【実践記録】AIだけで英語学習を続ける方法|外貨収入を目指して
こんにちは、水澄 深(MizuiroDeep)です。
「英語の勉強って続かないんだよなー」
って思ったことありませんか?自分はつい最近何度目かに思いました。
円安の今、海外で外貨を稼ぐ機会が増えているように感じる今日この頃。でも仕事を取るには英語の壁があるのも事実。この記事では、挫折経験がある人でもAIを使って無理なく英語力を上げていく方法を自分で実践しながら紹介していきたいと思います。
外貨を稼ぐために英語を勉強したい
筆者の現状について
ここ数週間ランサーズやクラウドワークスなど日本のクラウドソーシングサイトで仕事をしつつ、「円安なので同じことを海外のクラウドソーシングサイトでもやろう!」と思い立ち、Clickworker(ドイツ発の海外版クラウドワークスみたいなやつ。)に登録して簡単なタスクをやっています。
自分がやっているのは英語があまりできない状態でもできる系のタスクです。今はもっと仕事の幅を増やすためにAIを使って英語力をトレーニングしてます。
一方その頃、並行してやっている日本のクラウドソーシングサイトでは、たまに高単価のAIアノテーション系のタスクをちらほら見かけます。
AIアノテーションとは?
画像・テキスト・音声などの生データに「これは犬」「これは道路」といったタグやラベルを付ける作業のことで、AIが学習するための「教師データ」を作成する作業です。

ざっくり言うとAIが勉強するための教材づくりのようなものです。これ系のタスクは割と単価のいいものが多い体感です。記憶に残ってる範囲で20分くらいで終わる作業で1500円くらいの案件とかがありました。そこでふと思い浮かびました。
「海外ならもっとこれ系の仕事あるんじゃね?」
基本的に日本語より英語を話す人のほうが多いわけだから英語圏のサイトの方がお仕事がいっぱいあるのではないかと。Clickworkerに関してはまだ簡単なタスクしか見かけないので、ここらでもっと自由に働ける場所を開拓して好きなタイミングで好きな仕事ができる体制を築きたい。
翻訳ツール使えばいいじゃん←ダメなパターンもある
「翻訳ツール使いながらやればなんとかなるっしょ!」
今のところ簡単なタスクしかやっていないので日本語OKなタスクや翻訳ツールをちょっと使えばなんとかなるタスクばかりしかやってません。
しかし、調べていくと単価の高いAIアノテーションのタスクやそれに特化したサイトでは自分の英語力だけで記述をする必要があるらしい。つまり、分からない部分は翻訳ツールで乗り切る戦法が使えません。
今の英語力について
英語力については、「自分は今どのくらいのレベルなのか」を知るためにCEFRという共通の物差しが役立ちます。
CEFRとは?
「その言語を使って実際に何ができるか」を示す指標で6段階あります。英語の場合、例えばCEFRのB1は海外旅行はできるレベル(標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。)だけど仕事で使えるほどではないといった感じです。

