父子家庭で「母親の存在」をどうしているのか
父子家庭になって
よく聞かれることがあります。
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「お母さんの代わりってどうしてるの?」
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正直に言うと
父親に母親の代わりは難しいと思っています。
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家事はそれなりにできる。
でも
見ているポイントが違う。
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例えば
子供のズボンの丈が短くなっていること。
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お母さんはすぐ気づく。
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でも僕は
言われるまで気づかないことが多い。
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父親が母親になる。
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それは
簡単なことじゃありません。
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ただ
うちの場合は
少し違う形になっています。
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娘が
母親のような役割をする場面があります。
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「洗濯物ひっくり返しに脱がないで!」
「干すの大変なんだから!」
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「給食エプロン、アイロンかけたんだからシワにしないで持ってきな!」
「シワあったら恥かくのうちだよ!」
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「お前寝坊するんだから早く寝なよー!」
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息子は
文句を言いながらも
姉の言うことに
ちゃんと従っています。
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まるで
母親のようです。
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僕が元気がない時も
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「パパ元気出しなよー」
「嫌なことの後にはいいことあるよ」
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「明日のお弁当、私が卵焼き作ってあげるから」
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そう言ってくれます。
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その瞬間だけ見ると
妻がそこにいるような感覚になる時もあります。
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年齢のわりに
妙に大人びている時があります。
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もしかすると
家庭にいない母親の役割を
娘なりに背負っているのかもしれません。
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それがいいことなのか
悪いことなのか
正直わかりません。
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ただ
一つ思うのは
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子供は
環境に合わせて
強くなるということです。
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娘にとっての母親は
今はいません。
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でも
記憶の中には
いるのかもしれません。
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優しかった頃の母親の姿が。
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だからこそ
今の姿があるのかもしれません。
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正解は分かりません。
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でも
こうやって
今の形で
成り立っています。
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ただ
ここに至るまでは
簡単ではありませんでした。
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母親がいなくなった日。
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あの日から
すべてが変わりました。
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その時のことは
こちらに書いています。
