同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)31.手っ取り早く
先日久々に更新したので、間を置かず短い話を書きます。
一般論というか、私個人の感想ですが、同人活動やオタク活動は何かとお金がかかります。
特に今回新刊やグッズで印刷代ポポポポーンと飛んでいくので、稼いだ端からなくなっていくなあってなっているのですが、赤字が出ないように、でもかと言って稼ぎすぎないようにと、絶妙なラインで計算して収支帳簿をつけています。
そんな感じであくまで同人活動やオタク活動は無理のない範囲で、同調圧力や甘言に屈しない、本当に自分に無理のない範囲で、楽しく活動して欲しいなとなる話です。
前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)30.見られている」はこちら。
てっとり早く稼げる
あれは私が大学生に、当時男性向けジャンルにいた頃ですね。
ついでにバンギャもしていた頃です。
私が通う大学は内部進級が主だったので、周りには高校時代から続くオタクの同級生、先輩後輩がいて、大学での居心地は良かったです。
そんな私が通う大学の講義で、履修の関係で先輩や後輩と混ざって受ける講義があるのですが、そんな先輩同学年後輩が入り乱れる講義での出来事。
共通講義なので参加人数も多く、その人数が収容可能な大きい講義室に入ると、当たり前のように顔見知りがいないか辺りを探します。
そこで同級生や先輩、後輩がいれば近くに座って一緒に講義を受ける感じなのですが、私がキョロキョロ辺りを見回していると近くで「先輩!」と、私を呼ぶ後輩Aの声がしました。
Aは同じ高校から内部進級してきた一個下の後輩女子で、アニオタで推しジャンルが合う上に、更に同じバンド推しのバンギャでもあったので、一個違いもなんのそので、当時一番話があう後輩でした。
チケットの譲り合いや、イベントでの協力もしていました。
そんなAの声がした方向に振り向くと、思わず唖然としてしまいました。
振り返った先にいたAは、ド派手な盛り髪に、ツケマバチバチアイメイク、白の光沢があるミニスカスーツ姿で、手にはビーズ刺繍のクラッチバッグを持っていました。
何と言うかその、絵に描いたようなホステスファッション(その当時の)でした。
先日大学内でAにあった時は、黒髪ポニテで、パーカーデニム姿に、リュックを背負っていたんですよ?
いや別に高校と違って大学の服装は自由です。
かくいう私も、当時ゴルチェとかYOSHIYUKI KONISHIとか着ていましたから、後輩の事はとやかく言えないのですが、それにしたって短期間にメタモルフォーゼしすぎやろうと、目にした瞬間本当にびっくりしてしました。
■余談
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数名の方から「ホステスファッションがイメージしづらい」と言われたので、検索ワードとして「名古屋巻き」「2000年代 キャバ嬢」などネット検索頂けると、後輩Aのメタモルフォーゼ具合をイメージして頂けるかと思います。
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なお、当時は今のように他人のルッキズムを話題にする事に対して禁忌はなかったので、私は速攻で後輩にツッコミました。
私「A、あんた急にそんな格好してどないしたんよ?」
A「あーやっぱ私目立ちますか?」
私「目立ちすぎるやろ、先週会った時とえらい違いやん」
A「実は先週末に面接して、そこでバイト決めたんですよー?今日もこれから大学終わりにバイトなんでこの格好なんです」
私「バイトって?」
A「キャバです!やっぱイベント行ってライブ行ってるとめちゃくちゃお金かかるじゃないですかー?だから手っ取り早く稼げるのに決めちゃいました!」
私「(おお、やっぱりそうか)いやまあ、Aが自分で選んだんならいいけど、うちの学校だとめちゃくちゃ浮くやん?大丈夫?」
A「大丈夫ですよー!先輩も(お金)しんどかったら紹介しますよ?」
私「あー私は家の事(家族の介護)あるし、その分家からお金出るから大丈夫、気持ちだけ貰っとくわ」
A「そうですかー?とりま今日も大学終わったら稼いできますね!」
当時は今よりキャバクラや水商売って、今程一般的なものではなかったので、Aのこの見た目の変化も含めて、大学でもイベント会場でもかなり浮いていました。
Aは私以外にも同級生の友だちやオタ友がいた筈ですが、見た目の変化のせいか、その日からAが一人でいる所をよく見るようになりました。
何ていうか、女子のグループあるあるの、わかりやすい遠巻き具合でした。
私はそもそもAの見た目の変化にびっくりはしましたが「幼馴染が気付いたらSM嬢になったりしてたくらいの人間関係」が別にあり、水商売のバイトも、法律違反じゃなきゃいいだろうって感覚でした。
なので遠巻きにする事はなく普段通りに、会えば話して、イベントやライブも予定が合えば一緒に行っていたのですが、でも「この大学でそのAの見た目は浮かん?」とAが一人でいる事が多かったので、心配はしていました。
でも会うたびにAは「大丈夫ですよー!」と言うので、それ以上特にツッコミはせず不可侵な感じで付き合っていました。
そんな感じの関係だったのですが、それから暫くして私自身が持病で入院したり、身内が要介護から亡くなったりで、大学生活どころではない多忙な期間が数ヶ月前続き、同人活動もバンギャ活動ももちろん手が回らず、結果としてAとも会う機会が減っていきました。
でもたまの近況報告のメールくらいはしていたのですが、そのメールもある日を境になくなりました。
まあ正直当時の私はそれどころではなかったので、Aと音信不通になったのに気付いたのはだいぶ後になってからでした。
この気付いたきっかけというのは、ようやく私の生活が落ち着いて、大学にも落ち着いて通えるようになったある日。
大学にきてすぐ目に入る、休校の予定などが掲示されている大学の掲示板に、今年度の退学者としてAの名前が掲示されていたのを、目にしたせいでした。
そこでびっくりしてすぐにAに連絡を取ってみたら、軒並み音信不通になっていた次第です。
正直今をもってしても、Aの退学理由は不明です。
なんの落ちもないので申し訳ないのですが、未だに思い出すと心臓がギュッとする出来事です。
さてそんな今回の話をまとめると、後輩Aがある日突然推し活のために水商売バイトを初め、気づいたら大学を退学していたってだけの話なんですが、当時Aとはほぼ一緒のジャンル履修で同人活動やバンギャ活動の推し活をしていたので、本当に当時は色々と考えさせられました。
この話と一緒にすべきではないかも知れませんが、最近の闇バイトとか、ホストに貢ぐ女子とか、そう言ったニュースを見聞きする度に、この時の後輩Aの事が頭をよぎります。
私も長年サービス業、接客業に就いているので、水商売を職業として批判する気も、下げる気も全くないのですが、20歳になったばかりの若い女の子が、カンタンにお金稼げるからって理由だけで、軽い気持ちで働きだしたら、容易に病んでしまうのではないかなって思いました。
そんな同人活動でのというか、推し活での怖い話でした。
みなさん、同人活動も推し活も趣味も、本当に無理のない範囲で!無理のない範囲で楽しみましょう!
そんな話でした。
次回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)32.エウリアン」はこちら。
続けざまに推し活のお金に関する話です。
同人活動とはズレているかも知れませんが、まあ話の種にでもどうぞ。
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