ということでClaudeに助けてもらおうと思います。
以下はプロンプト(チャットに入力する文章)。
海外クラウドソーシングで仕事をできるレベルの英語力を身につけたいと思っています。
【前提】
- 現在の英語力:CEFR B1程度
- 学習ツール:ClaudeなどのAIのみ使用(既存の英語学習サービスは使わない)
- 悩み:継続が苦手で、過去に学習サービスを始めても長続きしなかった経験がある
習慣化の心理学や行動科学の観点から、
飽きずに続けられて実力もつきやすい学習法を提案してほしいです。
具体的にどう進めればいいか教えてください。現状と目標部分のレベルを変えれば恐らく誰でも使えるプロンプトになると思います。
ちなみにプロンプトの中で「(既存の英語学習サービスは使わない)」とか「飽きずに続けられて~」とわざわざ書いてあるのは自分がなんども過去に英語の勉強アプリを使って継続できた試しがほとんどないからです。なんとかAIの力を借りて英語学習を習慣化したいです。
以下Claudeの回答。
目標と現状の整理
B1→業務レベル(B2〜C1)は現実的に達成できる目標です。
ただし既存の英語学習サービスが続かなかった理由を先に分析すると、
おそらく
「学習そのものが目的化している」
「成果が見えにくい」
「やることが多すぎる」
あたりが原因だと思います。確かに。毎日やらなきゃやらなきゃと頑張ってた割には成果が見えなくてモチベーションが続かなかったのはある。
続けてClaudeの回答。
継続しやすい設計の原則(心理学ベース)
習慣は「意志力」ではなく「設計」で決まります。
まず重要なのは、学習を「既存の行動」に紐付けることです(習慣スタッキング)。
「コーヒーを飲みながら」「通勤中に」など、
すでに毎日やっていることとセットにすると定着率が大きく上がります。
次に、量より頻度を優先してください。
30分週2回より、5分毎日の方が習慣として根付きやすいです。
最初は「少なすぎるかな」と思うくらいが正解です。
そして即時フィードバックが重要です。
既存の英語学習サービスが続かないのはフィードバックが遅延・抽象的だからです。
Claudeを使う最大のメリットはここで、すぐに添削・会話ができます。まずは続けること優先ってことね。しかも今回は何かあればすぐ質問できるからもやもやしたまま終わることはなさそう。
そんなこんなでやりとりをしつつ具体的な学習プランを考えてもらった。
まずClaude(ChatGPTとかGeminiでもOK)に学習プランを考えてもらい、それをプロジェクトにテキストファイル形式などで保存。このファイルをClaudeのプロジェクト機能にアップロードしておくことで、チャットを開いた瞬間にClaudeがそのカリキュラムを読み込んだ状態でレッスンが始まるようにしました。
Claudeのプロジェクト機能とは?
Claudeで使える機能で、よく使う指示や資料をあらかじめ登録しておける仕組みです。普通のチャットだと毎回「あなたは英語の先生です。カリキュラムはこれで...」と説明し直す必要がありますが、プロジェクトにまとめておけばその手間がなくなります。英語学習の場合は「カリキュラム資料」とカスタム指示(Claudeが一番最初に読む指示)を登録しておくことで、定型文を送るだけでレッスンが始まるようになります。

他のAIを使っている人も、学習プランをテキストファイルやマークダウンファイルにして事前にアップロードしておけば同じことができるはずです。ChatGPTならClaudeと同じくプロジェクトに、GeminiならGemにファイルをアップロードしつつ、カスタム指示に「アップロードしたファイルに従ってレッスンを開始してください」と書いておけば同じように資料を見ながらレッスンを進めてくれると思います。
資料を記事にそのままコピペすると冗長になるのでここからはClaudeに作ってもらった学習プランについて大まかな内容を紹介していきたいと思います。
具体的な学習プラン
全体の流れ

大きく3つのフェーズに分かれています。
Phase 1:習慣を作る(1〜2ヶ月)
この期間の唯一のゴールは「毎日Claudeを開く習慣を作ること」。実力向上は目的ではない。
Claude曰く「簡単すぎる」と感じるくらいが正解で、その感覚があるうちは挫折しないとのこと。
追記: 今この追記を書いている時点で5日目なのですが、今のところこの学習に取り組むこと自体にハードルは何も感じてません。難しくて挫折する心配よりチャットを開き忘れないようにする方を気を付けたほうがいいくらいに感じてます。
毎日のやり方
新しいチャットを開いて以下を送るだけ。
レッスン開始
フェーズ:Phase 1
曜日:○曜日「レッスン開始」という言葉、現在のフェーズ、今日の曜日を入力するだけでClaudeがプロジェクトに登録してあるカリキュラムを読み込んで、その日のレッスンを進めてくれます。レッスンが始まったら後はClaudeが最後までリードしてくれる感じです。
ちなみに曜日ごとのメニューはこんな感じ。

Claudeが「毎日同じような内容だとこいつは飽きるな」と察してくれたのか曜日に寄って適度にやる内容が変わるようにしてくれています。最終的に日曜日にその週の振り返りをしてどれくらいスキルアップしたかも確認してくれます。
最初の文章を送信するとこんな感じでClaudeがレッスン内容を指示してくれます。

後は言われるがままに指示されたことをこなして最後にフィードバック(「この文章はこう書くともっと伝わりやすいですね!」的な)をもらいます。
この日は日記を書く課題で「英語を勉強したいのでTwitch(Youtubeのライブ配信みたいなやつ)で海外のライブ配信を見ました」的な内容を英語で書きました。
以下はClaudeからのフィードバック。

