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MVP ARCHIVE HISTORY | The Evolution of Rockets 01 : Ancient Rockets / 反作用推進火薬ロケット

Ancient Rockets / 反作用推進火薬ロケット

反作用推進火薬ロケット

ロケットの歴史は、宇宙開発よりはるか昔、中国で生まれた火薬兵器から始まる。

9世紀頃、中国では火薬が発明され、その後、火薬の噴射力を利用して自ら前進する「 火薬ロケット 」が考案された。
当初は祭礼や花火として使われていたが、やがて軍事技術として発展し、戦場で用いられるようになった。

火薬ロケット は、燃焼によって発生する高温・高圧のガスを後方へ噴射し、その反作用で前進する。
この反作用による推進という基本原理は、現代の宇宙ロケットにも共通する最も基本的な仕組みである。

当時の 火薬ロケット は飛行距離や命中精度が限られていたものの、「 推進剤を搭載し、自らの力で飛行する 」という新しい発想を人類にもたらした。
この技術はシルクロードなどを通じて各地へ伝わり、やがて中東やヨーロッパでも改良が進められていく。

その後、火薬ロケット は軍事技術として発展を続け、近代ロケット、液体燃料ロケット、そして宇宙開発へとつながる長い技術の系譜の出発点となった。

Ancient Rockets は、人類が初めて反作用による推進を実用化した技術であり、後のすべてのロケット技術へと続く歴史の原点となった。


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