父からの送金その後
先日書いた日記だ。
去年の6月に亡くなった父。
そして、つい最近になって受け取った、天国からの送金。
わたしはお気に入りのぬいぐるみポシェットに、それを大切にしまい込んでいる。
ぬいぐるみポシェットは2つある。
メルカリで、クレーンゲーム景品、ということで、ふたつまとめて出品されていたものだ。
ポシェットとしての機能はほぼない。
ほとんど物が入らない。
けれど、ひとつに父からの一万円札を折ってしまいこみ、もうひとつに、父の手書きの父の名前、わたしの名前が記された封筒を折ってしまい込んでいる。
それは、なんだか形見のような気がする。
なので、今月末ピンチになったときも、わたしはその一万円札を崩さなかった。
グループホームに預けてある予備費から、3000円をお願いした。
父からの一万円札、父からの封筒が入った、そのふたつのぬいぐるみポシェットには、なんだか命が宿っているような気がする。
大切に大切に思っている。
お金を大切にする。
もちろん、それはある。
けれど、父から最後に受け取ったお金、それはもはや、神聖なもののような気がする。
金曜日に生活費が入る。
1週間ぶんの食費、タバコ代の予算を組んで。
ときどき気分転換に使っていいお金の予算も組んで。
そして、なにかのときの予備費として、月末にお金を少し残すようにして。
ふたつのぬいぐるみポシェットは、わたしを見守っている。
いいお天気だ。
また雨の日が続くけれど、梅雨の時期はもうしばらくしたら明ける。
わたしは父の娘。
きっと、立ち直れる。
