MVP ARCHIVE NASA | Phase 03-04 The Shuttle Era : International Space Station( ISS )/ 人類が宇宙で暮らし続ける実験室


人類が宇宙で暮らし続ける実験室
International Space Station( ISS:国際宇宙ステーション ) は、地球から約400km上空を周回する世界最大の有人宇宙施設である。
1998年に建設が始まり、アメリカ、日本、ヨーロッパ、カナダ、ロシアをはじめとする多くの国と地域が協力して運用している、人類史上最大規模の国際共同宇宙プロジェクトである。
ISS は約90分で地球を一周し、宇宙飛行士は半年程度の長期滞在を行いながら、微小重力環境を利用したさまざまな科学実験を実施している。
生命科学、医学、材料工学、物理学、地球観測など幅広い分野の研究が行われ、その成果は宇宙開発だけでなく、地上での科学技術や医療にも活用されている。
NASA は ISS 建設の中心的な役割を担い、スペースシャトルによる大型モジュールの運搬や組み立てを進めた。
現在は有人宇宙船や補給船によって運用が継続され、宇宙飛行士の長期滞在や船外活動( EVA )が日常的に行われている。

ISS は単なる宇宙実験施設ではない。
将来の月面基地や火星探査を実現するために、人間が長期間宇宙で生活し活動するための技術や知識を蓄積する重要な拠点となっている。
20年以上にわたり有人運用が続く ISS は、「 宇宙へ行く時代 」から「 宇宙で暮らし、研究する時代 」への転換を象徴する施設であり、人類の宇宙開発史における重要な一歩となっている。

