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在宅ワーク×業務委託で静かに詰むママたち|観察メモ

こんにちは、いとです。
「無理しない働き方」を目指している、オンライン事務員です。

在宅ワークを始めてしばらく経ち、最近よく思うことがあります。

在宅ワーク×業務委託って、自由そうで未経験OKで「子どもにおかえりが言える」働き方に見えるけれど、実際は分かっていないと静かに詰むポイントがいくつもあるな、と。

今日は、その話を整理して書いてみます。

現在、私は一社と業務委託契約を結び、企業所属型のオンライン事務として働いています。いわば「中の人」に近い立場で現場を見て、思うことを書きました。


社会人経験がないと「線引き」ができない


在宅ワーク×業務委託って、思ったよりも社会人経験が前提の働き方だなと感じている。

業務委託という雇用形態は、

  • 依頼は受けるけど「命令」ではない

  • 評価は曖昧。でも成果と姿勢は見られている

  • 守ってくれる上司や制度は、基本ない

この前提を感覚として知らないまま入ると、 

  • 頼まれたら断れない

  • 「それ、契約外では?」が分からない

  • 空気を読んで、勝手に背負ってしまう

……みたいなことが起きやすい。
結果、そのまま搾取ゾーンに入る。

私がよく口にしている「やりません/できません/契約時間外です」は、冷たい態度でも強気でもなくて、ただの社会人経験で身についた防御スキルだと思っている。


委託契約の理解がないと「社員ごっこ」になる


業務委託なのに、

  • 常時待機

  • 即レス前提

  • 気持ちは社員、責任も社員並み

  • でも権限も保障もない

これが、いちばんしんどいやつだと思う。

「雇用されていない」という事実を、自分で何度も自分に言い聞かせないと、気づいたら都合のいい人材になっている。

「在宅ワークが思っていたよりつらい。消耗する」という話の多くは、この「社員ごっこ」状態が原因だったりする。


自己肯定感が低いと「従順さ=評価」だと思ってしまう


ここが、いちばん危険だと思っている。

  • PCスキル習いたて

  • スクールで「感謝・素直・前向き」が刷り込まれている

  • 比較対象が「すごい人」ばかり

この状態で業務委託に入ると、

「私なんかが文句言っちゃダメ」
「期待に応えないと切られる」

という思考になりやすい。

その結果、無償対応・断れない・でも消耗だけする。そんな状態が続いて、静かに詰む。

これは性格の問題でも、能力の問題でもなく、構造を知らないまま現場に出てしまっただけだと思う。

この働き方に必要なのって、スキルよりもモチベーションよりも向上心よりも「自分を守る判断力」なんじゃないかと思っている。

社会人経験と、委託契約の理解。

この2つがないと、在宅×業務委託は一気にハードモードになる。


個人PCで働く以上、セキュリティとシステム理解は必須


在宅×業務委託では、多くの場合「個人のパソコン」で仕事をする。

ここも、見落とされがちな落とし穴だと思う。

  • 業務用と私用の境界が曖昧

  • セキュリティやOS管理は自己責任

  • ツールや構造をよく分からないまま使う

  • 「入れてください」「共有してください」を疑えない

この状態だと、契約外のツール導入・個人端末への過剰な権限付与・トラブル時の責任を丸投げされる…という形で、いいように使われがちだ。

「ITが苦手なので…」は、業務委託では残念だけど免罪符にならない。守ってくれる情報システム部門も、会社もいないから。

在宅ワークのスクールでよく聞く、

  • 自己理解

  • マインドセット

  • 自分らしい働き方

これらを否定するつもりはない。でも、それを身につけるのはあとからでもいいと思っている。

在宅×業務委託で働くなら、まずはせめてITパスポートレベルの知識は持っていたほうがいい。

ITパスポートで学べるのは、情報セキュリティ・ネットワークの基本・権限や責任の考え方・システムとリスク。

全部、この働き方の現実と直結している。
マインドより先に、守りの知識。
これは本気でそう思っている。


「向いていない」のではなく「準備不足」なだけ


在宅ワークがしんどくなる人を見ていて思うのは、向いていないというより、最初に教えられていないことが多すぎるということ。

  • 契約の考え方

  • 線引きの仕方

  • セキュリティと責任

  • 個人で働くという前提

これを知らないまま現場に出るのは、ルールを知らずに試合に出されるようなものだと思う。

都合よく使われる人材になってしまえば、疲弊するのは自分である。「在宅ワークって、思ってたのと違う…」と疲れてしまう原因のひとつはここにあると思う。


まとめ


在宅ワーク×業務委託は、自由そうで優しそうで、未経験OKに見える。けれど、実際はかなり自己管理前提の働き方である。

スキル以前に、

  • 境界線を引けるか

  • 分からないことを止まって確認できるか

  • 自分を守る判断ができるか

…が大事だと感じている。

この働き方が合わない人が悪いわけじゃない。
ただ、「向いている前提条件」が思ったより多いだけ。

それを知らずに飛び込んで、自分を責めてしまう人が減ったらいいなと思って、今日はこの話を書きました。


(また職場で、「◯◯さん、仕事を振られすぎて限界っぽい。辞めるみたい」という話を耳にして、書かずにはいられませんでした。)




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