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『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』 第17話「文化的に洗練された町」

 裁判官と話している中、修道士たちが町中に錬金術の印を刻んでいるのに気付いたトレバー。サンジェルマンは修道院の地下を探ろうとするが、サラに見つかり追い出される。サイファとトレバーに出会ったサンジェルマンは、自分が探しているものが無限回廊だと語るのだった。

前回の紹介記事は以下の通り。

 今回は四元中継のうち、ほぼトレバー&サイファサイドのみ(後は少しだけアルカード)という、本作にしては珍しい構成。その割に話の進みはゆったり目ですが、厭なハラハラがない分、安心して見られる会でした。

 そんなわけで今回の舞台はリンデンフェルドの町。自分のこれまでの半生を振り返りながら町の外の泉までやってきたトレバーは、そこで毎回タイミングよく顔を出す裁判官と対面。あれこれ言葉を交わすうちに、町中にいつの間にか錬金術の記号が刻まれていたことに気付きます。
 一方、修道院の礼拝堂で相変わらず書籍を調べていたサンジェルマンですが、これはあくまでも内部に入る口実。何やら妖しく光る石を取り出した彼は、修道院に何かがあることを確信、それが地下にあると睨んで向かおうとするのですが――そこであっさりとサラ修道院長に見つかってしまうのでした。トイレを探していると言い訳するサンジェルマンですが(今回のサブタイトルの由来は、こういう「文化的に洗練された町」には公衆トイレがあるはず、という彼の言い訳から)もちろんそれが通じるはずもなく、追い出されることに……

 ここで修道院を窺っていたサイファと出会ったサンジェルマンですが、サイファは彼が魔術師と看破。そこに怖いお兄さんことトレバーも加わって、町の酒場に連れて行かれたサンジェルマンは、ついに自分の本当の目的を語ります。実は彼が探しているのは「無限回廊」の入り口。かつてそこで大切な人を失った彼は、その入り口を探し求め、それが修道院にあると睨んだというのです。
 「無限回廊」――いかにも妖しげな響きのそれは、一体いかなる場所なのか!? と思ったら、さすがにこの世のものならざるものと戦い続けてきたベルモンド家、さまざまな知識を語り伝えてきた語り部、それぞれを受け継ぐトレバーとサイファは当然の如く知っていて、サンジェルマンが拍子抜けしたのが(そしてその後めちゃくちゃ口汚く酔っ払うのが)、今回のハイライトかもしれません。

 何はともあれ、「無限回廊」とは、時空を超えた無限の世界へと繋がる異次元とのこと。そこでは地獄へも繋がっているとのことですが――なにかと地獄にこだわる修道院の地下にそれがあるということは何を意味するのでしょうか。
 ちなみにこの語の初出は、本作の原作の一つ――というか、ヘクター、アイザック、サンジェルマンの初出である『悪魔城ドラキュラ 闇の呪印』のステージ名。物語的にはもはや完全に別物となっているため、まさかここで拾うとは思いませんでしたが……

 さて、今回少しだけ出番があったのはアルカード。タカとスミの腕前を見ると立ち合うのが今回のアクションノルマですが、全般的にキャッキャウフフしているばかりなのが、色々と不安です。弓は矢が尽きるとか、短い得物は接近戦になって吸血鬼に噛みつかれるとか、実戦的な教えなのですが、教える側のメンタルが隙だらけなのでどうにも不安ではあります。


前回の紹介記事は以下の通り。


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