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泣ける歌、泣ける本

【歌謡ショーを観た】

昨年の11月に演劇を見にいきました。
第一部が「お芝居」で第二部は「歌謡ショー」でした。

私は、「お芝居」の方が、目的でやって来たので、「歌謡ショー」にはあんまり期待していなかったのですが、これが面白かったのです。(もちろん、本来の目的である「お芝居」の方も楽しくて堪能しました)

第一部のお芝居に出ていた役者さんたちが、華やかな衣装を着て、「キャンデーズ」「ピンクレディ」「郷ひろみ」「西城秀樹」「野口五郎」「松田聖子」「中森明菜」「沢田研二」「ザ・ピーナッツ」「近藤真彦」「田原俊彦」などに扮して歌うのですが、もう楽しくて楽しくて、一気に40歳ほど若返りました(気持ちが)。

特に、ノリノリになったのが、西城秀樹の『激しい恋』。「ヒデキー」と声をあげている自分にびっくり。びっくりしならがも「ヒデキー。生き返ってくれてありがとう」と思わず、天を見上げたのでありました。

実際には「生き返った」わけではありませんが、あの光景をあの世から見て、きっと「秀樹、感激!」と言ってくれていると思います。

↓秀樹の魅力については、こちらをご参照ください。

【歌への興味】

これを機に、「歌」への興味が高まった私。
家の中で、しょっちゅう、

「やめろと言われても、ヒデキー」

と、振り付け込みで「一人歌謡ショー」をしていました。(「やめろ」と言わんといて)

そうしているうちに、とある公共施設で、月に2回くらい、歌を教える講座が開かれていることを知りました。
「うわあ、楽しそう」
ということで、さっそく通い始めました。

腹式呼吸の練習から始めて、発声練習をして、配られた楽譜を見ながら、いろんな歌を歌います。

『激しい恋』は、まだ歌っていませんが、これまでに行った回では「アルプス一万尺」とか、「昴」とか、「赤とんぼ」とか、有名だけど、忘れかけている名曲を歌いました。心も体もスッキリします。肩こりも緩和されます。

声を出すのって、楽しい。声を出す楽しさに惹かれて、「朗読教室」に通っている私。「歌」にものめり込みそうです。

【切手のないおくりもの】

つい先日も、この教室に行ったのですが、「切手のないおくりもの」という曲を歌いました。チューリップの財津和夫さんが作詞作曲した曲で、私も、若い時に歌ったことがありましたが、忘れかけていました。

私からあなたへ この歌を届けよう
広い世界にたった一人の 私の好きなあなたへ

『切手のないおくりもの』

5番まである歌の1番を歌った時に、不意に泣きそうになりました。意外でした。先生や他の受講生に悟られないようにそっと、涙を拭きました。それでも、涙で詰まって歌えなくなりそうで、必死に気持ちを鎮めました。

この歌は、中学生くらいの時に知りました。その時は、涙なんぞ一滴も出ず、へらへら歌っていました。

そもそも「泣かせよう」と思って作った歌ではないでしょうし、この歌で、泣く人は少ないと思います。

多分、「広い世界でたった一人の 好きな」人だと思っていた人と別れた経験があるから、この歌で泣けてしまうのだと思います。
中学時代の私は、家庭や学校での人間関係や、成績のことなど悩みも多かったものの、恋も別れもあんまり知らないお子ちゃまだったので、この歌では泣けなかったのでしょう。

「泣ける歌」「泣ける本」「泣ける映画」などは、それぞれの人の生きてきた歴史が関係すると思います。

人それぞれ顔が違うように、歩んできた人生も違うし、「泣きのツボ」も違うのでしょう。だから、「自分の歩んできた道」の詳細を知られるのが怖くて、「歌の講座」での私は、「切手のないおくりもの」のもたらす涙を周りの人に見られたくなかったのかも知れません。

【「泣ける本」を選ぶ】

さて、2月8日に、彩ふ文芸部員でもある新宅さんが主催の「ひだまり読書会」があります。今回のテーマは、「泣ける本」です。

私は、この日の都合がつき次第、申し込む予定です。多分、行けると思うので、今は、「泣ける本」を選定中です。

先日、とある飲み会で、太宰治の『走れメロス』で泣けるという話をしたら、驚かれました。あんまりあの本で泣く人はいないみたいですね。

私も、『走れメロス』は何度も読んだし、話もわかっているのですが、終盤のメロスが磔台に登って、セリヌンティウスの足にかじりつくところで、いつも涙腺が緩んでしまいます。
なぜか、この場面で、「泣きのスイッチ」が入ってしまうのですよねー。

でも、他にも泣ける本はあるので、「ひだまり読書会」では、他の本を紹介する可能性もあります。

【太宰治】

さて、太宰治といえば、他にも名作がたくさんありますよねー。
そんな太宰治の代表作の一つ、『斜陽』の読書会もあります。私もすでに申し込んでいます。

いつも記事にしている「彩ふ読書会」です。1月25日です。

『斜陽』は、「彩ふ読書会+」の「名著『斜陽』を読むnote交換感想会」で、4人でリレー形式で、感想を語り合ったこともあって、思い入れが強いです。25日が楽しみです。

これからの人生で、「泣ける名著」も「泣けない名著」もいろいろと読んでいきたいと思います。

皆さんの「泣ける本」は何ですか?

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