こんな画材使ってます🎨
たくさんのもふもふ、もふふふふ→🐼
※毎週木曜日に更新予定。
次回は、「毒蛇ハブの危険とは?!奄美ハブ全開の毒蛇ワールド」を書いていきます。ハブってどんな毒?咬まれたらどうすればいい?そんな疑問に答えてくれている本を紹介です。

