見出し画像

同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)30.見られている

文学フリマ東京で出す予定のまとめ本の宣伝だけでして、連載更新しないのはどうかと思いまして、久々に更新させて頂きます。


実は更新していない間(原稿書いている間)にも、思い出しつつ書き留めていた小ネタがいくつかあるので、文学フリマ東京39迄に又何作か更新頑張る予定です。


前回の毛色が違った「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)29.SNSの学級会」はこちら!





見られている

それはとある同人イベントでの事でした。

時間はイベントが終わる間近、ポツポツと周りのサークルも撤収作業を行い、私もそれに習って自宅に送れるものは送ろうと荷物の梱包を行い、搬出用の宅配伝票を書いていました。

そんな作業中の私の横を通りがかったらしいフォロワーのAさん(一般参加の方)が、律儀に挨拶しにきてくれました。


Aさんは何回かイベントで会って、大人数のオフ会で一緒になった事がある程度の、顔見知りの方でした。

横から「お疲れ様です」とAさんに声をかけられたので、こちらも「あーお疲れ様です」と挨拶に返しましたが、如何せん私が撤収搬出作業中なので、挨拶後は特に話をせず、Aさんはすぐに私の元から去っていかれました。




そんなイベントから何日かたった日の事でした。

確かあれは公式のコラボカフェイベントだか地方限定イベントで、それにAさんが行かれたらしく、AさんからDMで「聖龍さんの推しが(ランダムグッズで)出たから譲ります」と連絡を貰いました。

私とAさんの推しは別だったので、お会いした時に手元にグッズがあれば交換していたので、まあオタクによくある交換や譲渡の声かけですよね。


ちょうどAさんが参加された公式イベント限定のグッズは、新規絵で欲しいグッズだったので、声掛け頂けたのをこれ幸いと、すぐに譲渡快諾しました。
しかしその後の予定の話し合いで、私とAさん双方の予定がなかなか合わず、すぐにどこかでグッズ交換ができそうにありませんでした。

しかし私は可能であれば推しのグッズは早めに欲しい性質なので「申し訳ないのですが、もし可能であれば」と断りを入れつつ、Aさんに郵送をお願いする事にしました。

するとAさんからすぐに了承して貰えたので、「それでは早速」と提案した私の方から私の住所など必要事項をAさんにお伝えようとしたところ、Aさんがそれを制止して言うのです。




Aさん「前伝票見た時に住所見て暗記しているから、もういいわよ」


いたって普通に言われて、最初意味がわからず混乱しました。

そして内心(え?伝票って、何?え?どういう??)とめちゃくちゃ混乱しました。



ありがたい事にやり取りはDMでしたので、めちゃくちゃ混乱していても、文面に混乱は伝わりません。
「落ち着け、落ち着け」と自分をなだめつつ、つとめて冷静にAさんに返信しました。



私「それどういう事ですか?」

Aさん「前のイベントで挨拶した時、伝票書いてたの見ていたから覚えたの」

私「(怖えええええええええええええええええええええええええええ)あ、そうなんですか、でも一応間違いがあるといけませんから、再度お送りしますね」

Aさん「わかったわ」

私「あ、でも一応このやり取り終わったら情報処分して下さいね?私もAさんから今確認した住所とか口座情報とか取り引き後にちゃんと処分しますから」

Aさん「そういうものなの?」

私「今後又必要だったら確認しますからー(念押し)

Aさん「そうなの、わかったわ」




その後、定価を振り込みし、着払いでグッズを受け取りましたけど、受け取りましたけど、怖すぎてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええとなり、恐怖でした。



何ていうか会話から「お前が不注意だから悪用してやったぜ」とか「ついうっかり見てしまってごめんなさい」とかそう言った感じは一切なく、その後のやりとりもふくめて一貫して「私見て覚えているから大丈夫です。お手間かけません」って感じのニュアンスだので、それが本当に私の中の常識の範疇外過ぎて、恐怖倍増、意味不明でした。




余談ですが、友人に二人ほどフラッシュ暗算できる人がいるので、スキャニングのように一瞬見た文字を映像で覚える人がいるのは把握していますが、この友人二人にしても「うっかり見てしまっても、うかつにそれを口に出すのはよくない」と言う感覚の人でした。

たらればになりますが、仮に友人どちらかがAさんの立場なら「ごめん見ちゃった(忘れるようにするね)」とその場で言うか、仮に見てしまっても墓まで持って行って口に出さない配慮をしてくれていたと思うので、こんな恐怖体験はしなかったでしょう。




Aさんの「覚えてるから」発言で受けた恐怖は、Aさんの能力が怖いってより、Aさんの持っている感覚と常識が私と違いすぎる事による恐怖でした。

うっかり見てしまったはあるんですよ。
何なら覚えてしまったもあるでしょう。
それなら仕方ない事だと思えますが、覚えていたとしてもそれを相手に伝える意図、そして相手がどう思うかの想像力!って感じです。


結局Aさんとはその後色々あって繋がっていたSNSアカウントをブロックしたのですが、本当にあの時のDMのやりとりが今思い返しても怖かったです。



特性や能力差はあって然るべきですが、異文化コミュニケーション、自分の常識は他人の非常識ですから、発言には気をつけましょう。

そしてそもそも個人情報は極力見られないように気をつけましょう。
この世は性悪説!



そんな久々の怖い話でした。

次回の更新は、個人的に身につまされる昔話です。
「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)31.手っ取り早く」はこちら。



いいなと思ったら応援しよう!

聖龍@どや乳文学フリマ東京43 投げ銭用にサポート設置しました。 面白いと思われましたら、お気軽にサポートをお待ちしております!( ・`д・´)✨ 日々荒川区から愉快を量産します!