- 著者
- 陳 俊龍
- 発売日
- 2024年7月1日
- ページ数
- 252

本書は長年、香港と日本を中心に東アジア全般で個人鑑定から企業コンサルまでを手がけてきた著者による、本邦初と言える秘伝公開書です。 ベースとなるのは、2019年から2021年に東京で開催された講座となっていますが、そこに著者実践例である鑑定も加筆されています。 著者が何十年間もの経験を通し培った紫微斗数に関する知識を基盤として、実際の鑑定で使いやすく的中率の高い技法のみを選りすぐってまとめました。 本書は2つのポイントを目指して書かれました。 1つ目は、香港や台湾の占い師のように、オリジナルの暗記法と左手を使った算出法(掌訣=しょうけつ)だけで、鑑定に必要な命盤を作成できるようにすることです。日本の一般書では表を使って星の配置を導き出しますが、この本では表を使いません。そのため、誰でも気軽に命盤を作成できます。 2つ目は、命盤の持ち主の性情を深く分析するよりも、紫微斗数を使って未来予測ができるようになることです。本流派では、四化星や星同士の特殊な組み合わせ(格局)を重視します。命盤には十四主星と厳選された助星のみを使用し、複雑さを避けて的中率の高い命盤を作ります。 著者は「あとがき」でこのように言います。 「占いは絶対迷信ではない。何十年間占いを経験したあとの結論です。 私も工学出身で、私の人生観は規律、順序、合理性と検証性。 物事は計算した結果通り進みます。人生もそうです。 「富貴貧賎、寿夭賢愚、禍福得失」全て計算出来ます。 私は弟子を入れる前に必ず面接します。三種類の人には占いを教えません。 ① 心性が悪い人。「心術不正」、占いを悪用する可能性があります。 ② 心の弱い人。人の悩みばっかり聞いて、影響されやすい。 ③ 理解力、分析力、判断力が乏しい人。占いは悩みを聞いてアドバイスを出します。或いは人生を測って、正確な道を指示します。誤算の結果は大変な人生に至るでしょう。 弟子たちに対する教え: 真面目、誠実な占いは「助己助人」。 我々が求めるべきは「占術」ではなく、「占道」です。 どんな占いにも口伝の秘密があります。 本当はこういう秘密を洩らしたくはありませんが、そろそろお迎えが来る歳なのでもう良いでしょう。」 熱意を持って本書の秘伝を繰り返し勉強し、実践で積み重ねることで、初心者であってもプロの鑑定士レベルにまで到達できます。 まさに、紫微斗数の究極の1冊です。 <目次> 本書に寄せて 関谷 剛(医師・医学博士) 松岡 秀達(占い師・工学博士) 初めに・導言 この本の特徴 流派の流れ 第一章 基本知識 1)暦について 2)陰陽・五行・干支 3)十二支の三合局 4)命盤の十二宮 5)順行(逆行)と順加(逆加) 第二章 命盤の作成方法 1)命盤の紙について 2)依頼者の資料(氏名・出生情報など)の記入 3)寅宮天干の求め方 4)命宮と身宮の求め方 5)他の宮の求め方 6)五行局の求め方 7)大運の年と宮位の求め方 8)紫微星の求め方 9)紫微系星の順番と配置 10)天府星の求め方 11)天府系星の順番と配置 12)禄存星の求め方 13)羊刃星・陀羅星の求め方 14)地劫星・地空星の求め方 15)天馬星の求め方 16)火星・鈴星の求め方 17)文曲星・文昌星の求め方 18)左輔星・右弼星の求め方 19)天魁星・天鉞星の求め方 20)四化星(化禄星・化権星・化科星・化忌星)の求め方 21)命主・身主 第三章 星の説明 1)十四主星 ① 紫微 ② 天機 ③ 太陽 ④ 武曲 ⑤ 天同 ⑥ 廉貞 ⑦ 天府 ⑧ 太陰 ⑨ 貪狼 ⑩ 巨門 ⑪ 天相 ⑫ 天梁 ⑬ 七殺 ⑭ 破軍 2)助星 八吉星 ① 禄存・天馬 ② 文曲・文昌 ③ 左輔・右弼 ④ 天魁・天鉞 六煞星 ① 羊刃・陀羅 ② 火星・鈴星 ③ 地劫・地空 3)四化星 ① 化禄 ② 化権 ③ 