Dinah Washington - Queen & Quincy(1964)
ブルースフィーリングの濃いダイナワシントンとジャズをベースにしつつも様々なアレンジが得意なクインシージョーンズ。二人の相性が悪いわけがありません。基本はビッグバンドをバックにしたジャズですがブルースやR&B、ラテンなどが隠し味になっていて非常に楽しい一枚になっています。
メンバー
4
クラークテリー、ジミークリーブランド:トランペット
ポールクィニシェット:テナーサックス
セシルペイン:バリトンサックス
ウィントンケリー:ピアノ
キーターベッツ:ベース
ジミーコブ:ドラム
バリーガルブレイス:ギター
それ以外
アーニーロイヤル、チャーリーシェイヴァーズ、クラークテリー、ジョーワイルダー:トランペット
ジミークリーブランド、アービーグリーン、クェンティンジャクソン:トロンボーン
トムミッチェル:バルブトロンボーン
ハルマクシック、ジェロームリチャードソン:サックス
アンソニーオルテガ:アルトサックス、フルート
ラッキートンプソン:テナーサックス
ダニーバンクス:バリトンサックス
ドンエリオット:メロフォン、ヴァイブ、ボンゴ
スリーピーアンダーソン:ピアノ
バリーガルブレイス:ギター
ミルトヒントン:ベース
ジミークロフォード:ドラム
Makin' Whoopee
コミカルなボーカルと演奏が楽しい一曲。コロコロとなる音はザイロフォンという木琴のおもちゃのような楽器です。
Ev'ry Time We Say Goodbye
アーニーウィルキンスの編曲で柔らかく切ないバラードですがダイナのほんのりブルースを感じるボーカルが印象的です
They Didn't Believe Me
ほんのりラテンをにじませた一曲。トランペット隊のソロ回し、しっかりとしたリズムセクションとクインシーらしい編曲です
Easy Living
ピアノトリオとギターによる演奏をメインにし、ホーンセクションは最低限の伴奏のみというスモールコンボに近い編曲のバラードナンバー。甘いメロディをかなり甘く演奏していますがダイナのブルース由来のほどよくアクのあるボーカルと合わさることで丁度よい塩梅になっています。
Caravan
デュークエリントンの曲でラテン調のリズムにエリントン楽団のようなワウワウミュートを効かせたトランペット、東洋風のホーンセクションとクインシーのデュークへのリスペクトが伺える一曲です。
You Let My Love Get Cold
グイグイとシャウトしながら歌うダイナのボーカルがかっこいい一曲。
Is You or Is You Ain't (My Baby)
ルイジョーダンの曲。ジャズとR&Bをミックスした演奏とボーカルが楽しい一曲。
Never Let Me Go
しみじみとしたボーカルが切ない一曲。編曲はベニーゴルソンで気品あるソフトなサックスソロはラッキートンプソンです。
Perdido
ソンブレロ、アディオス他メキシコを連想させるスペイン語の単語が多く入ったラテン調の一曲。クラークテリーやアンソニーオルテガの饒舌なソロも印象的です
Tears To Burn
ミディアムテンポのブルースナンバーでこの曲のみクレジットがクインシージョーンズオーケストラとなっていて個々のものは不明です。ワーデルクレイがテナーサックスという説もあるようですが、録音日は彼の死後になっているうえに録音日の記録が間違っている可能性もあり不明です。
Somebudy Loves Me
ガーシュウィンの一曲で可愛らしい歌い方が印象的です。
I'll Close My Eyes
美しいバラードナンバーで鈴のような音(チェレスタ?)の素朴な響きが印象的です。
