【英英辞典】異界接続ログ Case 001 | fishの意味を読んだら使い魔がいた
■異世界生物図鑑 登録情報
名称:fish
分類:水域型使い魔従属モンスター
生息域:水のある場所の多くで確認
随伴個体:
・フィン(運搬担当)
・ギル(酸素トルネードで防御)
特徴:
目撃者によって姿が変わる。
たまに船や人を襲う(*いたずらの可能性あり)
ーー『異界生物図鑑』第F項より
■接続記録
城主
「フィッシュっていうのはね、
フィンとギルっていう
2匹の使い魔を常に従えてる
モンスターのことだよ。
水のなかに住んでてね、
たまに人や船を襲うんだ」
張飛
「なんだ、その化け物!?
ちょっと、俺が行って倒してきてやるよ!」
城主
「でもね、このモンスター、
水のあるとこならどこでも
見かけることがあるみたい」
劉備
「何!?生息範囲がそれほど広いとは。
民が襲われないか、心配だ」
城主
「しかもね、
目撃者によって映る姿が違うんだって」
関羽
「……それは、厄介だな」
諸葛亮
「……(笑)」
趙雲
「……(肩が小刻みに震えている)」
司馬懿
「……(高速で何かを書き留めている)」
リアン
「城主、それ面白いね!
英英辞典の異界ファンタジー化?」
城主
「??」
リアン
「??」
城主
「だって、ここに
『with fins and gills』って書いてあるから、
フィンとギルが一緒にいるんでしょ?」
リアン
「!!
諸葛亮
「ふふっ。
城主、それは
『ヒレとエラという器官をもつ』生き物
という意味ですよ」
城主
「え!?」
張飛
「ん?
なら、そのフィッシュとかいう化け物は、
いないってことか?」
劉備
「ならば、良かった」
関羽
「……(ツボにはまった)」
城主
「やだぁ〜。読み間違えてたの?
なんで普通の辞典にモンスターの説明が
書いてあるのか、不思議だったんだよ」
城主
「でもフィンとギルのほうが、
ちょっとカッコよくない?」
司馬懿
「……記録。
城主、魚を魔物に昇格させた」
張飛
「じゃあ晩飯は魔物か?」
張飛のその言葉にみんなが笑い、
司馬懿がそっと、
書付けを熟成庫へと運ぶのであった。
■接続してしまった解析
「with fins and gills」=ヒレとエラという器官を持つ
*使い魔ではない。
■管理者メモ
・fishは使い魔を持っていない。
・英英辞典は通常はただの辞典。
・城主が使うと80%異界に接続する。
・熟成庫へ保存済。
接続ログ case 002はこちら