フィードバックでは心が折れないようにClaudeが少し気を使ってくれているように感じます(笑)
継続のルール
2日連続でやらない日を作らない、これだけ。1日サボってもOK。翌日5分だけやれば継続扱い。うっかりやり忘れた時に「うわー!連続記録が途切れた・・・」と萎えてやめることへの対策です。最初から完璧を求めないようにします。
Phase 1→Phase 2への移行条件
以下の5項目中4項目以上を満たしたらClaudeが「Phase 2に進みましょう」と提案してくれる。
学習を既存の習慣(朝食後・就寝前など)に紐付けられた
直近2週間で10日以上レッスンを実施した
日記ライティングで3文以上を5分以内に書けるようになった
基本ロールプレイの返答を辞書なしで書けるようになった
基本表現5つを見ないで使える(Claudeが抜き打ちテストで確認)
「いやまだ流石に早いよ・・・」と思ったら断ってもいい。ここらへんの条件はこれから継続していく中で必要に応じて修正していけたらなと思ってます。
Phase 2:業務英語の型を習得(3〜4ヶ月)
「翻訳やAIなしで書ける」を目指す本番フェーズ。ここから実力向上が始まる。
いよいよここから本格的に実力をつけていく段階。Phase 1で習慣さえ作れれば、あとは自然に流れに乗れる設計になっています。
3ヶ月目:プロフィール・提案文
UpworkやFiverrの実フォーマットに合わせて、自己紹介文・案件への提案文を自力で書けるようにする。
UpworkとFiverrとは?
どちらも世界最大規模の海外フリーランスマッチングサービスです。ランサーズやクラウドワークスの海外版と思ってもらえれば大体あってます。
4ヶ月目:業務中のコミュニケーション
確認メール・進捗報告・納品・クレーム対応・フィードバック依頼など、実務で頻繁に使う場面を一通り練習する。AIアノテーション特有のやり取り(ガイドライン確認・品質スコア対応・完了報告など)も含む。
Phase 2→Phase 3の移行条件
プロフィール文をテンプレなしで20分以内に書ける
提案文を15分以内に書ける
業務メール3種類をそれぞれ10分以内に書ける
AIアノテーション用語を20個以上正しく使える
クレーム対応ロールプレイで3往復以上プロフェッショナルに対応できる
今の自分の実力ではこの条件でいいのかしっくりこないのでやりながら適宜条件をブラッシュアップしていこうと思います。
Phase 3:実戦・自走(5ヶ月目以降)
実際に英語で仕事をしながら伸ばし続けるフェーズ。
UpworkかFiverrにアカウントを作り、まずは初心者向けの案件に応募する。合否より「英語でやり取りする経験」が目的。実際のクライアントとのやり取りをして経験を積む。戦いの中で成長ね。
ここらへんまで到達できたらAIアノテーション(テキスト・LLM系)に特化した海外プラットフォームのqualification test(適性テスト)をClaudeと一緒に対策しようと思ってます。この手のサービスは状況の変化が速いので、その時点で稼働しているプラットフォームを改めて調べながら進める形にする。
この頃には日本のクラウドソーシングと同じくらい外貨を稼げてたらいいなと思ってます。
学習環境まとめ
ツール:Claudeのみ(アプリ・サービスは使わない)
Claudeのプロジェクト内にカリキュラム資料を保存済み
毎回の定型文を送るだけでClaudeが自動でレッスンを進行・難易度調整・フェーズ移行判定まで行う
自分はClaudeを使ってますが他のAI(ChatGPTなど)でもプロジェクト機能があれば同じようなことができます。
外貨を稼ぐために
まずは海外のクラウドソーシングサイトで
「英語なしでできるタスクから始める」
↓
「英語力が上がったらより高単価の仕事に取り組む」
にシフトしていくというのが今の自分の作戦です。
現時点では習慣づけのPhase 1の真っ只中です。5日目でまだ結果は何も出ていませんが、続けていける感触はあります。進捗は随時この記事か別記事で報告していく予定なので、気になる方はフォローしておいてもらえると嬉しいです。
