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旅を通して成長する人々を描く、お気に入りのロードムービー7選

長時間のフライトには、映画のダウンロードがマスト!
そう思って、海外旅行の時用の作品をいくつか見繕っていた時、「ロードムービー」というジャンルがあることを知りました。

ロードムービーとは、旅をテーマに登場人物の出会い・別れ・成長などを描く映画のジャンル。

引用:マイベスト

旅行を通して自分と向き合い、相手を認め、そして成長する…
そんなロードムービーの中でも、個人的に大好きな作品を7つご紹介します。
長旅のお供に、一本いかがですか?🛫

レインマン

◉困難を乗り越えながら、緩やかに絆を深めてゆく兄弟の姿に涙

ロードムービーの金字塔!
トム・クルーズとダスティン・ホフマンという二人の大スターが主役を演じた、言わずと知れた名作ですよね。

父親の遺産を巡り、疎遠だった自閉症の兄・レイモンドと再開することになったチャーリー。
意思疎通が難しい兄と、それでも何とか心を通わせようとする弟が、旅を通して少しずつ距離を縮めていきます。

個人的には「エンドクレジットの演出が好きな映画」ランキングでも上位に入る作品。
ぜひそちらもご注目を!


ダージリン急行

◉個性溢れるデコボコ三兄弟が、絆を取り戻すべくいざインドへ!

それぞれに悩みを抱えた、なかなかに面倒な三兄弟。久しぶりの再会なのに、列車の中でも揉め事ばかり…。
それでもどうにか、インドを横断して兄弟の絆を深め、我らが母親に会おうじゃないかと、三人は寝台列車に乗って旅を続けます。

でもきっと、彼らがこの旅を通して発見したのは、インドという異国の土地や、久しぶりに会う母というよりも、自らのうちにあるわだかまりの正体だったのでしょう。
しがらみを吹っ切るような、爽快感あるラストも最高です!

また、華やかなインドの風景は、色彩豊かなウェス・アンダーソンの世界観とぴったりマッチ。
暑い風を感じながら列車に揺られているような気持ちになれる、目にも楽しい一作。


リアル・ペイン〜心の旅〜

◉性格が真逆の従兄弟が、ポーランド旅行を通して「苦しみ」と向き合う

真面目で不器用、人付き合いが苦手なデイビット。
破天荒だけど心は繊細、人から愛されるチャーミングさを持つベンジー。
何もかもが真逆の二人は、亡くなった祖母のルーツを辿るため、ホロコーストという悲しい過去を持つポーランドで旅行ツアーに参加することに。
ユダヤ人の歴史を辿り、感じた痛みをツアー客同士で共有するうちに、二人はお互いへの複雑な感情を吐露し、心を通わせていく…。

私は性格が完全にデイビット側だったので、無遠慮なベンジーの行動にヒヤヒヤしたり、そのあけすけさを羨ましいと思いながら観てしまったなあ。
どんな人にも、違う痛みがある…
苦しいけれど目を逸らさず、自分や他人にしっかりと向き合うことが大切なんですよね。


リトル・ミス・サンシャイン

◉バラバラだった家族を繋ぐのは、太陽のような末娘の存在!

変わり者揃いで、崩壊寸前のフーヴァー家。末っ子・オリーブのミスコン参加のため、家族揃ってアリゾナへ出発!
…ところが、バスは壊れるわ、お父さんの仕事はパーになるわで、旅行はトラブル続き。
家族の仲もどんどんギスっていきます。

(一体どうすれば…)と皆が頭を抱えるこの状況で、限界の彼らを繋ぎ止めるのが末っ子のオリーブ。
時には無邪気な笑顔で、時にはハッとする鋭い一言で。まだ幼いオリーブが、壊れかけていた家族の仲を見事に取り持っていく様子は、もはや頼もしい。
彼女の笑顔、そしてミスコンでのパフォーマンスに、誰もが明るい気持ちになること間違いなしです!🌟


