神のデス・ギフト外伝#11 『F』酸味のみの白菜は、うま味と辛味をとちょうど良い料理になる
『神のデスギフト-F-』の第一話・第二話を公開した。
そして、本日第3話の下書きが完了しました。
俺の通った鋳物工場の風景を限りある中で感じて欲しいのでこだわって書いた。
匂い・温度・湿度・光・重さ・音……すべてを潜ませた。
人「うわ地獄だわ」
人「人が生きれる環境か?」
人「1日で無理」
そんな環境を詳しく書いたので、誰しも即撤退を考えるような描写になっている。
少なくとも酵母は生きられない。
非常に不気味な描写が続く。
しかし鋳物工場が神のデスギフトFの前半の起点なのでしっかり書きました。
書いていると、あの時受けた肉体的なダメージが残っていて驚く。
左背中の筋肉。左肘の痛み。右目の弱視。左耳の難聴。
どれも寸胴で合わせて煮込めば唯一無二のもつ鍋みたいな深みを感じる。
俺「俺独自のうま味成分だ!」
なぜ、俺は不幸を真正面歩いているのに楽観的か。
それは、不幸すぎる時、諦めの境地に立たせられて、悟ったという方が適切だ。
俺「またこんな難しい宿題を、神は俺を試すのか」
俺「変な奴きた。きっと見えているのは俺だけだ」
変な変換ができているおかげで、現実世界も幻想としてスルーできる。
『嫌ーな事』を終えた後に脳が快楽物質ヒタヒタに満たされる。
負けないで進むのは、これを楽しむため。
俺は今、漬物石に押された白菜だが、いい感じに水抜きされ、細胞膜の隙間から塩味が浸透してきている。
この俺をそのまま食べるか、七味唐辛子かけて食べるか、それは楽しもう。
■今日の近況
今日は、月末が近いこともあり、パシパシ仕事をしていたら、
定時になってしまった。
残業を2時間したけど終わる気配はなかった。
俺は夕方に弱い。午前中の方が集中力が高いタイプだ。
仕事を残し、明日の俺に全てを託した。
俺のチームのおじいちゃん・おばあちゃん達はお茶を飲んでさっくり帰っていった。
心「働かざるもの食うべからず。何もしないなら、騒がないで欲しい」
毎日シニア達のおしゃべりの多さに頭蓋骨パンパンで午後は何もできない。
65年物の深漬けはもう今更、味を変える事はできないのだろう。
■それでも書く理由
今読んでくれている人へ──
12月9日に、第一章東京篇の地獄と再生の開封物語を
Kindle版として封入する(予定)、完全版で20000文字加筆だ。
さらに『腐敗51』を追加している。
『腐敗51』は51話の短い実話アルアル地獄ネタの短編集の集まり。
俺なりの比喩と自虐で構成されている。約30000文字。
発売は目標日で頑張っているがズレたらすいません。
俺の記憶の“腐敗”と“発酵”が同居した、ちょっと変わった実話の漬物樽だ。
読みたい人は、ぜひこの硫黄ガスに火をつける準備だけしておいてくれ。
今日も俺は、漬物樽の中でブクブク言いながら生きている。
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