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英語は音から|#03 小学校高学年からの英語インプットは「聞き方」がカギ

超シンプル英語習慣『Sounds to Stories メソッド』のMinnieです。

小学生からの英語は、「たくさん聞く」よりも「どう聞くか」で伸び方が変わります。

前回は、小学生・中学生から英語を始める場合でも、「音」から土台を育てることが大切だとお伝えしました。

では、小学生以降、特に

  • 英語が教科になる小学5年生

  • 本格的な学習が始まる中学1年生

この時期から英語に取り組む場合、どのように「音」をインプットしていけばよいでしょうか。

ポイントは、聞く量ではなく「聞き方」にあります。




小学生からの英語インプットは「聞き方」がカギ

「英語の音のインプット」というと、「英語のシャワー」で「たくさん聞くこと」をイメージする方も多いかもしれません。

しかし、小学校高学年や中学生になると、

  • 長時間の「かけ流し」は現実的ではない

  • 乳幼児期のように、聞き流しだけで自然に吸収する力は弱くなる

という状況があります。

この時期に大切なのは、量よりも聞き方の質です。

小学生以降の音のインプットでは、

聞く → 特徴に気づく →まねて声に出す

という流れをつくります。

特に意識したいのは、

・リズム
・強弱
・音のつながり

つまり、「意味」ではなく、音そのものに注意を向けることです。


意味の前に、音を捉える

意味が分からないと不安になる、という気持ちは自然なものです。

でも、考えてみてください。

例えば、子どもの頃に覚えた「わらべうた」。

かごめかごめ
ずいずいずっころばし
あんたがたどこさ

自然に口ずさめる方も多いのではないでしょうか。
では、その歌詞の意味を説明できるでしょうか。

意味は分からなくても、

  • 正しいリズムで

  • 自然なイントネーションで

歌うことができてしまう。

その理由は、意味ではなく、音とリズムで覚えているからです。

英語も同じです。

最初から意味を理解しようとしなくても、まず、音のパターンを丸ごと受け取ることが大切です。

止まらなくなる音  「six seven, six seven…」

昨年、世界中?の子どもたちの間で、

Six seven

というフレーズが流行りました。
もともとTikTokをきっかけに広がったミームです。

特別な意味があるわけではありません。
ただ、誰かが言い始めると、止まらなくなるようです。

例えば、学校の数学の授業で、先生が「six」と言おうものなら、「six seven」と、両手を上下させる特有のジェスチャー付きで、生徒たちが一斉に反応する、といった具合です。

つい言いたくなってしまうのは、音のリズムが心地よいから、だと思います。

six seven
🔵 🔵⚪️
/siks/ /ˈse-vən/

強弱のパターンが、英語らしいリズムになっていて、
/s/ → /s/ の音の反復が、まとまりをよくしています。
しかも、sixの終わりの/s/が、sevenの最初の/s/誘導するかのようです。

私たちの脳は、意味よりも先に、このリズムの心地よさに反応します。

実は、英語の習得も同じです。

意味を理解する前に、まず音のパターンが耳と体に残ります

分かる前に、残る。
それが、音の力です。


学校英語で見落とされがちな「聞き方」

学校の英語授業では、音声を聞く活動はあっても、

  • どんな言葉が聞こえたか

  • どこが強く聞こえたか

  • 音がどんなふうにつながっていたか

といった、「聞こえた音そのもの」に注目する機会は、意外と多くありません。

最初から意味を取ろうとすると、「分からない」部分にばかり意識が向いてしまいます。

その結果、音を捉える力が育ちにくくなります。

リスニング力を伸ばすためには、意味を確認する前に、「何が聞こえたか」を捉える時間を持つことが必要なのです。


多様な英語の中で感じた、聞きやすさの決め手

今月初めに、家族でシドニーを訪れました。

多民族都市のシドニーでは、中国系、インド系、東南アジア系など、さまざまな母語背景を持つ人たちの英語に触れる機会がありました。

特に、母音の発音は、会う人会う人、かなりバラバラでした。

それでも、聞き取りやすい英語というものがあり、それには共通点がありました。

それは、英語らしいリズムと強弱です。

訛りがあっても、リズムが整っていれば、聞き取りやすく、自然に理解できます。

英語の聞きやすさを決めるのは、個々の音の正確さ以上に、リズムなのだと改めて実感しました。

小学生からのインプットの進め方

小学生以降の音の学習では、インプットの方法を変える必要があります。

ポイントは「音声の絞り込み」と「声に出して確かめること」です。

① 短い音声・同じ教材に絞り、繰り返しを増やす
② 聞く → まねる → 確かめる

乳幼児のかけ流しは「受動的インプット」ですが、小学生以降は、

意識して聞く
声に出す
自分で確かめる

という、能動的な関わりが必要になります。

まとめ:音に気づくと、インプットの質が変わる

小学生以降の英語インプットでは、

  • 聞く量より、聞き方

  • 意味の前に、音への意識

が重要になります。

音に気づく経験は、

  • 英語らしいリズム

  • リスニング力

  • 自然な発音

すべての土台になります。

「分かる」前に、「気づく」。
このステップで、習得が大きく加速します。



お読みくださりありがとうございました。
少しでも参考になりましたら「スキ」をお願いします。




こちらは、2年半前の古い投稿ですが「小学英語の音の学習」に関する過去記事です


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