Stanley Turrentine & The Three Sounds - Blue Hour(1961)
スリーサウンズとスタンリータレンタイン。共にソウルフルな演奏で人を踊らせ、ブルースでしみじみさせることが大の得意。そんな二組が共演してしまったらそれはもうブルースブルースブルースになることは間違いない。本作は形式こそブルースではない曲ばかり(らしい)ですがフィーリングは期待以上のブルース。タレンタインはレスマッキャンとも共演していますが個人的にはここまできたらラムゼイルイスや、コンガとピアノ時代のルードナルドソンのリズムセクションとも共演してほしかったところ。ちなみにルーもスリーサウンズと共演していますがそちらはスリーサウンズのポップな面が強くでた演奏をバックにビバッパーとしてバリバリ吹きまくる一枚。今回言及した作品は全部紹介します。
メンバー
スタンリータレンタイン:テナーサックス
ジーンハリス:ピアノ
アンドリューシンプキンス
ビルダウディ:ドラム
I Want A Little Girl
ジーンのブルージーなピアノが空気をブルーに染め上げます。スタンリーが入るとさらにブルーに。ジーンアモンズのような40~50年代のハードなテナー奏者からの影響を強く感じるむせぶブローを披露。
Gee Baby, I Ain't Good To You
さらに空気はブルーに。リズムセクションがグルーヴィかつどっしりとしたリズムを作っていますがここまで強いリズムを作り出すリズムセクションも珍しいと思います。
Blue Riff
ジーンのソウルフルに弾むピアノがかっこいい一曲。スタンリーの力みすぎないブローがかっこいいです。
Since I Fell For You
スタンリーのしみじみとしたテナーが胸にしみるバラードナンバー。
Willow Weep For Me
こういったセッションでは欠かせない一曲をまさにこれといいたくなるようなトーンの演奏です。ここでのスタンリーは雲のようなソフトなサウンドです