マイ・フレンド・フォーエバー

◉難病を患った友達を救うため、イカダを漕ぎ出す少年たち

隣に越してきた少年・デグスターと友達になったエリック。しかし、彼はHIV感染者。寿命は残りわずかと言われていました。

毎日のように遊びながら、病気を治す方法はないかとあれこれ模索する二人。そんなある日、エイズの特効薬が発見されたというニュースを耳にします。
彼らは自家製のイカダでミシシッピ川を下り、治療薬を探しに出かけるのでした。

デグスターのため、病気に効く野草を見つけようと懸命になるエリックの姿や、まだ幼い二人が懸命に遠く離れたニューオーリンズを目指す様子は、微笑ましくも悲しく、純粋で眩しい。

あと、デグスターのお母さんや担当のお医者さんも、ほんとにいい人なんだ…😭
何度再生しても、ラストシーンは涙なしでは観られません。機内で観る時は、ハンカチのご用意を!


思いやりのススメ

◉閉じこもってちゃ、何も変わらない!欠けた何かを探す者たちの、クスッと笑えるドタバタ珍旅行

介護士のベンは、難病を患い車椅子生活を送っている少年・トレヴァーの日々の世話をすることに。
捻くれ者で問題行動ばかりのトレヴァーに苦労しつつも、少しずつ仲を深めていったベンは、家から出たがらない彼を小旅行に連れ出すことを決意。
道中で出会った家出少女のドットや、車が故障して立ち往生していた妊婦・ピーチズを乗せ、一行はトレヴァーが昔から行きたがっていた「世界一深い穴」を目指し車を走らせます。

ムカつく態度ばかりのトレヴァーに、時に大人気なくやり返したり、逆にからかい返したりするベン。信頼があるからこそ冗談も言い合える、そんなフラットな二人の掛け合いが絶妙で、観ていて楽しい気分になる一作です。
トレヴァーが年相応の面を覗かせ、いつもは食べないお菓子を欲したがったり、ドギマギしながらドットとデートしたりするシーンなんかも、可愛くて微笑ましい。

ラストシーンも、何というかもう…ニクイですよね〜!
二人の関係性をギュッと凝縮しているというか。
重い病気を描きながら視聴後には爽快感が残る、かなり好みな作品でした!


ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

◉「天国じゃ、みんな海の話をするんだぜ」海を見たい男たちの、人生最後の旅

脳腫瘍のせいでいつ死んでもおかしくないマーチンと、癌で余命わずかと宣告されたルディは、病院で出会って意気投合。
海を見たことがないというルディに、「天国では海について話すのが流行っているんだ」と語るマーチン。二人は車を盗んで、善は急げと海に向かいます。
ところが、盗んだのはよりにもよって、大金を運ぶギャングの車。
ギャングと警察に追われながらまだ見ぬ海を目指す、ルディとマーチンの逃亡劇が、今始まる!

死へのタイムリミットが迫る彼らは、強盗に脅迫、逃亡とやりたい放題。
盗んだ金を贅沢に使い、ウキウキで豪遊しまくります。
(後先短いからって、なんでもして良いわけじゃないのよ…?)と感じつつも、テンポ良く罪を犯しまくる展開には思わず笑ってしまう。

ギャングと警察がポンコツなのも相まって、雰囲気はかなりコメディー寄りな本作。
でもやっぱり、海を見に行く最後のシーンでは、逃れられない終わりに行き着いてしまった悲しさが胸をよぎる…。
自分も死ぬ時、「いつか見た海を誰かと語るのかな」と、きっとこの映画のセリフを思い出す。
観た人に強い印象を残す、個人的に人生の一本に入る作品です。


どれもこれも、自分の心の内と向き合うために旅に出たくなる作品ばかり。
長いフライトで自分だけの時間ができた時には、ぜひ再生してみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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