028.「損をしたくない」という感情を超えた先にあるもの
前回の記事では、「自我(エゴ)」についてお話ししました。
少し難しい内容だったかもしれませんが、特に記事の中の 「自分への問いかけ」 については、どなたにとっても「人間の本質」にたどり着きやすいものではないかと思います。
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自我について、お伝えしたいことを一言でまとめると、
「自我」が強い人ほど、人生において「生きづらさ」を感じやすい傾向がある のではないかということ。
逆に、
「他の人に喜ばれる生き方」を選択できるようになると、
想像を超える「豊かさ」が舞い込んでくることがあります。
ビジネスの世界に学ぶ「利他の精神」
ビジネスで考えると分かりやすいかもしれません。
「自社の利益だけを追求する会社」
「お客様や社会に喜ばれることを追求する会社」
どちらが成長・発展していくかは、一目瞭然ではないでしょうか。
稲盛和夫氏は、京セラ(現:KDDIの前身の一部)や日本航空(JAL)の再建などで知られる経営者です。彼は 「利他の精神」 を重要な経営哲学とし、それを実践することで大きな成功を収めました。
稲盛氏の言う「利他の精神」とは、「自分の利益だけを追求するのではなく、他者の幸福や社会の利益を考えること」 です。
日常生活における「利他の精神」
私たちは、日常生活の中でつい 「自分の利益」 ばかりを追求し、「損をしたくない」という感情に支配されてしまいます。
しかし、
他者の幸福や社会全体の利益を考えて行動することで、結果的に自分自身にも良い影響が返ってくる ことが多いのです。
人との信頼関係が深まり、周囲からの協力を得やすくなり、長期的に見れば 自分の成長や成功 につながります。
小さなことからでも 「相手の立場に立って考え、誰かのために行動する」 ことを意識してみると、日々の生活や仕事の中に新たな気づきや喜びを見出せるかもしれません。
「与えること」からすべてが始まる
これは何度もお伝えしていることですが、何かを得たいと思うのならば、まずは「与える」ことが先 です。
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「でも、お金がないから何も与えられない…」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、「与える」のはお金だけではありません。
例えば、
「笑顔」 で接するだけで、相手に元気を与えることができる。
笑顔を向けられた相手は「またこの人に会いたいな」と思う。
こういった 些細なことの積み重ね が、やがて 大きなもの になります。
例えば、会社で取引先からもらった 「お菓子」 を、
「自分の家に持ち帰る上司」
「社員みんなで分けようとする上司」
どちらが好かれるでしょうか?
答えは明白ですよね。
このように、
みんなで喜びを共有することも「与える精神」のひとつ なのです。
「自己犠牲」ではなく、自分を満たすことも大切
ただし、「与える」といっても 自己犠牲的な感情で相手に奉仕することはおすすめしません。
例えば、恋愛で考えてみると分かりやすいかと思います。
「僕は、自分を愛していないけれど、君を愛しています」
と言われたら、あなたは嬉しいでしょうか。
自分という「コップ」に愛を満たし、それが あふれた分を相手に届ける 方が素敵ですよね。
つまり、恋愛だけでなく、何かを「与える」際に 自分の心が欠乏感でいっぱいだと、いずれ枯渇してしまう ということです。
だからこそ、
たとえ今 「金銭的な豊かさ」を持っていなくても、
「自分は笑顔が最高だ!」
「笑いで相手を幸せにできる!」
などと言ったように、何か自分の中で与えられる何かを磨いていくことが、重要なのではないかとも感じます。
今は「わたしに何もない」と思うのなら…それでも与えられるものを与えてください。
例えば、
給料が安くても、今のお仕事で「誰よりも精一杯喜ばれるような働き方をしてみる!」という覚悟で、働いてみると違う世界がだんだん見えてくると思います。
そして、何もないと思ってた自分でも、与えることの喜びから自己成長していくことにも気がつけると思います。
この『利他の精神』を磨いていくと、自然と「自我」の心が薄れていきます。
そうすることが、この地球を生きていく上で
「目には見えない」かもしれませんが、きっと不思議なパワーが引き寄せられて、運やツキが流れ込んだり、良いご縁や良い出来事が増えていくのではないでしょうか。
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