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去年の私は、「キャリアが終わった」と思っていた

こんにちは、いとです。
「無理しない働き方」を目指している事務員です。

去年の今頃、どんなことを書いてたかな。
そう思って、1年前の記事を開いてみた。

タイトルは、「育児でキャリアが詰むなら、私は大学になんて行かなかった。」

……めちゃくちゃ怒ってた、私。


今読み返しても、「すごい悩んでたな」と少し驚いた。

育児とキャリア。
地方で働くこと。
「女性活躍」と現実のギャップ。

あの頃は、毎日そんなことばかり考えていた。
でも、この記事は今でもたまにスキがつく。

きっと、今も同じような気持ちの方がいるのだと思う。

その1年後。
最近の私はどうなったかというと、

「マットレス買い換えようかな」
「10センチくらいがいいかな」
「腰にいいのはどれなんだ…」

頭の中はそんなことでいっぱいだ。

人間ドックを嫌がったり、運動不足解消のためにポスティングの仕事を始めたり、寝室をどう改造しようか考えている。
配当金が入り「今月5万!イェーイ」と喜んでいる。

こうして並べてみると改めて思う。
悩みのスケールがものすごく小さくなった。
でも、それって悪いことじゃないのかもしれない。

出世するとか、キャリアを追い続けることだけが人生のすべてではないのだと思えるようになった。

毎日家で仕事をして、ご飯を食べて、家族が元気で、どのマットレスにしようかなと考えられること。

今はそんな日常に、とても満足している。


もちろん、去年の記事に書いたことを撤回するつもりはない。あの時に感じた苦しさも、怒りも、心の底から思ったことだった。

今振り返ると、私は何と戦っていたんだろうか。
会社を辞めたこと自体が嫌だったわけではない気がする。

積み上げてきたキャリアを手放すこと。
仕事も育児も、どちらも100%できなかった自分への不甲斐なさ。
「ここまで頑張ってきたのに」という気持ちと、「もう元には戻れない」という喪失感。

そんなものをごちゃ混ぜに抱えて、社会に向かって怒っていたのかもしれない。

でも今は、「育児に重きを置きたい人」と思われても、それでいいと思える。
仕事より家族を優先する日があってもいい。

そう思えるようになっただけでも、私にとっては大きな変化だった。

去年は、「キャリアが終わった」と本気で思っていた。


1年後の今。
家で事務の仕事をしながら、来春には小1になる娘に合わせて働き方を整えている。

今の私は、寝室のレイアウトを考えながら、プロジェクターが届くのを楽しみにしている。

あの頃ほど、この先に不安ばかりを感じることはなくなった。

それだけでも、私にとっては大きな1年だった。




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