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Ep 83 スペイン 🇪🇸セビーリャ・マドリード旅 【3日目】セビーリャ大聖堂とインディアス総合古文書館

夫の仕事でフランスに1年間滞在することになった、mitakoの話


3月中旬に、8泊9日でスペインのセビーリャとマドリードを訪れました。
イスラム建築の宮殿が残るセビーリャと、私の大好きな画家の一人、ヒエロニムス・ボッシュの作品が複数あるマドリード。今回はこの二つの都市を巡ります。

旅の記録として、スペイン旅の思い出を少しずつ投稿していきたいと思います。

今回は3日目【スペイン 🇪🇸セビーリャ・マドリード旅 【3日目】セビーリャ大聖堂とインディアス古文書館】です。

2日目はこちらからご覧ください。


セビーリャ3日目のこの日は、前日の歩きすぎにより私の膝の痛みが悪化したため、セビリア大聖堂の予約時間までのんびりホテルで過ごしました。

セビリア大聖堂

セビリア大聖堂は、スペイン最大規模を誇る教会であり、世界でも第3位の大きさを持つ大聖堂です。クリストファー・コロンブスの墓があることでも知られています。この大聖堂はレコンキスタ後、イスラム教のモスク跡地に建設されました。1401年に大規模な建て替えが始まり、モスクの大部分は解体されましたが、中庭(オレンジの中庭)やミナレットなど一部は再利用されています。そのため、一般的なキリスト教会に多い十字形平面とは異なり、独特の平面構成を持っているのが特徴です。建築様式は主にゴシック様式で、一部にルネサンス様式の要素も見られます。また、併設されているヒラルダの塔は、12世紀末にミナレット(礼拝の時刻を告げる塔)として建設されたもので、16世紀にキリスト教の鐘楼へと改修されました。塔にはイスラム時代の多弁系アーチや幾何学装飾が残されており、イスラム教とキリスト教文化が重なり合っています。

セビリア大聖堂は11時10分に事前予約をしていたので、その時刻に合わせて向かいました。この日は平日だったのにも関わらず、ツアー客も多く訪れており混雑していました。

大聖堂内部はゴシック様式らしい、リブ・ヴォールトの高い天井に石造りの広大な空間が広がっています。スペイン最大規模の大聖堂ということもあり、内部には複数の礼拝堂や祭壇が配置されています。その一つ一つを見てみると、大きな祭壇画や黄金の装飾や彫刻で豪華に彩られています。

礼拝堂

大聖堂を進み主祭壇へとたどり着くと、祭壇奥の聖歌隊席の壁一面にゴシック・ルネサンス・マニエリスムの特徴を持つ彫刻が所狭しと並べられています。その彫刻には受胎告知、最後の晩餐、十字架を背負ったキリストなど聖書の物語が描かれています。

主祭壇の彫刻群

主祭壇の眩いばかりの豪華絢爛な装飾にバロック様式を感じましたが、制作されたのは1482〜1564年ということでゴシック様式のようです。

さて、主祭壇の近くにはコロンブスの墓碑があります。棺とそれを運ぶ巨大な4体の彫刻で構成されています。墓碑周辺が工事中だったため、遠くから見たのですが、帰宅後、これがコロンブスの墓碑だったことを知りました。

コロンブスの墓碑

セビリア大聖堂には、他にも祭壇画や聖具、現代宗教アートが展示されている部屋などがたくさんありましたが、豪華すぎる装飾と人の多さに圧倒され足早に鑑賞を済ませました。

大聖堂にある庭(オレンジの中庭)へ出ると、セビーリャらしい眩しい日差しが待っています。青い空と木々のもと少し休憩してからランチへと向かいました。

中庭から見た大聖堂

本日のタパスランチ

セビリア大聖堂の後は、タパスバーでランチをいただきました。この日はアンダルシア地方の冷製トマトスープ・サルモレホ、スペイン風オムレツ、アーティチョークのグリル、ナスのフライをいただきました。

サルホレモ


グリルしたアーティチョーク

酸味のあるサルモレホには刻んだハモンが乗っていて、濃厚な口当たりです。しかしながら、このサルモレホはスープだけでなくアーティチョークとナスフライのソースとしても使われていて、サルモレホづくしのランチとなりました。

インディアス総合古文書館

インディアス総合古文書館には、1785年に創設されたスペインの海外領土の行政に関する文書や地図が保存されています。館内ではその歴史的文書の一部が公開されています。

ランチの後、ホテルで少し休憩してから夫の希望でインディアス総合古文書館を訪れました。

館内は大理石で作られており、歴史的文書を保管するのにふさわしい威厳のある雰囲気を醸し出しています。

インディアス総合古文書館の内部

古文書には議会の決議内容、植民地国との取引契約書、航海船の乗客簿など、大航海時代のスペインの歴史を物語る貴重な資料が展示されています。

中には、フェリペ2世の署名入りの決議書という大変貴重な資料まで展示されていました。

フェリペ2世の署名入り文書

私は途中疲れてしまい休憩していたのですが、夫は大満足だったようです。

セビーリャ最後の夜

ランチを食べすぎてしまったため、セビーリャ最後の夜は軽めのタパスで締めくくりました。ブラバポテト、サンドイッチ、ハモンで簡単な夕食を済ませ、翌日の移動に備えました。

ブラバポテト

スペイン旅行3日目は、壮大なセビリア大聖堂に圧倒され、スペインの歴史を辿る一日となりました。大聖堂については、同じ建築様式でも国によってスタイルが異なるのだなと改めて実感させられました。

次回【スペイン 🇪🇸セビーリャ・マドリード旅 【4日目】マドリードへの電車移動とティッセン美術館】をお届けしたいと思います。




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