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MVP ARCHIVE HISTORY | The Evolution of Rockets 06 : SLS / 超大型化の継承

SLS / 超大型化の継承

SLS / 超大型化の継承

21世紀、人類は再び、そして火星を目指す新たな宇宙探査計画を開始した。その中核となるロケットが、NASASLS(Space Launch System)である。

SLS は、アポロ計画 で活躍した Saturn V 以来となる超大型探査ロケットとして開発された。
大型液体燃料エンジン、高推力補助ロケット、多段式構造を組み合わせることで、有人宇宙船や大型探査機をや深宇宙へ送り届ける能力を備えている。

最大の特徴は、超大型輸送能力を現代技術で受け継いだことにある。
初期型のBlock 1では約95トンを低軌道へ投入でき、将来のBlock 2では130トン級まで能力を拡張する計画が進められている。
これは、Saturn V に匹敵する世界最高水準の輸送能力である。

2022年、Artemis I では無人の Orion 宇宙船 を周回軌道へ送り込み、SLS は半世紀ぶりに人類の探査を支える超大型ロケットとして初飛行に成功した。
今後は Artemis II、Artemis III をはじめ、月面基地構想 や 深宇宙探査 の基盤として運用される予定である。

SLS には、スペースシャトル で培われた RS-25エンジン固体ロケットブースター など、多くの実績ある技術が活用されている。

一方で、最新の電子制御や材料技術、大型構造設計を取り入れることで、次世代の有人探査に対応する性能へと進化した。

SLS は、Saturn V が切り開いた超大型ロケットの系譜を現代へ受け継ぎ、人類の活動領域を再び、そして火星へ広げるための基幹ロケットとして開発された新たな世代の超大型ロケットである。


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