「誰にも頼らず稼ぐ」から扶養内へ|女性のキャリアって難しい
こんにちは、いとです。
「無理しない働き方」を目指している、30代の無職です。
20代の頃は「誰にも頼らず稼ぐ!」と息巻いていた私。ところが今は、扶養内で働く道を探しています。
正社員を辞めて数カ月。
育休復帰後の3年間で疲れ果ててしまい、もうフルタイムで働きたいとは思わなくなりました。
今の私は職業訓練に通いながら、次の仕事を探しています。
ただ、ふとした瞬間に「結局、扶養に入るんだな」と少し寂しく感じることがあります。
昔は、あれだけ強気にキャリアを追いかけていたのに。
今日は、その変化について思うことを書いてみます。
独身時代の鼻息荒い私
「私は男に頼らず、経済的に自立して生きていく!」
独身の頃の私は、こんなふうに強気に宣言していました。
経済的に自立していれば、いざというときに誰にも頼らずに生きられる。だからこそ、自分で稼ぎ続けたい。
そう思って疑いませんでした。
新卒から製薬会社の営業職として働いてきました。数字を追いかける仕事はきつかったけれど、その分「自分の力で成果を出している」という実感がありました。
頑張って成果を出した分だけ、ボーナスに反映される。全国転勤も残業も出張も、仕事に全振りできる生活は楽しかったです。
今思えば、あの頃の私は鼻息荒く、そして少し肩に力が入りすぎていたと思います。
結婚・出産で直面した現実
そんな私が結婚し、子どもを授かると状況は大きく変わりました。
産休・育休を経て復帰したものの、仕事と育児の両立は想像以上に消耗する日々。
「仕事は全力でやりたい。でも家庭も大事にしたい。」
そう思っても、1日は24時間しかありません。
「育児中だから仕方ないよ」と理解を示してくれる人もいましたが、その裏で「抜けが多い」「頼みにくい」と感じていた人もいたと思います。
迷惑をかけている。
仕事で戦力になれていない。
そんな罪悪感がじわじわと積み重なりました。
あれほど「子どもを産んでも仕事は続けていくものだ」と思っていた私が、初めて「仕事はもう続けられないかもしれない」と感じた瞬間でした。
扶養内で働く道を選んだ今
そして、現在。
正社員を辞めた私は、扶養内で働く道を探しています。職業訓練を修了後、秋からまた働く予定です。
「結局、扶養に入るのか…」と寂しく感じる瞬間はあります。
独身時代の私が知ったら「何それ!」と驚くだろうし、「絶対ありえない…」と首を振るかもしれません。
でも、私はもう「フルで働きたい」とは思いません。
家族でバランスを取れている今の暮らしが心地よいし、私が仕事に全振りしなくても生活が回るのはありがたいことです。
夫は「無理に働かなくてもいいんじゃない」と言ってくれる。
でも、私は働きたい気持ちを捨てきれない。
夫婦関係が良好だからこそ、私は「無理しない働き方」を選ぶ道がある。
強気にキャリアを語っていた頃の私から見れば「後退」かもしれませんが、今の私にとっては「安心と自由の選択肢」だと思います。
少し寂しさもあるけれど、それ以上に暮らしを守れる働き方だと思っています。
キャリア観は変わっていい
独身の頃は、「男に頼らず稼ぎ続ける」と意気込んでいた私。
いま振り返れば、あまりに強気すぎて逆にかわいいなと思います。20代の頃って、どこか無敵な感じがありますよね。少なくとも私はそうでした。
そして、あの頃の私がいたからこそ、今の選択にも納得できています。
「稼ぐこと」だけが自立ではなく、「家族とのバランスをとりながら働けること」もまた自立の形だと思えるようになりました。
私と同じようにライフイベントを経てキャリア観が変わった人って、きっとたくさんいるのでしょうね。
「できるだけ働かずに生きていけたらいい」っていう今の価値観と、「キャリアから外れてしまったな」という寂しさは、矛盾してるようで実は同じ根っこから来てる気がしている。
それはたぶん、「仕事=自分の存在証明」みたいな価値観を長く持ってきたことの影響かもしれない。
正社員でがっつり働いていた頃って、数字や成果で評価されるし、給与や役職が目に見える形で返ってくる。
そして、「一人でも生きていける」っていう自負がある。これが、自己肯定感の柱になっていた。
だから今、その柱から少し離れると「キャリアから外れた気がする」っていう気持ちで揺れている。
でも、そんな経験を経て思うのは、「キャリアから外れる=人生のレールから外れる」ではないということ。
扶養内で働きながら家庭を支える
投資や家計管理で暮らしを安定させる
書く・発信することで社会とつながる
これらは、ぜんぶ立派な「キャリア」だ。
私がいま揺れているのは、昔の価値観と今の価値観をつなぎ直している最中なのかもしれないな。
きっと、そうだ。
おわりに
キャリア観は、一度決めたら一生そのままではない。
ライフイベントや環境の変化で、揺れながら変わっていくものなんだと感じています。
正社員から扶養内へ。
その変化のなかで、寂しさもあれば、ありがたさもある。
会社員を辞めたことで、自分の本音で生きていけるようになった。ただ、「先が見えない」ことへの漠然とした不安は残っている。
「どこに向かってるんだろう?」と思うこともある。…まあ、別にどこにも向かってないのだけど。笑
というよりも、そんなに慌てて行き先を求めなくてもいいのかもしれない。
5年後、10年後には、きっとまた価値観が変わっているはず。
「今」の気持ちを大事にしながら、これからを考えていきたい。
▼仕事やめました
▼扶養内で働くにあたって調べたこと
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