Lonnie Smith - Mama Wailer(1971)
ブルーノートを離れてKUDUに移籍しての初作品。しかしここからのリリースは一枚きりでおわり4年後にグルーヴマーチャントと契約するまで一時レコーディングは休止状態となります。作風的にはオルガンとクラヴィネットの二刀流。ワウをほとんど使わないクラヴィネットのギザギザした素の音色が強烈です。バックの面々もKUDUでは馴染みの深い人ばかり。ハードバップ、ファンク、ブーガルー、そして当時のジャズの新しい波がぶつかり合っています。
メンバー
ロニースミス:オルガン、クラヴィネット、ボーカル
ダニームーア:トランペット
グローヴァーワシントンjr:フルート、テナーサックス
マーヴィンキャンベル、デイブハバード:テナーサックス
ジョージデイヴィス、ロバートロウ、ジミーポンダー:ギター
ロンカーター、チャックレイニー:ベース
ビリーコブハム:ドラム
ウィリアムキング、アイアート、リチャードプラット:パーカッション
Mama Wailer
オーソドックスなジャズファンクですがソロで使われるギザギザしたクラヴィネットとラテンパーカッションが耳を惹きます
Hola Muneca
ゴリゴリとしたベースが響くクールなジャズファンク。こちらではオルガンを使っていますがラリーヤングのような前衛的ともジミースミスのようなブルージーでコテコテとも違った奇妙な演奏です
I Feel Move The Earth Move
キャロルキングのカバーでこの曲のみグローヴァーワシントンがアレンジをしています。(ほかの曲はアレンジなし)アレンジがあるからかオリジナルのメロディを活かしたノリのいいジャズファンクになっています。
Stand
スライのカバーで最初はメロディを活かしたノリのいいジャズファンクですがそれはほんの最初だけ。どんどんトリッキーなジャムへと変わっていきます。特に8分半あたりからエレクトリックマイルスみたくなりますがこの部分は96年のアルバムTribute to Jimi HendrixにてJimi meets milesという独立した曲として再演されています
