占い師の思考ノート① 答えは、命盤の中だけにはなかった。〜占い師が大切にしていること〜
この「占い師の思考ノート」は、勇気を出してご相談くださった皆さまとの出会いから生まれています。
ご本人に投稿へのご理解をいただいた内容のみ、プライバシーに十分配慮したうえで、そのとき私が感じたことや、星を読み解く中で考えたことを綴っています。
※文中には紫微斗数で使う占い用語が登場します。
「これはどういう意味?」と思われた言葉がありましたら、どうぞお気軽に質問箱からおたずねください。
皆さまからいただいたご質問は、今後の記事や思考ノートづくりの参考にもさせていただきます。🍵
はじめに
先日公開した
という記事に、たくさんの反響をいただきました。
読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
あの記事には書ききれなかったことがあります。
それは、
私がどんな順番で命盤を読み、どんな理由で答えにたどり着いたのか。
今日は、その裏側をお話ししたいと思います。
「時間がわかりません」
今回ご相談くださった方は、お仕事について悩んでいました。
転職を考え始めたばかり。
ただ、一つだけ困ったことがありました。
生まれた時間がわからない。
紫微斗数では、生まれた時間によって命盤が変わります。
命宮も変わる。
身宮も変わる。
仕事を見る官禄宮も変わる。
だから、時間が分からないと鑑定は難しい。
学び始めた頃の私は、そう思っていました。
でも今回は違いました。
相談者さんは真剣に悩み、
真剣に自分の人生と向き合おうとしていました。
その姿を前に、
「時間が分からないので読めません。」
その一言では終われなかったのです。
「だったら、全部出してみよう。」
思いついたのは、とてもシンプルな方法でした。
十二時辰すべての命盤を作ってみる。
正直に言えば、
「大変だな。」
とは思いました(笑)。
でも、不思議と嫌ではありませんでした。
むしろ、
ワクワクしていた。
一つずつ命盤を見比べながら、
命宮
身宮
官禄宮
財帛宮
共通する星を拾っていく。
まるで、一枚ずつパズルを組み立てるような時間でした。
命盤だけでは決めません
ここで一つ、大切にしていることがあります。
私は、
命盤だけで答えを出さない。
ということです。
相談者さんが歩いてきた人生。
どんな仕事をしてきたのか。
何が好きなのか。
どんな働き方をしたいのか。
今回の方は、
以前、整体師を育てる学校で講師をされていました。
「教えることは好きです。」
その一言を聞いた瞬間、
命盤の見え方が変わりました。
最初は別の命盤が有力だと思っていました。
ところが、副星まで見ていくと、
「これは講師の命盤だ。」
そう思える並びが現れたのです。
占いは、
星だけを見るものではありません。
人生と星を重ね合わせることで、
初めて命盤が語り始める。
私はそう感じています。
この先は有料です🍵
ここから先は、
実際の鑑定の中で私がどのように命盤を絞り込み、
「この命盤で間違いない」と確信するまでの思考過程をお話しします。
なぜ質問をしたのか
「先月から」という一言で何がつながったのか
私が「当たる」より「納得」を大切にする理由
占い師として、相談者さんと向き合うときに考えていること
「占い師の頭の中」を、一緒にのぞいていただけたら嬉しいです。
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