「もうできない」と思っていたことができた日|りんごの皮をむいた、それだけの話じゃなかった。
りんごの皮を、
じぶんで剥けた。
ナイフを右手に持って、
左手でリンゴを支えて。
何年振りだぁ?
もう覚えてない。
くつ下の脱ぎ履き、
引き戸の開け閉め、
負担がかからない加減で
暮らす日々。
また、果物ナイフを
握れるようになるなんて、
また、りんごの皮が
剥けるようになるなんて、
力を入れてナイフを握る痛みと、
刃の背が指に当たる圧の痛み。
もう、諦めてた、と思ってた。
いや、正直なところ、
もう二度とできないんだろうって
出来ないことリストに入れてた。
少しずつ良くなっているのか、
現状維持なのか、
悪くなってるのか、
変化があるのか、ないのか、
ゆっくり、ゆっくりすぎて
よくわからない
けれど、
調子がいいから
何となくできる気がして、
やってみたら、出来た。

何年もむいてなかったのに、
手はちゃんと覚えてた。
それもちょっと、
びっくりでもあった。
こころから、うれしい。
こんなことって、あるんだ。
🍏✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼🍎
できないことは
むりしてやらない
できることを
むりしないでやる
じぶんなりに工夫して、
いろんなことが
より楽にできるようになることが
うれしくて、たのしい
皮をむくことはできたから、
じゃあ、片手で切れるかと思って
やってみたら
それはまだ無理だった
いつもの通り、大きな中華包丁で
両手を使って、半分に切った。
ナイフで切るよりも、
ナイフで皮をむく方が
手指への負担が、
少ないってことだな。
たしかに、ナイフや包丁の柄は
まだ、ギュッと握れない
🍎✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼🍏
夫がいなくても、
好きな時にりんごを食べられる。
それは、
「できないこと」がひとつ、
「できること」に変わった
というだけの
話じゃない。
工夫しながら暮らすこの毎日が、
ちゃんと前に進んでいるんだと、
この手が教えてくれたようで、
ほんとうに、うれしいのだ😊
こころに余白を、暮らしにごきげんを🌱

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