生活習慣病って?
前回まで、生活習慣病を防ぐための、特定健診・特定保健指導について説明しました。
では、「そもそも生活習慣病って何?」
という事を説明します。
結論から言うと、「生活習慣病」と言う「病名」は、存在しません。
国際的な、病名にコード番号をつけるICD-10にも「生活習慣病」という病名はありません。
これは、生活習慣が影響して発症したり、悪化したりする病名たちを集めてそう呼んでいるので、雰囲気としては「いわゆる生活習慣病」という感じでしょうか。
それで、具体的な病名はとなると、
・2型糖尿病
・肥満症
・脂質異常症
・高血圧症
・高尿酸血症(痛風)
・狭心症
・心筋梗塞
・脳梗塞
・一部の癌
・歯周病
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・アルコール性肝障害
などなど
です。
「など」と、いう事は他にもあるし、カチッと決まったものでは無いという事です。
これらの病名、身近でなんか聞いた事ありませんか?
それもそのはずで、罹っている人数はすごく多いです。
例えば、糖尿病が強く疑われる人は、20歳以上の男性で18.1%(5.5人に1人)、女性で9.1%(11人に1人)います。
また、高血圧が疑われる収縮期血圧140mmHg以上の人は、20歳以上の男性で28.9%(3.5人に1人)、女性で21.1%(4.7人に1人)と言われています。
しかも、これらの多くは、基本的には症状がほとんど無いです。
「痛い」「辛い」なんかの症状が出てきてた時は、命に関わる状況になっている事があります。
なので、特定健診をして、これらの疾患になりそうな人達を、早めに見つけて、特定保健指導で「まずは生活習慣を改善していきましょう」と、いうことになっています。
政府の広報です
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201402/1.html
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