同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)48.コミケの話
さて、もうすぐ文学フリマ東京41ですね(何)
文学フリマ東京41は新刊2冊、既刊2冊、無配をつけて、阿呆みたいなポスターや設営をひっさげてまいります。
余裕があるので無配ペーパーもつけようかと思いますが、机に乗るのか?という疑問もあって要検討中です。
さておき、その文学フリマ東京41の準備の間にも私は、推しカプ本を二冊出し、短篇を28本書き、WEBオンリーにも参加し終えました。
助けろ(何)
そんな感じで楽しく(苦しく)同人サークル活動満喫している私ですが、そんな原稿や創作の合間を縫って、夏に夏コミ(コミックマーケット)に行ってきた話でもします。
そしたらまあ、案の定事件が現場で多発していましたので、イベント会場であった話をします。
そんな怖くはないですが、まあこう言う話も良いかと言う話です。
前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)47.粘着ストーカー」はこちら!
夏コミと私
私は普段夏コミは避けています。
有り体に言うと暑さと人がヤバいので、命や体調管理への危険を犯してもいいと思える、余程の事がない限り参加しません。
今回は長年コロナ禍で会えなかった遠方の友だちが、久々に夏コミ参戦で上京すると言うので、遠方の友だちとの再会目的で、フリー入場(入場制限がない時間帯を指す)にあわせて夏コミに行ってきました。
有料のチケット方式になってから初参戦だったのですが、事前にチケット(リストバンド)を買って行ったので、もたつく事なく入場できました。

夏コミにきたのなら
さて、余程のことがない限り参加しないとは言え、折角の夏コミ、コミックマーケットです。
コミックマーケットに行くと、特に目的がなければ企業ブースに行くようにしています。
これはあくまで私一個人の趣味嗜好によるものですが、好きな作品の版権元、大手の出版社や制作会社の凝った出店装飾を眺めるだけでも楽しいですし、無配でうちわやペーパー、テッシュにマスク等配っているのもありますし、一昔前だと農家の人が企業ブース枠で申し込んで、萌絵な農家本と一緒に餅を売ってたりしたので、そう言う面白さがあるので、コミックマーケットに行けば企業ブースには必ず行くようにしています。
そんな感じで企業ブース(主に西館の上層)に向かっていると、入口から誘導でコスプレ広場の横を通り抜ける形になりました。
コスプレ広場の闇
そこでまあ、何と言うか闇を見ました。
昨今コスプレも様変わりしてきたので、何やかんやと問題になってきているのですが、生足生乳の水着姿のグラビア撮影をしている人が少なからずいました。
いや、コミックマーケットも色々ルール徹底してきているので、素肌はNGとかある筈なんですが、ちゃんと肌色の肌着を着た人や、肌感スーツを着た人がいる横に、キャラコスで押し切ったのか何なのか、生肌多めの露出で全部地肌で通している人がいて、そこにまあローアングルで撮っているカメラマンがいて「どこの界隈にもこう言うは必ず出るのが闇だよなあ(口が悪い)」となりながら、コスプレエリアを通り過ぎました。
コスプレについて余談ですが、過去の話でも書きましたが、実は私もはるか遠い昔はコスプレを嗜んでいました。
今と違って地毛をカラースプレーで染めたり、衣装を手縫いで自作したりな時代のコスプレイヤーです。
頼まれてコスプレ売り子もよくやりましたよ。
その関係でコスプレイヤーの友だちは多いですし、コスプレを見るのも未だに好きですが、一部の、本当に一部のルールや規約を守らん迷惑コスプレイヤーが嫌なので、コスプレゾーンに最近あまり近付かなくなりました。
何と言うか、ちゃんとされている人はちゃんとされているので、本当に一部のヤバい人のせいで迷惑被るコスプレ界隈は見ていて歯痒いものです。
コスプレの更衣室でうっかり襲われそうになった事ありますし、コスプレしている人がサークルスペース前占拠してた事もありますし、コスプレしてる人が目だつだけに誤解もされやすい界隈ですよね。
と言う私の過去のコスプレに関わる怖い余談でした。
企業ブースで無理はしない
さてさて、楽しい企業ブースであれこれ見ていたのですが、企業ブースでの怖い話を一つ。
その昔のコミケで、私は友だちのサークルチケットを貰い(余ってたからあげるねと貰ったので、買い子や売り子を頼まれなかったパターン)、完全フリーの買い子として、その時期ハマっていたジャンルのグッズを出している企業ブースに並んでました。
「持つべきものは歴戦の友だちよね」となりながら、私はサークルチケットをくれた友だち用にいい差し入れを渡しつつ、一番目当ての企業ブースで並び、その後も一通り企業ブースを総なめにして、企業ブースのある西館から東館(女性向け二次創作ジャンル)へ向かい、そこでも一通りハマっているジャンルの二次創作神本をゲットしました。
そうしてホクホクと西館のアトリウム辺りで荷物整理をしながら、SNSをチェックしていた所で、最近相互フォロワーになった相互さんが「友だちと二人、コミケで号泣してる😭」と投稿しているのを目にしました。
なしてコミケで号泣???
