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T-bone Walker - Funky Town (1968)

本作はT-Boneウォーカーがジャズファンク的なサウンドに挑戦した一作。チープなデザインにどぎつい配色、おっさんの顔写真とコテコテ基準では内容が保証されたデザインです。ファンキーでありながらも野暮ったいところに強い魅力を感じます。もちろんT-Boneは最高なギターを弾きまくりおっさん臭い声で歌いまくっています。もちろんこれが最高にブルージーでたまりません。ファンクとブルースの融合の最初期の例として、T-Bone晩年の良作として貴重な一枚です

メンバー
不明ですがサイドギターはメルブラウン、ピアノはロイドグレン、ドラムはポールハンフリー、ベースはロンブラウンという説もあります。(オルガンとホーンセクションは奏者不明)。メルブラウンもハンフリーも好きな奏者なのでもし事実なら嬉しいです

Goin' To Funky Town
タイトルに反して4ビートのジャジーなインスト。全くファンキーではないですがケニーバレルのミッドナイトブルーのブルースバージョンといった感じでこれはこれでありです。

Party Girl
ペンペンしたリズムギターとJBばりにシャープなホーンセクションがかっこいいファンクブルース。Tボーンのギターとボーカルは全く変わっていないのに違和感なくはまっているのが面白いです。

Why My Baby(Keep On Brothering Me)
ローウェルフルスンのTrampやメンフィスホーンズのようなホーンセクションが印象的な曲。統制がとれているのにバリトンだけはそこから外れて別のフレーズを吹くアレンジが面白いです。

Jealous Woman
シャッフル調のリズムにのって豪快なギターが映えてます。ファンクというよりソウルっぽいアレンジです

Going To Build Me A Playhouse
ブルースらしいズンズンしたリズムを前面に出したファンク3:ブルース7な曲。ジャズっぽさもほんのりあるギターソロがいい感じです

Long Skirt Baby
アップテンポのファンクでメルブラウンのモコモコしたリズムが効いています。キレのいい方がファンキーな感じがしますが意外とぴったりはまっています。

Struggling Blues
ファンク感のないストレートなブルース。ブルースハープのやるせない感じがいいです

I'm In An Awful Mood
こちらもオーソドックスなブルース。度々演奏している曲ですが面白いところでは69年のJATPに参加した際にルイべルソンやディジーガレスピーと共演した音源もあります。

I Wish My Baby (Would Come Home Tonight)
8ビートのソウルっぽいモダンブルース。T-ボーンこの時57歳。当時としては大大ベテランなのにファンクやモダンブルースに挑戦してしまうのはさすがです。