豪快おじさんの昔話に「へぇ~」をとおり越して大笑いしたお昼時
わたしの趣味は、ゲートボールです。
ゲートボールといえば、ご老人の憩いの場として
活躍する素晴らしい球技です。
先日、ゲートボールをおこなうため
最寄りのゲートボール場へ足を運びました。
そこには、いつものご老人様方が集まり
和気あいあいと楽しい時間を過ごされていました。
「ホント、ゲートボールする人は
元気な人が多いな~」という印象。
その日は
午前中に1~2試合ほどしてお昼休み。
参加者のみんなで
お昼ご飯を食べます。
ご飯を食べている途中でも
皆さんのお話しは止まりません。
「最近、釣りにいったが
アジを50は釣った」
「孫娘は二十歳になったばかりなのに、
彼氏と同性を始めた」
「腰痛に効く湿布を大量に持ってるから、
今度、来たときは持ってくるね」
それぞれに思い思いに話しを始めたり、
ときには別の人の話に乗ったり。
高速のジャンクション並みに話が派生するので、
喋らずに聴いているわたしにとっては
非常に面白い時間です。
ふと、あるご老人が喋り出しました。
きっかけは、「秋の全国交通安全運動」での
パトカーの話しになったとき。
ご老人
「当時、飲酒運転の取り締まりが厳しくなったやん。
その日は昼から飲んでて、帰りに検問で止められたんよ」
昭和生まれの方はご存知かもしれませんが、
昭和後期は、まだまだ飲酒運転にたいして
厳しい罰則は設けられていませんでした。
その名残とでもいうのでしょうか。
ご老人も”ついつい”と魔が差して
飲酒していたにもかかわらず運転していたとのこと。
※当記事でけして
飲酒運転を推奨しているわけではありません。
飲酒運転はダメ、飲んだら頑固として運転は禁止です。
ご老人
「あ~、やってもうた!と思ったわ。
飲んでるのもマズイけど、そのときは無免許やったんやわ」
周囲の人も
「そりゃ、大変やわな」
「どうなった、どうなった」と
興味津々です。
わたしも
「げっ!すごいこと言ってるよ、この人」と
内心思いながら話に耳を傾けました。
ご老人
「そもそも、そのとき乗ってた車は他人の車なんよ。
おれの友達がほかの友達から借りた車さ。
だから、おれも車の所有者を知らずに運転してたし、
免許所は自分の車に乗せてたし」
ここまで聞いてて
「情報量、多い!!」と驚愕です(笑)
なぜ、車の所有者が分からないの!?
なぜ、免許書を不携帯なの!?
とにかく、豪快なご老人です。
ご老人
「いざ、検問に引っかかって
警察が窓ガラスをコンコンしてくるわな。
ウィーンって、ちょっとだけ開けて
”どうした?”と問いかけたわ」
「警察は
”検問です。アルコールチェックにご協力ください”と
言ってきたわ。
当時は、風船を膨らまして検査する機械やったけん。
警察にたいして”自分は喘息持ちやけん、そりゃ、できんわ”と
答えたったわ」
「そしたら、警察も困った顔して
”どうにか対応してくれませんか”と言うてくるから、
”わりゃ、病人に無理させるんか”と脅してやったわ」
「その後は、しぶしぶ警察は諦めたみたいで
”でしたら、免許証を確認させてください”って言ってきたわ」
途中、周囲の笑いも混じりつつ
軽快におしゃべりするご老人。
話はヒートアップします。
ご老人
「もちろん、免許は無携帯やけん、見せられん。
警察に”ちょっと待っとけ”と言って、車内をゴソゴソしてな。
2時間ほど、探したふりをしたわww」
話が終わるのを見計らって
食い気味に別の人が話しかけます。
「それで!それで!」
ご老人
「2時間たっても見つからんふりをしてたら、
警察も困った顔で”すいません、まだ見つかりませんか”と
言ってきたわ。
そして、続けて
”こっちも交代せりゃならんけん、どうにかなりませんか”と
根を挙げてたわ」
「それから、さらに1時間ねばって
警察から”いいです、とおってください。
そのかわり、名前を教えてください”と言うたから
”〇〇や”と教えて、検問を突破したったわ」
なんじゃ、そりゃ!!
びっくりです。
びっくりをとおり越して
大笑いしましたwww
警察の検問をひたすらに
車内ゴソゴソで突破したなんて話し。
最初はフィクションかと思ったら、
現実にあった話しだと言うもんだから驚きです。
昔の人は、こういった
『いま聞いたら違法だよね』という話しを
ごまんと持っています。
また、その場にいるからこそ語れる
こと細かく情景描写を説明するもんだから
信憑性が高い。
非常に聞いてて飽きないですし、
面白いです(*´艸`*)

じつは、このご老人の話には
まだ続きがあります。
その検問を突破した次の日は、
ゴルフの予定があったとのこと。
ゴルフ場でプレー中に
警察から電話がありました。
十中八九、検問についてだろうと
ご老人は勘ぐっていました。
ご老人
「なんや、いまプレー中じゃけん、
終わってからしか相手できんわ」と
警察に言います。
警察は
「分かりました。終わったあとで構いませんので
ゴルフ場でお話しさせてください」と言います。
そして、いざ警察と対面。
開口一番、警察はご老人にたいして
「〇〇さん、うちのもんをいじめないでくださいよ」と
言ったとのこと。
どうやら、〇〇さんは
警察内でも有名な方のようで。
警察側も
「とんでもない人にたいして検問を実施してしまった」
と反省したとのことです。
チャンチャン♬
ちなみに…
ご老人の方は堅気の方ですので、
誤解されませんように。
では、また。
失礼します。
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