驚いて前後の投稿を見てみると、要は目当てのものが何一つゲットできなかったそうです。
少し不憫に思ったので、リプライをして確認した所、私が総なめにした企業ブースのグッズが、会場で並んだ時点で売り切れでゲットできなかったそうなので、良ければ被って余っている分(ブラインドのランダム商品だったので被りがあった)の譲渡を申し出ました。
「いいんですか?!」と即座に返事が着たので「被っているしいいよ?」となり、あれよこれよと連絡を取り合い落ち合うと、マジで号泣していたみたいで、涙目で真っ赤な顔したフォロワーさん二人(とても若かった。聞けば二十代前半だった)が現れました。
「ありがとうございます😭」「いいよいいよ、被りで余ってたし、ちゃんとお金は貰うし」「本当に神です😭」とやりとりしながらグッズの受け渡しが済むと、フォロワーさん達が聞く訳です。
フォロワーさん「どうしてこんなにゲットできたんですか?私達ついたらもうなかったのに」
私「いやまあ、このジャンルは今季の覇権ジャンルだし、混むのわかってたからサークルチケットで朝イチ並んだからね?」
フォロワーさん「やっぱりそこ迄しないと駄目なんですかねー😭💦」
私「駄目な訳ないけど、原作なしの今季初のアニメ作品だとさ、事前にグッズのロット数も少なめだろうし(オタクの経験値からくる予測)、それを見越した、私みたいな一番に買いに来るファンが結構いるから、そりゃあすぐなくなるよね?」
フォロワーさん「そうなんですか?実は私達、今回が初コミケで、遠方に住んでるから始発で来ようとしたんですけど寝坊して、一般入場開始時間についたらもう列が長蛇で、そこで何十分か並んでたら列途中で売り切れで、仕方ないから他の企業ブースに行こうとしたんですけど、人混みでもみくちゃで進めなくて、どこも買えなくて、それならって東館のサークルさんで御本を見ようとしたらみんなそこも完売しててぇ…😭😭」
私「おいおい、そんな泣かない泣かない。いやほんと、コミケ初か。コミケは戦場って言われる所だからなあ。因みに事前に調べたり……してこなかったんだよねぇ?責めてる訳ないけど、例えば今のコミケで一般参加で来るなら、企業ブースに専念するとして、それこそゲットするには始発チャレンジしかないし、企業ブースで始発チャレンジするのが難しかったら、目先を変えて東館のサークルに専念するかだから、始発チャレンジ失敗して、そこから西館の人混みに揉まれた時点で無理ゲーになっちゃったんだねぇ…」
フォロワーさん「私、オタク友だち本当にこの子(フォロワーさんの連れ)しかいなくて、今回聖龍さんが声かけてくれなかったら、私達高い交通費払ってコミケきただけで、何もゲットできなかったですぅ……😭😭」
私「泣くな泣くな。コミケは買い物だけじゃないぞ!今西館だし、企業ブースの作り込みとか、撮影スポットもあるし、後コスプレ広場もあるから!全然買い物以外でも楽しめるから!な!!!!」
私は幸いにして、親がオタク、身内がオタク、幼少期から歳上のオタク友だちに囲まれて育ったサラブレッドオタク養成所みたいな環境でここ迄きたので、知らない事に詳しい友だちも、聞けば教えてくれる友だちも、困っていたら助けてくれる友だちもたくさんいたので、知らずに泣きを見る事はなかったので、不謹慎ながら何も知らずに泣きを見たフォロワーさんを見て新鮮に驚きました(ぉぃ)
まあでも、嫌な思いだけで終わってほしくないから、そこから涙目のフォロワーさんをキャリーして、愉快で楽しいコミケをアテンドするに至ったのですが、そうだよなあ、コミケ初心者で何も知らなきゃ泣きを見るんだよなあってなった怖い話でした。
これを見たコミケ初心者のみなさん。
コミケは戦場です。
特に夏コミなんて暑さもあって死と隣り合わせくらいな戦場なんです。
気楽に空気を感じに行く、見に来る程度なら全然いいのですが、何かを得ようとして行くなら、そこは戦地に赴く準備が必要で、寝坊したら潔く気持ちを切り替えて諦めるくらいじゃないと、泣きを見ます。
そんな企業ブースでは無理をしないって話でした。
西館から東館への移動の罠
さて、企業ブースも終わったので、いよいよ東館に向かおうと思った私に、コミケスタッフの怒声に近い声が聞こました。
コミケスタッフ「西館エスカレーターが現在使用停止になりました!東館へ向かわれる方は、こちらの誘導に従って迂回路へ進んで下さい!西館から会場外に出られる方は、こちらの列へ進んで下さい!」
⑧ 1日目の開会前、南コンコース2階と西地区4階を結ぶエスカレーター3基が停止する施設トラブルがあり、導線の大幅な変更を余儀なくされました。けが人等の発生はありません。これにより西地区スロープが混雑し、参加者のみなさんにはご迷惑をおかけしました。 #C106 pic.twitter.com/sqvCHjXDAc
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) August 17, 2025
エスカレーターの故障で人流停滞からの、迂回指示が出ました。
昔話
とここで、少し東京ビッグサイトのエスカレーターにまつわる昔話でもします。