化科 ④ 化忌 第四章 天盤の看法 1)天盤とは 2)十二宮の意味 3)身宮について 4)身宮による裏命盤の求め方 5)命盤の基本的な看法 第五章 大運の看法 1)大運とは 2)大運の始まる時期 3)大運が起きるまでの運勢の看法 4)大運の切り替わり 5)大運の記入例 6)大運の命宮 7)大運の十二宮 8)大運の星の配置方法 第六章 流年の看法 1)流年とは 2)流年の切り替わり 3)流年の命宮 4)流年の十二宮 5)流年の星の配置方法 第七章 流月の看法 1)流月とは 2)流月の切り替わり 3)流月の命宮 4)流月の十二宮 5)閏月の考え方 6)流月の星の配置方法 第八章 流日の看法 1)流日とは 2)流日の切り替わり 3)流日の命宮 4)流日の十二宮 5)流日の星の配置方法 第九章 流時の看法 1)流時とは 2)流時の切り替わり 3)流時の命宮 4)流時の十二宮 5)流時の星の配置方法 第十章 実例解説 1)命格 2)幼少期の実父の死 3)兄弟の死 4)双子 5)配偶者の死と再婚 6)子女の先天的な健康問題 7)宝くじ 8)仕事運の急展開 9)事業の失敗 10)詐欺被害 11)投獄 12)脳腫瘍 13)交通事故 14)病死(肝臓がん) 15)病死(肝臓がん) 16)病死( 悪性リンパ腫) 17)病死(胃の内出血) 18)病死(脳腫瘍) 19)飛行機事故 参考文献 あとがき 著者プロフィール 陳俊龍先生からのコメント 紫微斗数は、性格(裏の性格も)、風貌、体型などにとどまらず、生来的な運命や、10年毎に切り替わる「大運」、毎年の「流年運」、毎月の「流月運」、毎日の「流日運」、2時間毎の「流時運」まで解読できる非常にパワフルな占術です。私の紫微斗数の師匠である禤百昌老師は、講義を主たる学びの場としておられたため、書籍という形で教えを残されることはありませんでした。本書はまさに禤老師の口伝をもとに、私の40年、6万人超の鑑定で培った知見を加えて執筆したものです。 本書の特徴は ①左手のみで鑑定ができるようになること ②正確で的中率の高い未来予測ができるようになること であると自負しています。 流派によっては、十四主星のほかにたくさんの副星・助星、星の輝度などを使いますが、本書では十四主星と14の助星のみを使用します。これによりシンプルで見やすく、きわめて的中率の高い鑑定を実現することが可能です。私は香港で多くの流派の紫微斗数を学びましたが、禤老師から学んだ中原派(日本では中州派として知られています)がもっともシンプルで的中率が高く、紫微斗数本来のエッセンスが凝縮されていると確信しています。1980年代、私が禤老師の元で紫微斗数を学んでいた頃、兄弟子から「将来、書籍を出版するだろう」と告げられました。元来怠け者の私が書籍の出版などということがあるはずもなく、兄弟子の冗談だろうと思っていましたが、こうして実際に香港から遠く離れた日本で上梓する機会に恵まれたことは、紫微斗数の的中率の高さの証左でもあると実感しています。 読者のみなさんも、本書で学びを深めれば、いつでもどこでも道具を使わず、左手のみで紫微斗数の鑑定ができるようになります。日々、弟子たちへ伝えていることがあります。 真面目、誠実な占いは「助己助人」であり、我々が求めるべきは「占術」ではなく、「占道」です。本書が必ずや読者の「助己助人」の一翼とならんことを確信しています。 POPまたは見出しとして 1 左手だけで鑑定できる香港の秘伝を初公開 2 富貴貧賎・寿夭賢愚・禍福得失 全て計算できる、紫微斗数究極の一冊 3 驚異の的中率を誇る香港紫微斗数 門外不出の口伝を初公開 陳俊龍『秘本香港紫微斗数教室』掌訣解説動画 https://youtu.be/Wellfy61lgM 陳俊龍『秘本香港紫微斗数教室』口訣解説動画 https://youtu.be/4FW-_q1cvE8