昔から同人イベントに参加されている人は記憶にあるかも知れませんが、今から数年前、東京ビックサイトの西館にある一階から四階へ向かう登りエスカレーターがイベント開催中に壊れました。
※因みにコミケではない別イベントでの出来事です
その時エスカレーターを利用していた人達が、エスカレーターから滑り台のように(逆走で)一階に向かって滑り落とされ、そのままドミノ倒しのように押し潰される事故がありました。
詳しくはググるか、こちらの記事をどうぞ。
東京都内エスカレーター事故調査報告書(概要)
※国土交通省の報告書
これ以外にも混雑時に人が圧迫されて大変な事件事故は、花火大会とかコンサートやライブイベント等でも起きがちですし、事例としては枚挙に暇がない訳ですが、東京ビックサイトのイベントで起こった事故って事で、結構当時は同人イベント参加する人の中で話題になりました。
何はともあれ、その事故発生から十年以上は西館エスカレーターが利用できなくなったので、事故はよく知らなくても、西館のエスカレーターが利用できなくなった期間があった事のを覚えている人は多いかと思います。
そう言った事件事故があったので、実際の原因がエスカレーター側に問題があったと判明する迄、原因が人流によるものではないかという憶測もあり、イベントではこの様な混雑が起きないように、イベント運営や主催からの人流の抑制をすべく、参加者への誘導がとても厳しくなりました。
まあそんな訳で、エスカレーター自体に原因だったと判明した後も、エスカレーター利用が再開した後も、イベントでは「エスカレーターは歩かない」「乗りすぎない」「混み合ってきたらエスカレーターを利用させない」と言う対策が確立されたので、事故や事件が起きると新しいルールができて変わっていくと言う典型な事例でした。
一応念の為に記載しますが、これを書くにあたり国土交通省の事故記事や各種ニュースサイトを見直しはしましたが、この事故の経緯については、私個人の記憶と見てきた中での見解なので、実際の経緯とは違うって意見もあるかもですが、そこはこのnoteの話の本筋とはことなるので、サラッと「事件があって運営が変わっていったんだなあ」程度に流して下さい。
実際の事件が気になる方は、個人で「東京ビッグサイト エスカレーター 事故」でググるか調べるかして下さい。
そんな前置きをへて、今の話に戻しますと、イベント最中にエスカレーター利用中止になるのも、エスカレーター利用中止で迂回措置が取られるのも、割とよくある事だなとなっていました。
さてここで問題です。
そもそも私が今回クソ暑い夏コミにきたのは、東館でサークル参加している長年の友だちと会うためです。
しかしこのままコミケスタッフの誘導に従って東館行きの迂回路を利用すると、まあ大幅にタイムロスです。
と言うか、見るからに東館へ向かう迂回路への人流が全く動いてないんですよね。
遠目に見れば人がニ列で通れる一般通路へ誘導しているのが見えましたが、東館へ向かう人流の列は西館の野外から並ばされているため、軽くニ十列以上あります。
二十列の人員をニ列に集約して通そうとすれば、牛歩通り越して停滞です。

さてあらためて問題です。
時刻は午後ニ時半。
私はコミケ閉会時間(午後四時)前に東館の友だちのスペースにたどり着きたいです。
しかしこの牛歩通り越して停滞でどうしたらいいでしょう?
勿論、コミケスタッフの指示は絶対です。
ルール違反や割り込みはしてはいけません。
コミケスタッフの怒声並みの指示が飛びます。
コミケスタッフ「西館エスカレーターが現在使用停止になりました!東館に行きたい人はこの列!西館一階に行きたい人はこの列!外に出たい人はこの列に並んで下さい!」
結論から言いますと、私は西館から東館へ向かう列から外れ、西館から外へ退場する列へ並び直しました。
するとどうでしょう。
外へ向かう列はスルスル進みます。
それはそうでしょう。
まだイベント時間中なので、退場する人は少ない訳です。
そこから東京ビッグサイト前にぽん!と抜け出た私は、東館へ再入場するルートへ進み、待機列もないので、友だちのスペースがある東館へ十分程度でたどり着きました。
求められるのは発想の転換と、利用できる予備知識、そして決断力です(何)
因みに、コミケスタッフの指示通りに迂回路を利用した方は、一時間以上(二時間近く)かかったそうで、人によっては東館へ行くのを諦めた人が続出したそうです。
やむを得ない事故ですが、これも人流が膨大なコミケあるあると言えば、コミケあるある。
一歩判断を間違えば私も友だちに会えなくなっていたという、コミケの怖い話でした。
と言う、久々にコミケに行ってきた私の実体験と、コミケであった怖い話でした。
今も昔もコミケは戦地です。
行かれる際はみなさん気をつけて下さい。
秋も深まった頃に夏コミの話をしましたが、色々立て込んでいたので許して頂くとして、それでは又。
次の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)小咄③一次創作と二次創作」はこちら!
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